飲んでもブログ

飲んでいる時に付けたタイトルで間違いではありません。
趣味は山登りやハイキングとDVD映画の収集です。

大山(2日目)

2015年08月18日 | Weblog
 「大山(1日目:見晴台~宿坊、大山絵とうろうまつり)」から続く。

 昨晩は、歩き疲れたのと飲み過ぎたので朝までぐっすり寝てしまいました。

 ところで、2日目の歩程は次のようにしました。
 宿坊-0:30(こま参道)-ケーブル追分駅-1:00(女坂)-阿夫利神社下社-0:30-見晴台-1:45-日向薬師-バス(0:20)-伊勢原駅

<宿坊からこま参道に向かう>

 昨日は気が付かなかったのですが、宿坊の入口にご覧のような美人が立っていました。


 坂道を暫く上ると「良弁滝」の石碑があったので行ってみました。
 「良弁滝」は右側に見える「日の出橋」を渡って行きます。


 「日の出橋」から上流に見えた「開亀橋」を撮ってみました。


 「良弁滝」の隣に由緒ありそうな「開山堂」がありました。


 失礼して「良弁僧正」が祀られている「開山堂」の内部を撮らせて頂きました。


 「良弁滝」はご覧のような小さい滝(落差は約4m)です。
 説明板には、『大山寺開山(天平勝宝7年・755年)に、良弁僧正が入山、最初に水行を行った所。』と書いてありました。


 「日の出橋」から見えた「開亀橋」を渡って元の坂道に戻ります。


 「開亀橋」の上から下の方に見えた「開山堂」を撮ってみました。

<こま参道>

 「こま参道」の入口に着きました。「こま参道」の石段は全部で362段あるんですね!




 「こま参道」の「大山絵とうろう」を撮りながら石段を上ります。


 豆腐懐石で有名な小川屋にも灯籠があったので失礼して撮らせて頂きました。


 ケーブル追分駅に着いたので、昨日、撮り忘れた工事中のケーブル追分駅を撮ってみました。

<女坂>

 昨日お参りした「追分社 八意思兼神社」が、男坂(右)と女坂(左)の分岐になっています。


 女坂を暫く登ると、右側に「女坂の七不思議」の「その一 弘法の水」がありました。
 説明板には、『弘法大師が岩に杖を突いたら、その跡から清水がこんこんと湧き出したという。・・・』と書いてありました。


 更に女坂を登ると、橋の先に赤い頭巾のお地蔵さんが見えましたが、左に見える岩の石段はかなり急ですよ!


 取り敢えず、七不思議の「その二 子育て地蔵」をアップで撮ってみました。
 説明板には、『最初は普通のお地蔵様として安置されたが、何時の頃からか顔が童あ(わらべ)に変わっていた。・・・』と書いてありました。


 「子育て地蔵」にお参りしてから、急な石段を登ると途中に七不思議の「その三 爪切り地蔵」がありました。
 説明板には、『弘法大師様が道具を使わず、一夜のうちに手の爪で彫刻されたと伝えられている。・・・』と書いてありました。
 ⇒ これで、弘法大師さまは2回出てきました。


 急な石段を更に登ると今度は、七不思議の「その四 逆さ菩提樹」がありました。
 説明板には、『上が太く下が細く、逆さに生えたように見えることから、逆さ菩提樹という。現在は二代目である。』と書いてありました。
 幹の太さは変わらないような気がするのですが・・・
 ⇒ どこでも良く聞く話しですが、やはり二代目は駄目ですかね!?


 急な岩の石段を登り切ると、ご覧のようなパワースポットに着きました。
 正面が「前不動堂」で、左に見えるのが「龍神堂(八大堂)」です。


、龍神堂の説明板には、『元は二重滝にあり、寛永18年(1641年)に再建、三代将軍の徳川家光公により寄進される。奈良時代に、大山寺別当の良弁僧正が大山龍神を感得す。・・・』と書いてありました。

 ところで、龍神堂(八大堂)後に見える緑ネットは、大山寺の「かわらけ投げ」のネットみたいですが、こんな所まで飛ばす人がいるんですね!


 龍神堂の脇の石段を登ると、ご覧のような大山寺の石段下に着きました。
 見上げるような石段なので登るのがしんどいです。


 急な石段を登り切ると、目の前に大山寺の本堂があります。
 一休みしてから本堂でお参りをしました。


 本堂の隣に宝篋印塔(ほうきょういんとう)が建っていたので撮ってみました。
 「香花を供えて右回りに3度回ると願が叶う」と言われてようです。


 境内の鐘楼を撮って大山寺を後にしました。


 大山寺の脇から女坂に戻ると、七不思議の「その五 無明橋」がありました。
 無明橋は、『物を言いながら進むと、落し物や忘れ物をする』と言われていますが、説明板には、『話をしながら通ると、橋から下に落ちたり、忘れ物や落し物をしたり、悪いことが起きたりするという。』と書いてありました。


 無明橋を渡ると、今度は七不思議の「その六 潮音洞(ちょうおんどう)」がありました。
 説明板に、『祠に近づいて、心を鎮め耳を澄ませると遠い潮騒が聞こえるという。』と書いてあったので、祠に近づいてみましたが、何も聞こえませんでした。
 ⇒ 邪心があって、心が鎮まっていなかったのかも?


 ここからは、ご覧のような岩の階段を登りますが、男坂の階段みたいです。
 途中で一休みしている人が、『誰が女坂と名前をつけたのか!』とブツブツ言っていました。
 

 階段の途中に、七不思議の「その七 眼形石(めかたいし)」がありました。
 説明板には、『人の眼の形をしたこの石に、手を触れてお祈りすれば、不思議に眼の病が治ると言い伝えられている。』と書いてありました。


 特に、眼の病がないので代わりに菩薩様をアップで撮らせて頂きました。


 ご覧のような岩の階段を登り切ると女坂を踏破したことになります。
 ⇒ 少し、大袈裟ですかね!?


 女坂の最後の階段を登り切ると、ご覧のような女坂の石柱が建っていたので撮ってみました。
 結果的に、女坂の所要時間は1時間20分位でした。

 時間的には少し早かったのですが、阿夫利神社下社下の休憩所で昼食を取ることにしました。

<阿夫利神社下社>

 昼食を食べてから、阿夫利神社下社に行ってみました。


 昨日と同じように、見晴の良さそうな場所に行ってみました。昨日より伊勢原市内がハッキリ見えたのでアップで撮ってみました。


 阿夫利神社下社の石段を下って、下社を後にしました。

<見晴台ハイキングコース>

 昨日と逆コースになりますが、何か新しい発見が出来れば良いですね!


 「二重滝橋」に遣って来ました。昨日よりハッキリ「二重滝」が見えたので撮ってみました。


 昨日は気が付かなかったのですが、「二重社」の前にはご覧のような「呪いの杉」がありました。


 「二重社」から登山道を10分位上ると、今度は山道の左側にご覧のような大きな杉がありました。


 この大きな杉にも、しめ縄があるので「呪いの杉」の一種かも知れませんね!?


 昨日は下りだったので楽でしたが、今日の上りは少しきつい感じがします。


 登山道から阿夫利神社下社が見えたのでアップで撮ってみました。

<見晴台>

 ハイキングコース入口からは30分位で「見晴台」に着きました。
 

 取り敢えず、昨日と同じ位置から山並み撮ってみました。

<見晴台から日向薬師に向かう>

 道標に依ると日向薬師までは4.2kmですが、殆ど下りになので楽そうな感じはしますが・・・


 日向薬師へはご覧のような東屋の脇を通って山道を下ります。


 歩き始めは小石のある山道で少し歩き辛いです。


 暫く歩くとご覧のような杉林の山道になりますが、辺りの景色が見えないのが残念です。


 「見晴台」から山道を20分位下ると、ご覧のような大きなお地蔵さん(石地蔵?)が立っていましたが、説明板もないので由来などは判りません。


 ここからはご覧のような山道をひたすら下りますが、周りは杉の木だらけで見晴らしは良くありません。
 又、小さな岩がゴロゴロしているので歩きづらいです。


 日向薬師まで2.8kmのところに下りて来ましたが、時間は1時間近くもかかってしまいました。
 山道の途中にベンチなどもないのでここで一休みすることにしました。


 ついでに、振り返って下りて来た山道の上の方を撮ってみました。


 日向薬師まで2.3kmのところに着くと、舗装された道路にぶつかりました。


 道標に従って山道を下っても良かったのですが、膝が少し笑っていたので舗装された道路を下ってみました。
 

 この道路(日向林道)は、林業経営のために造られた道路で一般車両は通行禁止になっていました。


 道端の「ふれあいの森 案内図」で日向薬師まで行けるかどうか確認しました。
 「日向ふれあい学習センター」やキャンプ場等の前を通ってこの舗装道路を下れば、日向薬師まで行けることが判りホッとしました。
 

 「ふれあいの森 案内図」から舗装道路を10分位下ると、右側の「九十九曲ハイキングコース」(先程の道標の道?)の入口がありました。
 ⇒ ご覧のような山道を下って来なくて正解でした。
 

 更に、舗装道路を20分位下ると左側に「石雲寺(せきうんじ)」があったので行ってみました。


 ご覧のような立派なお寺で、山号は「雨降山(うこうざん)」となっていました。


 珍しい魚鼓(ホウ)があったのでアップで撮らせて頂きました。


 

 境内に藤があって花の実がたくさんぶら下がっていたのでアップで撮ってみました。


 「石雲寺」を後に舗装道路を10分程下ると、赤い橋の先に「浄発願寺」の三重塔が見えて来ました。




 取り敢えず、本堂でお参りをしました。正式名称は無常山(むじょうざん じょうはつがんじ)です。


 鴨居の龍の眼が光っていたのでアップで撮ってみました。




 小さなお地蔵さんを見守る大きなお地蔵さんがいたのでアップで撮ってみました。






 墓所の前に「恋地蔵」と「闘い地蔵」があったのでアップで撮ってみました。
 ⇒ こんなお地蔵さんを建てたところをみると何か曰くがありそうですね!?


 最後に、立派な三重塔を撮って「浄発願寺」を後にしました。


 日向薬師の近くに遣って来ると、ご覧のような電気柵のある田んぼが広がっていました。
 この辺は彼岸花が自生していて、前に「日向薬師の彼岸花」で来たことがあります。
 日向薬師に行く前に、帰りの時間をチェックするために日向薬師バス停に行くと、バスが停まっていたので乗ってしまいました(仕方ないですね!)。

 結局、日向薬師に行かなかったので、伊勢原駅には16時半ごろ着いてしまいました。
 伊勢原駅近くの寿司割烹が遣っていたので飲んで帰りましたが、2日間で48、000歩(2日目は23,000歩)はさすが疲れますね!

 今回の大山詣は、1日目は、霧で辺りの眺めは良くなかったのですが、「大山絵とうろう」が見れたので満足しています。
 又、2日目は、「九十九曲ハイキングコース」からの眺めは良くありませんでしたが、「石雲寺」や「浄発願寺」が参拝出来たので満足しています。

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