信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

錦秋!那須のゴンドラ

2021年11月27日 | 旅行

東北自動車道那須スマートICから県道305号線を通って20分ほどで到着です。
ここは、栃木県那須郡那須町にあるマウントジーンズ那須ゴンドラです。
突き当りの道を右折すると甲子(かし)温泉方面で、帰りはこちらに向かいます。


駐車場脇のカラマツが黄金色に輝いて迎えてくれました。
ここから、県道をくぐる歩道を通り、エスカレーターで上がります。


標高950mの山麓駅から1410mの山頂駅まで、約10分間で登ります。
密を避けての相乗りなしで、二人の世界の空中散歩です。


山頂駅構内を出ると広場に案内板があり、どのコースも楽しそうです。
今回はツアー旅行、歩いて3分の茶臼山展望台と駅周辺を散策です。


那須連山の主峰茶臼岳の頂は雲を被っていましたが、連山が見えました。
山頂駅一帯はゴヨウツツジの群生地ですが、葉はすでに冬の準備中です。


茶臼山展望台の反対側にまわると、ゴヨウツツジ展望台コースになります。
敬宮愛子様のお印はゴヨウツツジ、那須御用邸内でも純白の花が咲くそうです。


山頂カフェの入り口にコスタコーヒーの案内板、いただきたいところですが・・
もはや、集合時間30分前、カフェを後にゴンドラの駅に駆け付けました。


山頂駅を出発直後のゴンゴラ内から眼下に見える那須高原の絶景です。
この方向には、どうぶつ王国、アルパカ牧場、フラワーワールドなどがあります。


駐車場に戻る途中、植え込みの中にゴヨウツツジを見つけ駆け寄りました。
山頂駅との標高差が500mほど、ここは今が紅葉の見頃、大感激です。


バスは那須ゴンドラを出て、県道290号線で福島県の甲子温泉に向かいます。
甲子温泉からは国道289号線、黄色く色づいた木々の葉が和ませてくれます。
かって、甲子峠付近は車の通らない“登山国道”と呼ばれていたそうです。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

錦秋!明智平・華厳滝

2021年11月20日 | 旅行

東照宮から華厳滝に向かい、上り専用の第二いろは坂の途中の明智平です。
10月31日の明智平のロープウェイ展望台は錦秋真っ盛りです。


ところが、前日10月30日にロープウェイの停止事故があり点検休業です。
建物の壁に掲げられた写真を見て、滝、湖、山の絶景に思いをめぐらせます。


霧が流れ、男体山(なんたいさん・標高2,486m)が全容を現しました。
右隣に見える頂は、男体山と女峰山の間の大真名子山(おおまなこさん)かも?


明智平を出てから明智平トンネルを抜けると、二荒橋前交差点まで大渋滞です。
おかげで、二荒橋上で中禅寺湖から華厳の滝に続く大尻川の写真が撮れました。


華厳滝の駐車場に到着、早速、2つある観瀑台を目指します。
正面の建物が華厳滝エレバーター乗り場で、右奥が滝を上から見る観瀑台です。


有料のエレベーターで降りた観瀑台からは滝壷を正面から見ることができます。
落差97m、その美しさと壮大さはまさに名瀑です。


黒色の岩壁の中を凄まじい量の水が流れ落ちる瀑布、絶景に圧倒されます。
中段部分からは伏流水が表出し、簾状に流れ落ちる無数の滝も見事です。


滝を上から望む位置の観瀑台は、5番目の画像右奥でお店屋さんの裏側にあります。
木々の紅葉が華厳滝を包み、錦秋真っただ中の名瀑、華麗な景観が楽しめます。


華厳滝からは山下り専用の第一いろは坂を下ります。
カーブごとに表示板があり、画像は、いろは48文字のうち25番目のゐ(い)です。
第二いろは坂「い」~「ね」、第一いろは坂「な」~「ん」で、計48カーブです。


ここは日光市鬼怒川温泉、鬼怒川に架かる「ふれあい橋」です。
早朝で独り占めの橋の上から四方の景観を写真におさめました。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日光山輪王寺と東照宮

2021年11月13日 | 旅行

10月31日12時15分、日光山輪王寺駐車場にバスは到着しました。
ここからの案内は、赤いジャケットの堂者引きとも言われるガイドさんです。
画像の⑬から①に向かって見どころや歴史などを教えていただきました。


輪王寺の本堂(三仏堂)、東日本では最も大きな木造建築だそうです。
創建は平安時代、今の建物は徳川家光(3代将軍)により1645年建て替え。
お堂の前の推定樹齢500年ともいわれる「金剛桜」も必見です(画像右)。


門跡(もんぜき)とは、古くより皇室と関わりのある格式高い寺院のこと。
お堂の外で写真を撮ったら、偶然、中が写っていました(堂内撮影禁止)。
三体の大仏様は、画像右から千手観音・阿弥陀如来・馬頭観音で高さ7.5mです。
画像右下は輪王寺大護摩堂から、日光東照宮への参道に出るところです。


この石鳥居には、いくつもの不思議が隠れており、理由も分かっているとか。
参道から鳥居をみると、鳥居がずれて見えます(6度ずれる)。
また、鳥居に近くなるほど参道の幅が1mほど狭くなっている、などなどです。
五重塔は一度焼失し1818年に再建、心柱は四重から吊った懸垂式だそうです。


表門、別名仁王門、ここから先は神杉が立つ東照宮の社殿です。
仁王様の反対側には、木造彩色の獅子(角なし)と狛犬(角あり)が番をします。


神厩舎(しんきゅうしゃ)は、金ぴかの他の殿舎と異なり素木造りです。
見学者が多い理由は、東照宮を代表する彫刻の「三猿(さんざる)」目当てです。
8面に16匹の猿が、それぞれの人生を表現していると言われているそうです。
赤子の時期、幼少の時期(見ざる、言わざる、聞かざる)、青年・・大人・・。
大人の時期は、大志を抱き、仕事に悩み、恋・結婚・子供ができる、と続きます。


祭りの道具等を収納する三神庫(さんじんこ)、手など清める御水舎(おみずや)、
経本を収納する輪蔵(りんぞう)、当時貴重な南蛮鉄灯篭は伊達政宗の奉納です。
唐銅鳥居(からどうとりい)徳川家光奉納、青銅製の鳥居としては日本最古とか。
陽明門の東西に伸びる回廊は見事な彫刻が施され、国宝です。
太鼓を収納する鼓楼、奥は本地堂(薬師堂)で、鳴き龍でお馴染みです。


シンボル的存在の陽明門、1日中見ても飽きないことから「日暮の門」とも。
2017年に大修理が行われたそうで、眩しいほど金ピカでした。


白い木に彫られた龍と龍馬は目貫き(目が彫られていない)です。
目を入れて完成すると龍が飛んで行ってしまうので、未完成にしているそうです。
子供たちの彫刻は「唐子遊び」、のびのびと遊ぶことのできる平和の願いとか。
その下には大人の彫刻、中国の故事などから、乱世時代に平和を導いた賢者とか。
画像右上の柱で奥から2番目が「魔除けの逆さ柱」、柱の模様が逆さです。
建物は完成と同時に崩壊が始まるとされ、わざと未完成にしているのだそうです。


陽明門をとおり抜けると、白い柱が眩しい唐門と透塀が目の前に広がります。
透塀に沿って進むと、坂下門の頭上に左甚五郎作といわれる大人気の眠り猫です。
猫のいわれは諸説があるようですが、警戒心の強い猫が眠るほどの平和の世とも。
見逃したのですが、猫の裏側には、激しく愛し合う雀の彫刻があるのだそうです。
最後に御本社を詣り、江戸時代の文化や建築技法が凝縮された本殿に御礼です。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

錦秋の日光と福島巡り

2021年11月06日 | 旅行

バスツアーで、日光から那須、鶴ヶ城、裏磐梯などを巡ってきました。


10月31日に上信越自動車道東部湯の丸サービスエリアからバスに乗りました。


藤岡JCTから関越自動車道を4分ほど走り、高崎JCTで北関東自動車道へ入ります。
この高速道ができ、東北自動車道や水戸市などへは、あっという間です。


日光東照宮の近辺で、日光の名物“ゆば”料理の昼食をいただきました。
「ゆば」は、京都では「湯葉」、日光では「湯波」と書くそうです。
その違いは、豆乳を煮詰めて表面に出た膜の引き上げ方だとか。
膜が一重は京都、二つ折りにして二重に引き上げたものが日光だそうです。


日光では、輪王寺と東照宮の後、いろは坂を登って華厳の滝に行きました。
明智平ロープウェイは2日前の事故の原因調査で運休中、残念でした。
名所近くの道路は渋滞、ガイドさんいわく、日光では渋滞も名所の一つです。


泊まった鬼怒川観光ホテルの横にある、鬼怒川に架かるふれあい橋です。
お土産はガイドさん一押しの、左甚五郎の煎餅と栃木名産とちおとめのお菓子です。


11月1日、この日のコースはどの道を走るのか楽しみでした。
なんと、矢板北スマートインターが今年の3月に開通したのだそうです。
また、甲子トンネルが平成20年に完成し、白河や那須と会津が近くなっています。


午前中は、マウントジーンズ那須の那須ゴンドラと塔のへつりを巡りました。


昼食は会津若松市内の「田季野」で郷土料理の元祖輪箱飯(わっぱめし)です。
趣のある店舗は、下野街道の宿場の糸沢陣屋を移築したものだそうです。


午後は、鶴ヶ城を巡り、会津磐梯山を右に見ながら裏磐梯に向かいます。


11月2日、この日は色づいたモミジに朝日があたる絶好の天気になりました。


出発前に五色沼の一つ毘沙門沼、その後、あだたら山ロープウェイを巡りました。


昼食に寄った那須高原SA、ガイドさんから幾種類ものお土産を勧められ迷います。


名ガイドさんの音頭で、明キャラぞろいのメンバーと♪紅葉♪の大合唱です。
帰宅後の妻の感想第一声、「修学旅行のようだった」と、楽しいバス旅行でした。
次週から、7,8カ所あった名所を順にまとめてみようと思っています。
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする