ばんや＠下高井戸 「味付け玉子そば」

飛田給という駅に
用事なんてのは
ただ一つ


奈良漬けのごたる
酔っ払いの脳みそを揺らしながら
ギリで15時
間に合うかもしんまい


「飛田給」
ドラえもんの声で
ちょっと甘えた感じで言うと
イイかもしんまい


電車の中で
さわやかなウス笑いを浮かべるひととき



ハ (゜д゜lll) ッ！！

と気付いて
調布で飛び降り


向かいの電車に乗ること
あさっての方角へ一直線


酔っ払いの脳みそに
各駅・準急・急行が難問であるばかりか
この枝分かれぶりは
イジメでさえあるわけです


ギリどころか
余裕でアウトの時間帯
仕方なく戻ること
向かうは下高井戸


ハ (゜д゜lll) ッ！！

と気付くと
そこは通り越した
明大前という


太いため息がもれます


めげずに乗り込むこと
反対サイド


ハ (゜д゜lll) ッ！！

と気付くと
またまた通り越して
桜上水という


視野が狭くなる瞬間です




たどり着くまで
要すること2年弱



こんなに近いのに
こんなに遠かった
下高井戸


下高井戸ならぬ
「シマッタ街道」まっしぐら


そんなことしか
考えられていないとき





掛け値なしに
気絶寸前





食う前から美味いビジュアルに
小さくない手の震えが
いま一層大きくなる瞬間





美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ！！


泣けるじゃ (´Д｀。) ないっスカ！！




無化調でここまでとは
それもスゴイと
ホントに唸るわけですが




化調なんか
もうどうでもいい


極限時の心は
ホンネを語ります



京王線が
どうにも恐ろしい


幡ヶ谷にさえ直行できない僕に
これはあまりの
トラウマティック