オレオレ亭＠自宅 「自作 支那そばこうやプロトタイプ」

「オレ勝軒」の
それなりの結果に
それなりに満足しつつ

「自分でつくるプロのラーメン」
再び1巻から3巻まで
穴が開くほど読みまくる昨今


「麺屋武蔵」とか
サンマ干しが手に入らないのに
やってもねー

もう自分でもあのときの味
忘れそうになってるしー


「支那そばや」とか
毎度詳しく載りスギているけど

なんだか家で完成しても
どこのいつの何と比べて良いのか
なんだか求めている感動が得られないような


「雷門」
でもないなー


「一福」
ってんでもないなー


「こうや」　って


それ (゜д゜lll) じゃんか！！


あのワンタンの乗りぶりってのも
ノリが良スギている！！


コレしかない！！




イってみよー！！




豚骨は背ガラじゃなくて
今回もげんこつで




鶏ガラは豚ガラの二倍で
コッチがベース




たまたま
首肉の付きの良いところもゲット


この日初めて
はなまさ西新宿店行ってみたけど

大久保店とは比べられないぐらい
ヒドスギてビックリ


大久保店って
韓国街のド真ん中にあるのが
まさに「プロユース」で
スバラシイ理由なんでしょう




ガラは下茹でして
キレイに洗って
水に15分ほどさらしておきます




さて
まずタマネギだけを茹で出します
ちょこっと端っこに切れ目入れて


後で
あんなに切れ込み入れなければヨカッタと
ちょっと後悔したんだけど




そこにガラを併せて
どんどん浮いてくるアクと脂すべてを
こまめに取りまくります




乳化はなるべくさせずに




脂分はコチラから




背脂は150度ぐらいで
揚げ焼き煮るように自慰行為




自らで
自らを

いろいろ
エスカレートしすぎて

転んだら
コーラの瓶が入っちゃって
取れなくなっちゃいましたー　みたいな




だいたい40分ぐらい
背脂が茶色くなるぐらいまで

この脂を香味油として使います

ぶっちゃけ
「焦がしラード」なので
炒飯とかの風味付けにもサイコーですが


こうやインスパイアには
ホントにホントに
ちょっと垂らすぐらいで十二分
あんまり入れると別物になっちゃいますね




さて麺打ちもしたいのだけど

コッチはレシピが
まったくないのよねー

テキトーにイクしか
ないのよねー




「煉瓦」ってので
やってみることに




今回は液体かんすいで




って
ますますアイテムが増えていたりします
キッチンが乗車率120％みたいになってます




「卵を入れる」
ってのは記述があったので

加水率は全卵分を含めて40％ぐらいで
かんすいはボーメ5ぐらいの設定で　って

こんなの化学の実験以来だわー




小一時間
オヤスミー




そして
愛妻が登場なんだけど


最近わたし
妻の秘密を知ってしまったんです

誰にも相談できず困っていて
本日思い切って
ココに投書させて頂きます




オビワン・メンオビの
端っこがグズグズってなっちゃうんです

毎度のこと
結構ムダが出るのですが

妻のこの浪費グセ
一般的なものなのでしょうか

もしかして
他に男でもいるのでしょうか！！




この木の出っ張りが
浪費の原因と判明しました




プラモ作るときのハンドエンジンで
小一時間ヤスりました




そしてめでたく
妻の浪費グセが治りました！！




150g
4玉も
ものの30分とは
良い時代になりました


両手で
かんにんして！！ってぐらい
モミしだいて
縮れを入れるのが
こうや流ってことですが




15番じゃ
ちょっと太目だったかも

パスタマシーンの
刃のとこだけ買い足さないと

キッチンの乗車率を
まだまだ上げないと




チャーシューは
バラロール

無くても良いかも
なんてのは許されない


醤油ダレをラーメンに使わないこうやでは
チャーシューはシンプルに醤油だけ
40分煮込んで一昼夜放置




って
このサイズのチャーシューを
醤油だけで煮るって
もったいないのよね


冷蔵庫の中に
大量の醤油ダレが
また追加される予感なのよね

なんて




超激ジャストサイズ！！

バラロールを煮るための鍋があるのなんて
ウチぐらいのものでしょう




一日なんて
置いてるヒマなかったけど

それよりなにより
冷ましても上手く切れないバラロール


さーて
スライサーを楽天で探そうかなー


なんて
横を見たら
本妻が殺意のある眼差しを向けてますー




メンマ1kgを
チャーシューダレで炒めちゃう




メンマって
超激ファイバーで超激低カロリー
実はサイコーのおつまみじゃまいか




もちろん
ワンタンも　ね

ぶっちゃけコレないと
オレオレ亭の根幹が揺らぐよね


鶏ちょい多めで豚とミックス
生しいたけ・ニラ・サクラエビ
チャータレ・紹興酒・ショウガ・塩・コショウ・化学・カキ油

って
カキ油なんてないよー！！
ネギ油にしたよー！！


※オイスターソース！！
　ラヴさんアリガトー！！

　欠落している常識だけど
　アレ油じゃないじゃんかー

　ウチの死んだバーさんが
　貝の油漬けを使って料理していた記憶が残りスギ




この間
蜃気楼で教わったの思い出して
ご飯にこれ乗っけて
ちょっと蒸したら
ウメーのなんの




ハイ
今はワンタンの時間ですー

って
よく考えてみたら
市販のワンタンの皮で
こうやのワンタンが包めるはずがなく




ひとくち揚げワンタンサイズに

コレは困った

生地から打つか　って




もう飲んじゃってて
ムリでしたー
アハハハハー




二枚重ねて
肉タプーリ！！




今回は
コレで許して下さいよー


さてイクか！！


って
まてまて
こうやは醤油ダレじゃないんだった


「塩ダレ」
作んなきゃイケナイんだった

って




コレ (゜д゜lll) だけなん！！

あとは
色付けの醤油ちょびっとって
マジなん！！




お湯に
できる限りの塩を溶かして

そこにやはり
出来る限りの化学を溶かして
醤油をチョロリで出来上り


ちょっと驚きの
シンプレスト




さて
スープも4時間過ぎるころから
かなりイイ感じに白濁してきて


これはオレ勝軒のときも思ったけれど
4時間ってひとつの旨味のライン

あの辺りで
スープに加速度が出ますな　実際


と・い・う・こ・と・で


スタートから5時間

支那そば屋こうやインスパイア
「オレオレ亭」




完 (゜д゜lll) 成！！

ここでもまた
あの山岡さんが
「三つ葉がないなら親子丼は作るな！！」
と言い放ったように


「青ネギがないならオレオレ亭は作るな！！」
私も強く
放ちたいわけデス


ワンタン単味だと
こうやってのが分かりにくいけど




スープに泳ぐと
やっぱりこうや




美味いじゃ (゜д゜lll) ないっスカ！！

ホンバンでは　（今じゃないの？）
ワンタンも皮から打たなきゃね


肝心のスープ
マジで




そのまんまや (゜д゜lll) ないかーい！！

少なくとも
昔神保町にあったこうや系なんかより
コッチのが濃くてウマー




そして麺

コシがありスギて
こうやより美味しスギて
インスパイアが超えてしまっています


もっと圧延を減らして
卵白抜いたら
コシを失えるかもしれません

そして
その必要性も感じませんが



さて
今回は残念ながら

副産物が
メンマと
ワンタン餡と
チャーシューの端だけって

十分な気もしますが


真の意味での副産物が




タマネギ1つだけだったのが
ちょっと残念

スーパータマネギに変身するんだから
もっと守るようにかき混ぜればヨカッタ




まあ
なかなかじゃまいか
「オレオレ亭」


だんだん
気分的にもエスカレートしてきて
気分上々ってこのことか


今度は何をやろうか


魚介メインのをやってみようか


って
パラパラーっとめくっていると


香門！！
カピパラ！！

そういうのもあるのか！！


もしかして
真好味！！

そういうのはないのか！！


うー
ザンネン！！