じないまち・・・陶工房にての、陶芸体験2回目です。
さて・・・今回も(!?)先生が捏ねて下さったこの信楽の土をつかって♪
私!念願の(笑)「塩壺になる器」を作ってみようと挑戦です!
大きさは・・・だいたいで・・・直径10?11?センチ、高さもほぼ同寸。(もう少し大きかったかな・・・)
今回、まあるく形作った土の塊に、合い印を付け、ピアノ線で縦二つに割り・・・
中を丁寧にくりぬき、記しておいた合い印で再度くっつけ合わせるという技法で、作ることになりました。
(香合なども、同様に作るみたいです・・・香合であれば横方向に二つにカットですね)
土はとっても滑らかで、迷うことなく気持ちよく綺麗に削ぎ落とせるのです・・・その厚さが均一になるよう・・・感触を抱えている左手で確かめながらです・・・薄すぎないように・・・ように・・・でしたが・・・徐々にくりぬくうちに・・・形が・・・
え~~~っ・・・なんか・・・手の中でその形が・・・どんどんいびつに・・・あかんやん・・・最初の形がどこかに・・・これ・・・いがんできてる?きてるきてる・・・せんせ~~~!!
先生は、だいじょうぶ・・・あとでなおせばいいから・・・と励ましてくださり・・・
なんとか・・・ここまで・・・↓(画像で見るとほんまに「むっちゃくちゃ」・・・)
5ミリ厚だけは、ほぼキープ!形はめちゃくちゃなものが二つ出来上がった!
次!裁断面に、この櫛目を付け、そこに「先生が土を溶いてくださった柔らかい接着材になる土」を、はみ出すくらいに、た~~っぷり乗せつけて♪両側から♪ぴた~~~~っ~~~・・・
はあ!「ぴたり」とつく予定だったのが・・・こ~んな形に!!あってませ~~~~ん!大笑
わ~~~めっちゃ!いびつ~~~!!(おまけに合い印を入れたのが印が深すぎて・・・その部分・・・土がパカッと割れそうになり・・・)
先生が、これから形をととのえればいいから・・・これから・・・できるからと・・・頼もしい(ほんまに有り難かった・・)お声を下さるも!!頭の中は・・・
これ・・・ほんまにだいじょうぶ~~??形!めっちゃ変やしぃ~~~!
でも、こんなままでは終われない!!笑
指の腹を使って・・・形も整えて、陶面を滑らかにして、口部分がこんなに広い感じでは可愛くなれないからと、ぎゅ~~っ土を少しずつ摘まんで抱きこんで・・・数時間経過・・・
なんとか無骨ながら・・・「まあるいいれもん」らしき姿に・・・・・
(ひんやりとした土は、指にとても優しい温もりをつたえてくれる・・・・この感触は、たまりません・・・いい感じです)
で!なんとか、こんな形の「いれもん」の姿に!
こんなものなのに・・・ここまでくれば・・・この「もの」に愛着が生まれてだしてきて・・・こんな感じが・・・こんな感じで「それもええやん!」笑
蓋をつくります・・・
両側に厚さを均一に作るための板を置いて面棒を使って9ミリ厚(くらい)に伸ばした土をまあるくカット!
まあるくカットするだけなのに・・・手がぶるぶる!難しい~~~!!
こういうの・・・躊躇したらあかん。一気に行くこと。と、切り終えてから気づく。
蓋の裏。ちゃんとのっかって閉まるようにね・・・と、丁寧に削ります。
だんだん蓋らし~~くなっていく・・・・
内側も土をこそげて・・・
削ったところを又、湿らせた鹿皮で優しくなでて・・・蓋出来る。
乗っかりました♪ 蓋っ♪
なんというか・・・写真で見ると・・・わぁ・・・・言葉がでません・・・くく~~~蓋部分・・・波打ってるし~~~!!けど!よく(私としては!)ここまで出来たわ~~!涙 先生のおかげです~~!
もっともっと続けんとね~~~!!
遠くに映りこんでいる先生の卵型の器の佇まいのなんと美しいこと!いつの間に作りはったん?!(笑)でした! さすがです!
蓋、中心に「持ち手」を付けるかどうか悩んだ末・・・
小さな「ボタン穴」様のものを二つあけました。紐(籐?皮?)を通す予定!
さて・・・どんな具合に焼き上がるでしょう!!
どんな状態に出来上がっても!記念すべき陶芸体験第二号♪
愉しみだ!
土 信楽
釉薬 白マット
火をくぐり抜けてくだされね・・・しおつぼになるために・・・
※ 塩をサラサラ状態に保つための「塩壺」には釉薬のかからない「焼き締め」が良かったみたいです。呼吸する器ということでしょうか・・・次回の課題に!苦笑 10月25日 追記。
時計草が・・・命を終えるとき・・・きちんとその姿を閉じるのだそうです。
陶芸の先生に教わりました。