鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

澱橋上流 石埋設工事

2022-03-20 14:17:21 | 思いつくまま

  きのうの写真です。散歩前はこうでしたが、

          帰りはこうでした。 

 

雲の多いパッとしない天気ではありますが、時折雲間から光が差してきたりして、そういう時は荘厳的でさえあります。気温は10度を超えたのかなあ。3時間ごとの気温では分かりません。

            

ということで、きょう正午の観天望気です。 天気:曇り、雲量:9割以上、気温:8.6度、湿度:41%、風速:6m/s、不快指数:47   となっています。

 

きのうの続きです。文章は少なめに、写真で語らせようと思います。キャタピラー式のダンプカーやショベルカーを見ると、今はウクライナのロシアの戦車を思い浮かべたりしますよね。軍隊の装備は機械化の極致?ですから。

  

 川の中央に位置してショベルカーは、こういう状態でダンプカーの来るのを待ちます。

  

 ダンプカーが後ろ向きになって川に入っていき、

  

大小の石を投入します。

  

写真からも距離が大分近づいているのがお分かりでしょうか。

  

でも、決定的な溝(下水や雨水の排水溝)があって、行くのはそこまでです。変な奴が現場に近づいてきて写真を撮っているとダンプカーの運転手が現場監督?に話したのでしょうか。

  

みんなと違う青い作業服を着た少し偉そうな人がやってきました。あきらかに私になんか言いたそうな感じでしたので、こちらからいろいろ話をしました。

  

こうやってダンプカーから降ろされた石を均したり、右岸側にもっていったりします。

「何でこういう工事をするんですか」「ここは夏の鮎釣りの好ポイントなんですよ」「これじゃ川が台無しじゃないですか」「川が死んでしまいますよ」

  

「あなたを責めてもしょうがないので、行政の責任でしょうからしょうがないのですが、これでは川が可哀そうです。魚が可哀そうです。」「川が均一に浅くなったら、魚の逃げ場がなくなるじゃないですか」

  

「あなたに言ってもしょうがないのですが、川は浅いところから深いところ、瀬からトロ場とかがあって初めて川なのです。」「いまやっていることは川を殺しているようなものです。」

  

作業している方は、行政から指示されたとおりに、ここからここまでと杭を打ってその範囲で埋め立てとうか埋設をしているので、わたしからいろいろ文句を言われてもどうしようもないのは分かっているつもりです、つもりですが、それでも・・・・。

  

ダメもとで言って、お願いしてみました。ここのショベルカーをもう少し上流へ動かして、分流の流れ道をつくってほしいと。

分流が本流と合流するところは水が少ないために、川に遊びに来るみなさんは押しを積んでダムをつくり、中洲に渡ろうとします。その気持ちはものすごく分かります。その臨時のダムがたくさん作られて、おまけに葦が生えて来たり、草が侵入してきたりして、それでなくても水量の少ない流れが水たまりのようになっています。

  

ここの分流には8年前まではたくさんのサケが遡上してきたこと、カワセミをはじめいろんな鳥がここで生活していること、鳥のためにも小魚が本流から分流に遡上してくれないと困ること、何よりもサケの遡上のためにも水量が必要なこと、そんなことを力説して頼み込みました。ダメもとで。

  

今朝方見た限りではまったく手はつけられていません。無理だろうとは思っていましたがね。でも、折角のチャンスです、このショベルを数回上下なり左右に動かしてくれれば分流の流れができるのになあ〜と思ってしまいます。誠に勝手なお願いではありますがね。

 

思い出してみると、2,3年前ですか澱橋下流に中洲があるのですが、そのなかすの石を撤去するという愚策を行政はしました。ここは一時的にどんなにきれいにしたとしても、あくまでも一時的なもので、大雨が降ればいとも簡単に石の中州ができてしまうのです。

 

それこそ自然の摂理、流れなのです。そんなバカみたいなことをカネをかけてやったり、今回のような自然の流れというか変化に富んだ流れを薄っぺらな流れに変えようとしたり、どこまで愚かなのでしょうか。

 

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