波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

『くせ』を自覚する生活

2017年09月14日 | 日記・エッセイ・コラム

重が順調に減っている。6月の人間ドックで『肥満です。痩せなさい。』と言われいつも通り聞き流していたが、ハシゴに登る大工仕事を目前に控えていたので真剣に減量を考えた。結果は、今年3月73キロが9月69キロになった。今は68キロ台で推移し、今年度内に標準体重65キロが目標だ。知人から「前はブクブクでしたね」と遠慮無く真実を言われた。(涙)

別なことは何もしていない。無駄に食べない、動き回る、嫌なことはしないだけ。痩せると、足を掛けるとしなって怖かったハシゴをトントンと登れるようになった。オヤツを食べないので無駄な買い物をしなくなった(その分、工作材料は金に糸目をつけず・・・)、夕食を早め軽めに変えたので、持病の逆流性食道炎もほぼなくなった。テレビつけっぱなしも減った。シンプルな生活は金と時間の無駄と同時に身体の無駄も着々と削ってくれて驚く。

っかけは、このブログにも書いた「野生と知性の人」に触発されたこと。『くせ』という言葉に全身で反応したことだ。自分の本性では無く、外からいつのまにか入り込んでしまった『くせ』のせいにして、欲望に対する耐性の弱さを直視するわけだからかなり気が楽だ。このことに感銘した。老人ほど経験という癖にがんじがらめになっていて、ここらの自覚を忘れなければ軽やかに機嫌良く生きていける気がする。減量は精神にも及び、哲学にも通じている。 


公式裏ブログの方も「続 教育問題の記事」で更新しました  鼻の中がガビガビに乾燥し、口の両端も切れ(ママヨさんがバットマンに出て来る悪人と言う)、ビタミンC錠剤を口にしてしばらくしたら改善の兆し。老人には突然の体調変化が来るね体重計、血圧計、歩数計が現の三種の神器。毎日の一喜一憂が年相応の刺激なんだろうな。

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