波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

『子ども食堂』 資金が鍵

2019年07月30日 | 新聞感想

ども食堂の資金的な『自立』を探る新聞記事(7/29朝日)。「子どもの貧困対策にとどまらず居場所づくりや地域のにぎわい拠点としても期待」と「517団体(子ども食堂等の運営団体)の約7割が活動継続の資金が不足」に目が止まる。子どもの7人に1人という貧困問題は、競争と自己責任の社会が生んだ問題。対策なき政治なら、政治が貧困化している大問題。貧困と孤立の無限ループに陥りかねない。

どもの貧困対策が食堂の目標だが、「貧しい子ども、集まれ」にはならないわけで、間口を思いっきり広げた「子どもなら誰でも」が基本。ここらが資金不足の最大原因だ。子ども食堂の命は、運営面でも資金面でも善意のボランティア活動。携わる大人の「やってよかった」が継続力。行政支援に過度に頼ると、絶えず費用対効果が問題にされ支援の削減や打ち切りにさらされる。これは同じ趣旨の『無料塾』もだ。


ども支援を応援する大人が必要。杉良太郎氏の心(ブログ『売名のすすめ』)を思い出す。それぞれが自分にあった応援の仕方でどんどん広がっていけばいい。そうしなければ、子どもの孤立が、支援の孤立につながり、『子ども食堂』が分断と孤立の象徴になりかねない。特に、『食』を子どもに提供する活動は、何としても続かなければ逆効果。企業や行政の大きなお金がどんどん入るのも大事だが、名も無い大勢の庶民からの小銭が子ども食堂にどんどん届けられるようになったら良いなあ。

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8月の予定【波風食堂】

2019年07月29日 | ご連絡

波風食堂(ごっこ遊び)  開店予定日8/18は事前予約で埋まりました。申し訳ありません。「一生に一度は」と思われる方(但し波風氏の知人・友人に限りますが)は一度ご連絡ください。年内には何とか一緒に遊びましょう。

珈琲教室(第4回)9/7(土)13:00~14:30 今回は利き酒ならぬ『利き珈琲』で珈琲の奥深さを感じてみましょう。恒例の美味しいドリップ珈琲の淹れ方、質問コーナも。教室ファンが増加中。当日珈琲購入も可。参加費500円(講師のご好意により、全額「子ども食堂」応援協力費に)。

読書交流『ほんのおつきあい』 12回目を8/25(日)、波風食堂で14:00~16:00。参加費100円(珈琲1杯)。  

波風食堂新聞『面白荘』(3号) 8月中旬に発行予定。


上記の波風食堂イベントについてのお問い合わせは、メール【namikazetateo@gmail.com】でお願いします。波風氏の電話番号を知っている方はかけてみてください。怪しい電話番号以外はたいてい出ます(笑) 画像は昨日の『ほんのおつきあい』で交流された本。やたら多い夏目漱石の文庫本は「3月から読み続けてきた」と持って来られたもの(凄)。

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波風新聞『面白荘』 2号 発刊しました。

2019年07月26日 | ご連絡

今号は7月21日発行、表1面はメイン記事『アイスコーヒーの正しい淹れ方』。6日の珈琲教室の様子と感想。下段に食堂名やペンネームの『波風の由来』。裏4面は【老人の主張】「共同生活の心得/面倒くさい男の自覚」、最も読まれているブログ記事から詩『あ・い・た・く・て』の紹介。裏面は2面全部使い読書交流『第10回 ほんのおつきあい』。参加者6人が読んだ本の内容と感想の比較的詳しい記録。3面に評論『そばでなくウドン』、誰もが子どもに戻る梅ゼリーやプリンから『ゼリーの横顔』、そして、足踏み10回で4時間のウドンづくりについて。

新聞は表裏の波風ブログを元に作成。ブログだけで波風的な活動紹介のつもりだったが、見ていない方も大勢いるのでアナログ版も。波風氏にはパソコン知識を忘れない機会であり、認知症予防になるような気もする。免許返納した高齢者がそれを忘れて家族の車を運転し事故起こしたニュースあったが人ごとじゃあない。
この新聞『面白荘』は波風家に来てくれたらさしあげるよ。


今日は夜の波風食堂(ごっこ)。メニューは、キツネうどん、狸にぎり飯、卵焼き、漬物、梅ゼリー、うさ子珈琲。キツネは初めて。もう少し暑くなれば、ザルうどんや水出し珈琲、氷水(梅シロップがけ)に変えたいな 波風食堂ごっこで一番学んだことは『健康だから遊べる』に尽きる。人間ドックの結果届き未だ遊んでいていいようだ28日(日)14時から波風食堂で今月の読書交流会。聞くだけ参加も可、参加費100円(お茶代)。

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花でなく人参

2019年07月23日 | 日記・エッセイ・コラム

人に貰った種を苗に仕立てて植える。「うちの畑でなったのだけど何の種かなあ?確か花だったと思うよ」と渡された。使わなくなった焼台をプランター代わりに育てる。雨が降るとビニールで被い、寒い日は段ボールで囲った。柔らかで繊細な緑が可愛くて「人参のようだ」なんて愛でていたら、日増しに見覚えのある野菜に見えてきて、間引きしたら橙々色の根。紛れもなく人参(笑)。底が浅いから可哀想なことした。

う一つはやたらと葉の数が多い「花咲くはず」の苗。いつまで経っても花芽見えず鋸状の葉ばっかりが元気よく育ち、「これ水菜じゃない?」とママヨさん。それ以外の何ものでも無い葉物。
応援したり、見守ったりしていたら、どうも願っていたのと違うことに気づき、笑って済ます参院選後の朝。国の怪しい政治家は大丈夫?。

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『礼文・利尻 花と自然の二島物語』の書評書く。

2019年07月19日 | 読書


 

者からいただいた『礼文・利尻 花と自然の二島物語』(杣田美野里・宮本誠一郎著:北海道新聞)を読み書評(アマゾン書籍紹介のレビュー:「ありそうでなかった『2つの星』の物語」/波風立男)を書く。その後、著者(杣田美野里氏)のブログ『「島風に花と」ふぉと短歌 礼文島より』を偶然見つけて読む。文章や写真では表わし難い心の内が短詩で伝わる不思議。少ない言葉ほど命に近づく感じ。


評は難しい。すぐ書くつもりが1ヶ月近くになってしまった。家を空ける用事ができ、これをきっかけにして当日の朝書く。心安らかに人間ドック(これが用事)に行けた(笑)。

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