安倍内閣の支持率が、久しぶりに「急落」した。共同通信社は17、18両日、全国電話世論調査を行い、内閣支持率は前回11月の調査から5・9ポイント下落し、54・8%となった。
依然5割台を保っているが、国民の不安が消えないカジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)整備推進法の強引な採決に対する反発、日ロ首脳会談での北方領土返還への目に見える成果がなかったことが影響したようだ。不支持率は3・7ポイント増の34・1%。
調査では、カジノ解禁の賛否に関し、賛成は24・6%で、反対は69・6%と大きく上回った。日ロ首脳会談を「評価する」は38・7%で、「評価しない」は54・3%。北方領土問題の進展に「期待する」は43・4%で、「期待しない」は、53・8%にのぼった。
米軍新型輸送機オスプレイの沖縄沿岸での事故に関し、オスプレイ配備を「見直した方がよい」が66・8%だった一方で「続けてよい」は28・0%。今月末の首相の米ハワイ・真珠湾訪問を「評価する」とした人は85・3%にのぼった。
内閣支持率は、不倫辞職など自民党議員の不祥事が続いた今年2月、7ポイント下落し46・7%に急落。オバマ米大統領の広島訪問後、今年5月の調査で7ポイント上昇し、米国のトランプ次期大統領との会談直後に行われた先月末の世論調査では約3年ぶりに60%台を超えた。
首相は当初、日ロ首脳会談や真珠湾訪問の成果を受け、来年1月、衆院解散・総選挙に踏み切るとみられてきた。しかし、日ロ会談後のテレビ出演では「頭の片隅にもない」と、消極発言。カジノ法案では、連立を組む公明党の山口那津男代表ら執行部メンバーも反対票を投じ、自公政権の足並みの乱れも露呈した。
政党支持率を見ると、自民党は3・7ポイント減の41・2%だが、野党第1党の民進は9・6%にとどまる。野党内にはなお、年明け解散を警戒する声が根強い。
(http://www.nikkansports.com/general/news/1753798.html?utm_source=headlines.yahoo.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=20161218-01753669-nksports-soci)
支持率急落!
とは言え、50%維持しているのなら御の字。
民進党が二重国籍疑惑の蓮舫の間は野党は脅威ではない。
しっかり仕事をし、実績を上げていけば、支持率はまた回復に向かう。
驕らず丁寧に、しかし毅然とやってほしい。
内政も外交も、、、、。
3873号