ぼけ~~~っと人生充電記!

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<日本郵政>「官から民へ」逆行懸念も 社長に元大物次官

2009-10-21 23:04:26 | 経済ネタ

 20日に辞任を表明した日本郵政の西川善文社長の後任として、亀井静香金融・郵政担当相が白羽の矢を立てたのは、かつて「十年に一人の大物次官」と呼ばれた斎藤次郎・元大蔵省(財務省)事務次官だった。郵政民営化の狙いだった「官から民へ」という流れに逆行する懸念が強い人事と言える。
 郵政民営化は、小泉政権が掲げた「官から民へ」路線の象徴だった。小泉純一郎元首相は「大物バンカー」と呼ばれた三井住友銀行元頭取の西川氏を日本郵政の社長に据え、民間出身の手腕を生かして郵貯改革など民営化を推進した。しかし、小泉改革路線を批判する鳩山政権が、西川氏を降ろして元大物官僚を起用したことで、「官から民へ」路線からの巻き戻しが鮮明になった。
 斎藤氏は、民主党の小沢一郎幹事長と関係が深い人物で、政界では「小沢人事」との見方が強い。斎藤氏は94年2月、新生党代表幹事だった小沢氏に近づき、税率7%の国民福祉税構想を練り上げた。その際、両氏は密会を重ねたとされ、「重要政策を密室で決めた」など強い批判の声が上がった。こうした小沢氏との蜜月ぶりが影響し、自民党が政権に復帰した95年5月、任期を1カ月残したまま事実上、更迭された。
 小沢氏との関係は現在も深いとされるが、「霞が関のドン」とも呼ばれた斎藤氏の起用に、「鳩山政権はあれだけ官僚依存からの脱却を訴え、天下り批判をしているのに、まさかという思いだ」と、財務省内でも驚きの声が上がっている。「かんぽの宿」問題などで、西川社長は国会で厳しい追及を受けていただけに、財界からは後任人事について「民間にはだれも引き受ける人はいないのでは」との声が根強かった。
 斎藤氏は今後、郵政グループの株式売却の凍結や4分社体制の見直しなど、郵政民営化の抜本見直しに向けて経営のかじを切ることになる。銀行、保険事業で計300兆円の資産を抱えるグループのトップに元大蔵官僚が就くことで、民間企業には官業肥大化への警戒感が広がりそうだ。
(http://www.excite.co.jp/News/economy/20091021/20091021E20.046.html)



何か前に見たことのある懐かしい人が出てきたと思ったら、宮沢→村山内閣時代の大蔵事務次官。
最後は「大蔵スキャンダル」で辞めさせられた人。
その後はどこかに天下って今は東京金融取引所社長。いくつ渡り歩いたのか、そこら辺は今後ワイドショーなんかでバンバン出て来るだろう。

私は郵政民営化に賛成&民社国連立政権不支持。
不支持ではあるが、「 天下りの根絶」「衆議院比例代表定数の80削減」には一応期待している。

民主党は公務員の“天下り”“渡り”を激しく非難してきた。
日銀総裁同意人事での不同意騒動はまだまだ記憶に新しい。

それが・・・。まさに絶句。全く理解できない。


テレビで各大臣のコメントを聞いていて一番がっかりしたのが原口総務大臣。
何の問題もないって・・・。
大臣就任前にはよくテレビに出ては渡りについて批判していたのに……。
この人と前原さん、岡田さんは民主党の中でもまだ支持できる人だったのに本当にがっかり。

この分では「衆議院比例代表定数の80削減」も10削減ぐらいで終わる?
郵政民営化見直しについては後日書きます。
                          997号
コメント
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