大きいことがいいことなのだろうか。

2009年02月28日 | 信州の木材
月末の仕事に加えて、見積書の打込みに請求書の作成と、バタバタしている私に、社長がまとわり付く。前日受けたセミナーの内容を語りたくてしょうがないのだ。うーん、私だって聞きたいんだけどねぇ・・・・悪いんだけど、聞いていられないから資料ちょうだい、となった。

 それでも顔を合わせる度に・・・・、昨日のセミナーの「これからの製材業・林業の国の方針らしきもの」に話がおよぶ。

 国産材を使う時代を迎えて、年間1万立方の原木を消費している程度の製材業ではダメなのだそうだ、少なくとも5万立方以上、そうでないとハウスメーカーに安定した供給ができないという。

 中部森林管理局の範囲では、あいにく1社もない。全国には21社。

 中小の製材業界が、成り行かなくなっていくのは構造的によくわかる。否定できない事実た。国は大型化・協業化をすすめてきた。その影で多くの業者が廃業においやられたり、協業化の失敗により、多くの参加者が共倒れになっていっただろう。

 まあそれはとやかく言うまい、個々の能力と判断の問題だから。

 どちらにしても、すべてが大きく大きくなのだ。住宅も年間10.000棟を建てるとこがターゲツトで、それが好ましいということなのだ。

 やつぱりどこか腑に落ちない。社長は時代の流れと捉えて、自身の中で噛み砕こうとしているが、私は心の中で・・・抵抗しているのだ。

 世界と対抗していくには仕方がないということなのだろうか、ここ暫くの事情を見れば、見直しをしなければならない時期がきているだろうに、同じことが繰り返されていく。私たちの心は幸せになれるのだろうか。

 かといって、いい方策を提言できるわけではないけど。

 昨日、新聞の片隅にインドのタタ自動車が、10万ルピー 約19万5000円の超低価格車「ナノ」の発売を3月23日にインド国内で開始するという記事があった。無理ではないかと言われていたのに、やつぱり出た。

 あの国の物価だから、一概に日本の価値観で考えるわけにはいかないけど、日本の中古車には効くのかな、なんてシロウトは考えてしまいました。

 どっちにしても、むずかしいですね。

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                       依田 美恵子

    軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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