シンプルライフともったいない精神

2009年02月13日 | お片付け
この頃行き会う友人たちが、口先を揃えて「シンプルライフ」「老い支度よ」という。・・・・おいおい老後は少なくとも30年間はあるわよ・・・・と思いつつ、共感してしまうのだ。

 「物に固執しなくなったわ」と、一人の友人は言い、収納のボリュウムを決めたの」と別の友人は言う。

 「欲しい物ある?」と逆質問されたけど、本当にないのね。「ねえ、これって若くなくなったっていう証明みたいじゃあない」って笑いあったけど、若い時期は欲しいものがいっぱいあった気がする。「それがそうでもないようよ」と実母が、訪問販売の着物や宝石にのめりこんだ話をしてくれた。老夫婦だけの生活の落とし穴かもしれない。・・・・売るほうにすれば鴨なんだろうな。

 収納のボリュウムを決めた友人は、下着も3組と決めて増やさないとのこと。肌着もタンクトップと半袖のТシャツよという。うわーすごい私長袖着用なんだけど。いつもステキなファッションに身を包む彼女が「おしゃれに我慢はつきもの」とかって言っていたことがあるけれど、内心驚愕だった。洋服も衣装ダンスに入るだけというから、日々の生活すべてがそうなんだろうなと、一枚上手のシンプルライフに出会えた気がした。

 シンプルライフめざしている私も、外出着は処分しやすい。
どんなにもったいないと言っても、野良に着れる訳がないから。ただ木綿系だけはついつい躊躇してしまう。汗かきの私に枚数は必需品だ。

 シンプルライフを目指してから、衝動買いは減った。良いものを長く着る、それが一番エコでもあると思うのだ。
 
 昨年亡くなった叔母の形見の洋服をたくさんにいただいた。身に付けさせてもらうことは、生前大事にしてもらった叔母への供養と思い、衣装タンスにしまった。

 馬鹿でかい我が家は、収納には事欠かない。洗面所の引き出しを開けたら、シヤンプーがいっぱい。「何これー」まず夫に尋ねたら「あれおまけに付いてくるの」
「使わなかったらもらってこないでよ」「でも付いてくるの」もったいない精神満点の妻は、それをひたすら使うのだ。

 使い切らない内に、はやばやとおりてくるお風呂の石鹸、小さいのを使い切る頃にはもう次が、これを30年もやっていたら、ある日キレた。「あなたも使って」と。
 母曰く、「小さくなると、泡だたない」ってこれ本当?。そんな技術あったかいな。
 きちんとひとつひとつ終わっていかないと嫌なんだけど、私ってもったいない精神よりも貧乏性かいなって思ったりして。
                           依田 美恵子

    軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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