釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【感】バイト仲間と新年会2020

2020-02-28 06:03:00 | 日記
恒例の学生バイト時代の仲間たちとの新年会で御徒町へ。

皆でワイガヤと盛り上がるのに加えて、ここ数年は秋葉原勤務のメンバーがセッティングしてくれるお店の食も楽しみ。


(1年振りだ。)

0次回は昨年に続き「文楽」さん。

ここの焼鳥は絶品なのにリーズナブル。特にナンコツにヤラレちゃったんですよ。

「世界一のナンコツだ」とメンバーが言うのはあながち外してないよ。


(これよ、これ。)

ナンコツ目当てのメンバー5人が集り、ちょいと待って空いた隙間に滑り込む。

新型コロナの影響か週末のアメ横にしては人出が少なかったのに、文楽さんは16:30でも満席。
さすがだね。


(レバ塩。)

ナンコツ、レバー、ハツをいただいて、0次会だからセーブせざるを得ないのが残念だ。

いつかここで腰を据えていただきたいな。


(カツオが名物。)

1次会は御徒町の「わらやき屋」さん。

カツオのたたきが絶品とのことだけど、釣り師を魚で満足させるのはハードル高いぞ。
カツオはソーダしか釣ったことがないんですがね。



(塩でいただくカツオのたたき。分厚いぞ。)

店内の厨房ではずっと炎が揚がってる。
店名のとおり藁焼きの調理が名物だそうだ。

真っ先に出て来たのは名物のカツオのたたき。
通常の倍以上ある分厚い身は、もちっとしていて炙った表面の藁の薫りが香ばしい。
藁焼きだからだろう、火の入り具合が絶妙だ。

こりゃ絶品。
早くも釣り師は満足しちゃいました。

皆で絶賛してコースメニューなのにお代わりしましたよ。


(炙りサバ寿司。)

年1回だけど、集まったメンバーとは自然に学生当時のやり取りや掛け合いになる。
ストレスなく気兼ねなく楽しめるのは、あの頃を共有したからなんだね。

歳を重ねるほど伸び伸びと出来る場が少なくなってるから、とても貴重だよ。


(カツオコロッケとキビナゴ。)

「わらやき屋」さんは、出て来るどの料理も旨いけど、0次会の焼鳥やビール、カツオのたたきのお代わりでお腹がパンパン。
もう食えないっす。

藁焼きのカツオは、初カツオにはまだ早く、旬を外してるはずなのにこの旨さなんだから、秋の戻りカツオの時期に改めて食べてみたいな。

良い店を押さえてくれたメンバーに感謝です。


(レプリと読みます。)

2次会は新橋でメンバーの旦那さんが昨年から店を開いたバー「REPLI(レプリ)」で。

2019年オープンでカウンター8席のこじんまりとしているも落ち着ける大人隠れ家的なお店だ。

入居時点でビルの5年後の取り壊しが決まっていて、2019年から5年間の期間限定の営業だそうだ。

2019年が舞台。
5年の期間限定。
「REPLI」の店名。
これでピンと来た人は通ですよ。

そう。
店名の「REPLI(レプリ)」は映画「ブレードランナー」の「レプリカント」から取ったそうだ。

ブレードランナーの舞台設定は2019年。
5年はレプリカントと呼ばれる人造人間に対し、安全装置として定められた寿命だ。

店名の由来を聞いて、ブレードランナー談義で盛り上がっちゃいましたよ。


(初めて飲んだよ。)

通称「マルエフ」と呼ばれるアサヒの生ビールをいただいたけど、これが旨かった。
アサヒスーパードライの前身となる知る人ぞ知る評判のビールだそうだ。
確かに。

もう一杯いただいたのは「隅田川ブルーイング 琥珀の時間」。
(残念ながら写真なし。)

見ると黒ビールかと思う琥珀色だけど、味わいはコクがあるのに軽みもあって飲みやすい。
これも旨いなー。

「マルエフ」のキレに「琥珀の時間」のコク、どちらも気に入りました。

また飲みに寄りたいな。



(こちらです。)

恒例となった年イチの会だけど、皆つつがなく元気に集えるのはありがたい。

釣り船に乗ってみたい。というメンバーの意向で、次回は家族連れの船釣り企画を主催することになった。

釣りインストラクターとして頑張っちゃいますよ。


🐡

【食】三度目の東京湾産マダコのタコ焼き

2020-02-24 06:34:00 | 釣魚料理
今年の1月3日の野毛屋さんでの初釣りで揚げたマダコ。
この時には暮れに揚げた3kgモノが冷凍庫で幅を利かせてたんで、下処理もせずにそのまま隣に収めておいた。


(こいつです。)

在庫もこの1杯になると、そろそろいただこうか、と東京湾マダコの食味が恋しくなる。

小振りな1杯なんで長男がスノボに行ってて3人の晩に狙いを定めてイッちゃうよ。


(焼き2ターン目で撮影だから目減りしてます。)

解凍して塩揉みして滑りを落とし、切り刻む過程で端切れを摘まむと、モキュッとした歯応えから湧く旨味。
やっぱ旨いなー。

都合50個を焼き始める。
3度目ともなれば馴れたもんですよ。


(なかなかの出来でないすか?)

1回20個の焼き上げに約20分。
ちょっと時間が掛かるのが玉に傷。
もっと大きい焼き器の方が良かったかな。

ビールをチビチビやりながら、まだかまだかとクルクル回しながら焼きますよ。


(出来上がり。)

焼き立てをハフハフしながらいただくと、トロ、モキュ、ジュワッと来て、ネギ、紅ショウガの奥から東京湾産マダコの旨味が顔を出す。

これよ、これ。
ハフハフからビールを流し込むと、堪らんね。

またマダコを手に入れねばなりませんな。


🐡

【食】今季3.5度目のアカメフグのしゃぶしゃぶ・刺身

2020-02-21 06:04:00 | 釣魚料理
熟成を迎えたアカメフグは量があるんで、2週連続だろうが鍋でいただきます。

鍋は調理の手間いらずで、かみさんからも好評。
今回はしゃぶしゃぶとブツ切りで食べ比べてみますよ。


(切り身とブツで。)

今回は野菜類を細切りにして加熱時間を短縮しつつ食べやすくなるよう工夫してみた。

これがなかなか良かったですよ。


(しゃぶります。)

アカメのブツ切りを煮ながらしゃぶしゃぶを行ってみる。

繊維の切り方が異なるから、ブツ切りとしゃぶしゃぶでは歯触りも違うよ。
ブツ切りはモッチリ、しゃぶしゃぶの身はブリブリだね。


(ポン酢でいただく。)

かみさんの評価はブツ切りに軍配。

自分も仕込みの手間と食べ応えを考慮するとブツ切り推しかな。

長きに渡って幸せを味わわせてくれたアカメフグのしゃぶしゃぶは今回で最後になる予感。

栄枯盛衰。
諸行無常。
チャンピオンもいつかは取って代わられる運命なんだ。

アカメのしゃぶしゃぶよ。
今まで幸せをありがとう。
後はブツ切りと宜しくやるよ。
と、心の中でお別れを告げました。


(絶品。)

2週連続の鍋で今回の〆はラーメン。

別茹でした中華麺を投入して、馴染ませたら準備良し。
各自がかっさらって塩・胡椒で味付け。

このスープと中華麺の組み合わせは万人が「旨い!」と言うしかないでしょう。
これを自宅で味わえる贅沢、堪りませんな。

スープも残さず完食しました。


(定番。)

翌日には小振りなアカメ1匹を刺身でいく。

スーパーに来た出張研ぎ屋さんにフグ引きを研いで貰ったから、今宵のフグ引きは一味違うぞ。

薄く引いても歯応えを残こし、噛めば噛むほど旨味が増すのはアカメならでは。
最もフグらしいフグ刺と感じるな。

野毛屋さんでアカメフグに会えるのも2月末まで。
アカメに暫しのお別れを告げに行かねばなりますまい。


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【食】アカメフグの唐揚げ・ショウサイフグとコモンフグの刺身

2020-02-19 06:05:00 | 釣魚料理
2月7日(金)の野毛屋さん釣行で獲ったおチビのショウサイとコモンは、三枚に下ろして軽く塩を当てた塩フグに仕立てた。

ショウサイフグは他のフグに比べて身の水分が多いから、塩フグにすると水気が抜けて旨味が凝縮されるのですよ。

その塩フグの身を翌日に刺身に下ろしていただきますよ。


(手前コモンに奥ショウサイ。)

水分が抜けてるからフグ引きの刃が入りづらいけど、手慣れたもんでチャッと盛り付け。

皆で摘まんで、やっぱフグ刺は旨いね。

猿島産だったから八景産より味は劣るだろうけど、イケてますよ。


(こちらも定番。)

別日の晩のおかずに困ったかみさんが、「フグ使っていい?」と熟成半ばのアカメで仕立てたのは唐揚げ。

プリッとした筋肉質の身でありながら、火が入るとホクホクで上品な旨味。
高タンパク低脂肪で毎度のことながら、アカメは旨いなー、と感心するよ。

ご家庭の冷蔵庫にアカメフグ、いかがでしょうか?


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【食】熟成なしアカメフグのチリ鍋

2020-02-17 06:03:00 | 釣魚料理
最強寒波に負けず挑んだ2月7日(金)の野毛屋さんでの釣果は上出来の14匹。
しかも竿頭までいただいてホクホクですよ。

健船長から釣行当日のブツ切りチリ鍋を勧められたものの、具材の用意がなかったんで翌日にすることに決めた。


(良型3匹分で。)

これまでフグチリはショウサイとコモンでならあるけど、アカメではしゃぶしゃぶが常だったんで初となる。

健船長も以前は熟成してしゃぶしゃぶだったそうだけど、今季は当日の鍋がマイブームだとか。


(3匹でもそれなりの量だよ。)

具材はいつもと変わらず、昆布と干したアカメの中骨で出汁を取るのも同じ。
アカメをしゃぶしゃぶ用に下ろす手間がない分、ブツ切りは準備が楽だな。

野菜らを煮る途中でアカメのブツ切りを投入する。
最後に水菜を乗せてひと煮立ち。


(出来上がり。)

いつもよりもスープが濁ってるのは髄からトロトロの旨味が出ちゃってるからなんでしょう。


(ポン酢でいくよ。)

ブツ切りのアカメの身にかぶり付くと、弾力があってブリブリだ。

中骨から齧り取った身の食べ応えはしゃぶしゃぶの比じゃないね。
しゃぶしゃぶ肉とステーキ肉並みの差だな。

熟成しなくても旨味たっぷりで、とりわけ薄皮部分のコラーゲンがトゥルトゥルですわ。

「しゃぶしゃぶより良いかも。」

と、かみさん。
家族の評判も良いぞ。



(堪らんですよ。)

〆は雑炊。

ちょいとスープの量が多いけど、いつもどおり各自で塩・胡椒で味付けする。

いつもの流れだけどスープの旨味はいつもよりも濃厚だ。
やはり新鮮なトロトロ部位が効いてるに違いない。
健船長に勧められたとおり、この雑炊は絶品だ。

釣り立て新鮮アカメフグの鍋は目からウロコだな。

これからアカメを鍋にするのに悩むだろうなー。
きっと。


🐡