釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【食】アジフライ・タチウオフライ・アジとタチウオの刺身

2021-11-29 06:37:00 | 釣魚料理
JOFI神奈川の懇親釣り会での釣果はタチウオ8匹、アジ12匹で食には十分。

釣行当日は刺身でいただきましょうかね。


(1位をもたらした96cm。)

タチウオは一番脂が乗ってるだろう指4本の良型を捌いて皮目を炙る。

パチパチとはぜる音と香ばしさが漂って、身の脂が緩んでくる。
この身はなかなか良いんじゃない?


(感謝していただきます。)

タチウオの炙り刺身。

少々厚く下ろした身は、クニッと歯にまとわり着くような感触。
サラッとした上品な脂が淡白な中にコクを添える。

家族の評判も上々だ。
タチウオ、旨いね。


(綺麗な身でしょ。)

アジの刺身。

中型で皮目が黄色く光る2匹をチョイスして下ろす。

見た目ほど脂の乗りはなかったけど、新鮮な青魚の旨味は爽やかで良いですな。

アジは庶民的な魚だけど、釣りたて、しっかり血抜きもしたピチピチの刺身は、何とも贅沢に感じるね。

翌日もいただきますよ。


(2人前。)

アジとタチウオのフライ。

フライを食べたくてアジを釣りに行くことがあるくらい、ド定番のメニュー。

タチウオのフライは初だけど、合い盛りにしてみた。

どちらもふんわりホクホク。
期待を裏切らない約束の満足感。

タチウオのフライはタルタルが良く合いそうだ。


(これも定番。)

アジのなめろうとタチウオのたたき。

オン・ザ・ライスでご飯が進むなめろうに、サッパリと箸休めになるたたきが良い組み合わせだ。

3日連続でいただいて、食べきらない分はフィレにして冷凍庫へ。
後日いただきますよ。

釣りでも食でも、タチ・アジの組み合わせは良いね。


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【釣】4本指で賞品をゲットする (2021/11/14 タチ・アジ仕立て 平作丸)

2021-11-26 06:18:00 | JOFI神奈川
JOFI神奈川の懇親釣り会。

船宿は久里浜の平作丸さん。
初の船宿なんで7:00集合のところ、6:20に着くと、ほぼ皆さん集まってる。
お早いですね。


(直ぐ隣がフェリー乗り場だ。)

本日の懇親釣り会は14名が参加。

仕立てによるタチウオとアジのリレーで、釣果のタチウオの長さを計測し、上位3名に賞品が出るとのこと。

燃えるね。


(のぼりを立てました。)

船用のタックルを持っていない内水面のインストラクターの方々には、釣り教室用の道具をレンタルする。
ただ電動リールのPEが太いので、おまつり回避のために艫側に固まっていただく。


(旗も張りました。)

マイタックルの人は、受付け順に胴の間より前の席をくじ引きで決める。
自分は右舷舳をゲット。

隅を取れて幸先良いぞ。


(潮はこんな感じ。)

明け方は雲が厚くポツポツと雨も落ちていたものの、本日は晴れの予報。
ただ、午後から南風が強まる予報が気になるな。


(こちらの船です。)

乗船して各々準備に掛かる。

竿はミッドゲームを選択。
オモリが60号~80号指定で、頻繁に誘うタチウオ釣りではエクストリームガングリップで手首への負担を軽減させたい。

リールはフォースマスター400。
小型電動リールを使っちゃうともう手放せませんよ。


(セッティング完了。)

7:30に出船。

北上して観音先沖でまずはタチウオから釣り開始。
オモリは60号指定、仕掛けは支給された市販のものを使う。
エサはコノシロだね。

水深は70m程。
底から10mの間をパターンを探るべく色々な誘いを試す。


(釣り開始。)

船長アナウンスによると、基本の誘いは小さく、食わせの間をしっかり取るとのことだ。

色々と試すものの音沙汰なし。
船中見渡しても皆さん黙々と誘うのみ。

タチウオのやる気はまだまだのようだ。


(まずはパターンを探索。)

暫く誘い続けて、早い誘いから徐々にスローな誘いにシフトしていくと、アタリが出るものの、なかなか食い込まない。
ここからタチウオの好みにアジャスト出来るかだな。

度々エサを噛られるようになって、掛けるまであともうチョイの感触。


(タチウオ船団は散らばってる。)

船長のアナウンスだと反応は底に固まってるそうだから、底から数mをステイ長めにねちっこく誘う。

すると、ククンとアタリ。

来たぞ、来たぞ、とその場で小さな誘いを続けると、グイーンと竿先を引き込む食い込みのアタリが出る。

オリャ!とアワセをくれてグングン来る重みを確認、掛けた!

電動オンで巻き上げて、ブチ抜いたのは指3本のかわいいサイズ。


(8:15に1匹目。)

釣ったのは船中1、2番目ではなかろうか。
早々に本命を見れて幸先良いぞ。

これを皮切りに船中ポツポツとタチウオが揚がり始める。

でも、どれもサイズは指3本なんで、どんぐりの背比べになりそうだぞ。

入賞のために大物を揚げたいな。


(船団が固まってきたぞ。)

ところが右隣の2人が順調に数を伸ばすのに、こっちは1匹目以降音沙汰がなくなる。

ポンポンと揚げる隣とは4~5匹の差が着いちゃってるよ。

「朝のうちに釣らないと、だんだん釣れなくなるよー」

中乗りさんからもハッパが掛かる。


(綺麗に晴れました。)

周りの誘いは大きいから、状況を分析してエサをしっかり動かせてないのだと悟る。

竿の調子の違いがあるから、手っ取り早く市販の2mの仕掛けを20cm切り詰めて短くする。
ハリスが短い方がエサをキビキビ動かせるからね。


(段々と風が出てきてます。)

すると、ここから怒涛の快進撃。

周りが沈黙する中、独り掛けては巻くを繰り返す。
中には入れ掛かりの連チャンもあり、遅れを取り戻すぞ。

タチウオは誘いがハマると独りで爆釣があるんだよね。
気持ちいいー。

ほぼ一投一殺で獲る中で、グングン突っ込む今日イチの引きから揚げたのは、ここまで見なかった良型だ。


(やっと来た指4本サイズ。)

このサイズがあれば入賞の可能性があるぞ。

面白いようにアタリを出せて、外すことなく掛ける。
完全に誘いがハマってるよ。

勢いのまま数も稼ぐぞ、とイケイケで打ち返すと、誘いの途中でテンションが消えた。
タチウオの歯でPEをヤラレた高切れだ。
参ったね。

段々と強まる風で苦労しながらラインシステムの組み直しで時間を浪費する。
ノリノリだっただけにこの中断は痛い。


(テンビン、オモリの消失も痛い。)

セッティングを終えて釣りを再開したものの、勢いは止まってしまった。

11:30のタチウオ終了までに追加は1匹のみ。

結果は8匹。

ライン切れの中断がなければもう少し数を伸ばせただろうに、残念だ。
でも、指4本が獲れたのが救いだな。


(タチウオの釣果。)

続けてLTアジにシフトする。

オモリは60号ビシ、仕掛けは3本バリのを支給されたけど、風があるから手前マツリを避けるため持ってきた2本バリのを使う。

アジは順位に関係ないから、純粋にお土産のために釣りますよ。


(竿とリールはそのままね。)

ところが、全くアタリもカスリもない。

開始1時間、皆でただのコマセマシーンとなったところで移動。

次の場所でようやくアタリが出始める。

アジの型が良いから釣り味も良いぞ。

LTアジではコマセを軽く振るのがコツ。
ハリスを張って、アタリを取って、アワセを入れて、しっかり上顎に掛けるからバラシもない。

好調に掛けて、一荷を含めてコンスタントに釣り揚げる。
何だか今日は調子が良いぞ。


(アジの写真は撮り忘れたけどね。)

アジは12匹で終了し、14:30に沖あがり。

この頃になると風がビュービューで海もうねってる。
帰りはドッタンバッタンの上下動で、潮を被るわ、尾てい骨を打つわで、大変でした。


(やっと港に着きました。)

陸に揚がったら計測タイム。

タチウオは全員釣れてオデコはなし。
畑が違っても、さすがは釣りのインストラクター達だ。

タチウオのトップは11匹で右隣、更に隣と自分が8匹で2位だ。
右舷舳から3人で数を稼いだね。

入賞を決めるサイズの方は、隣と争ってミリ差の96cmで自分が1位!
賞品にプロマリンのタチウオ竿をいただきました。


(これです。)

数・サイズともに右舷舳で独占とは釣り座に恵まれたか。
少しは腕も作用したと思いたいな。

今年のダメダメな湾フグ釣りに比べてフラストレーションなく楽しめ、癒されましたよ。
また来年の懇親釣り会を楽しみにします。

・タチウオ : 8
・アジ   : 12
船中:1~11(タチウオ)
小潮


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【釣】釣行前記 (2021/11/14 タチ・アジ仕立て 平作丸)

2021-11-22 06:25:00 | 釣り
昨年来のコロナ禍により、所属しているJOFI神奈川でも釣り教室やイベントの中止など、活動に影響を受けている。

インストラクター同士が顔を会わせる機会がないのは寂しいので、懇親を深めるために、この11月に仕立てによる懇親釣り会が企画された。

もちろん、二つ返事で参加を表明しましたよ。

海面部会のメンバー以外にも渓流部会、鮎部会からも参加し、JOFI千葉から代表の方が来られるそうだ。

いつもなら1月の「フィッシングフェスティバル」が顔合わせと懇親の場になるのだけど、残念ながら今年に続き来年もオンライン開催が決定した。

JOFIに参加して初めてのインストラクター同士の船釣り企画だ。
仕立て船で釣るのも初なので楽しみだな。


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【感】紅葉を探しに大山へ行く

2021-11-19 06:39:00 | 日記
長かった緊急事態宣言が解除されたし、秋晴れの好天だし、紅葉がそろそろだしで、感染対策をして出掛けましょう。

行き先は大山。

紅葉ベストシーズンのチョイ前だけど所々色付いていると、かみさんが情報を仕入れてきた。

11月13日(土)7:00に家を出て、東名に乗ったところから断続渋滞に巻き込まれ出鼻をくじかれる。
行楽日和に皆考えることは同じなんだね。

昨年開通した伊勢原・大山インターで降りて、現着が8:30頃。
この時間で市営駐車場はどれも満車。

なので、民家の1日1,000円の駐車場に止めさせて貰った。
聞くと、週末だと市営駐車場は6:30頃には満車になるそうだ。
7時出じゃ甘かったね。



(所々色付いてはいる。)

今回はケーブルカーを使わずに、大山阿夫利神社下社までプチ登山で紅葉を探す予定。


(ケーブルカー待ちの行列が長かった。)

下社までは大山ケーブル駅から40分の行程。
女坂をのんびりと登っていこう。




(途中に女坂の七不思議があるぞ。)

朝は肌寒かったのに登り始めると汗ばむくらいで、早々に中に着込んだフリースを脱ぐ。

山道は登り坂よりも石段が多いから足に負担が掛かるし、マスクもしているから酸素が不足しないようペースを崩さずのんびり行くよ。



(大山寺の石段。)

中間地点の大山寺では紅葉が見られて写真を撮りまくり。

(大山寺。)

数本のもみじが綺麗に色付いているから
角度を変えてベストアングルを探る。



(良い天気だね。)

大山寺から阿夫利神社下社までもう一息。

えっちらおっちら石段を登る横をケーブルカーが通り過ぎる。
これに乗ると40分の行程が数分で済むよ。


(横をケーブルカーが通る。)

そろそろ疲労感を覚えた頃に大山阿夫利神社下社に到着。



(最後の石段。)

石段を登って鳥居をくぐると、目の前に下社がある。




(宜しくお願いします。)

整列して二礼二拍手一礼でお詣り。

それなりに体力を使って詣でたんで、ひとつ宜しくお願いしますよ。



(紅葉のグラデーションが美しい。)

御朱印帳に記載いただいたら紅葉を散策。

シーズン初期だから色付いているのは数本だけど、だからこそ周りとの対比で一際鮮烈に紅が目立つ。

これもありだな。



(相模湾を望む。)

南東を望むと紅葉とともに相模湾が見える。
遠くに江ノ島も見えるね。

車での道中に綺麗に見えた富士山は、ここからは見えない。


(駅からの景色。)

もみじ汁と軽食にホットドッグを食べて一息ついてから、ケーブルカーで下山。

下りはあっという間だね。

(大山まんじゅう本舗良辨さん。)

大山に来ると毎度の恒例が、良辨(ろうべん)さんのまんじゅうを買って帰ること。

週末は売り切れ必死なんで、行きに予約しておいた。


(1つ90円です。)

皮が柔らか、餡も甘過ぎず軽い。
こんなまんじゅうはここでしか買えないよ。

(毎度です。)

更に恒例なのが小出とうふさんで豆腐を買って帰ること。

豆腐2丁に厚揚げ2つをお買い上げ。


(絶品湯豆腐。)

その晩にフグの中骨の出汁で湯豆腐にして堪能しました。


(満喫しました。)

シーズン初期だったけど、軽い登山をしがてら綺麗な紅葉を楽しめた。

大山では11月20日(土)からライトアップが始まるそうですよ。


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【食】ショウサイフグとアカメフグの刺身

2021-11-16 06:04:00 | 釣魚料理
野毛屋さんでのショウサイフグとアカメフグの両狙いの贅沢釣りの釣果は、ダメダメの3匹。

コモンフグも4匹持ち帰れたけど、どれも小物なんで刺身系にしか出来んね。


(八景産旨し。)

まずはショウサイフグ。

おチビ2匹を湯振りにして刺身に下ろす。
八景産のショウサイは、エサが良いのか他に比べて頭抜けて味が良い。

しかも、刺身は良型よりもおチビの方が旨いから、東京湾イチのフグ刺しと言っても過言じゃない。

身の張り、艶、旨味、どれを取っても抜群だね。


(こちらはコモンフグ。)

おチビコモンは2匹ずつ湯振り後にブツ切りにして、塩昆布あえとカルパッチョ風に仕立てる。

コモンはショウサイより身がしっかりしてるのだけど、おチビだからかブツ切りにしても柔らか。

どちらも良い箸休めになるね。


(南本牧産ヤバし。)

最後は、9日間熟成させたアカメフグの刺身。

ギリキープサイズぐらい小型の南本牧産。
アカメの刺身は久し振りだけど、これはヤバい旨さだ。

ショウサイより身が硬い分薄く下ろすのだけど、噛めば噛むほど湧き出す上質な旨味。
フグを食べてる感がハンパない、天然トラフグに匹敵するフグ刺しだ。
こいつはできるアカメだったんだな。


予定ではアカメフグは鍋で食べるつもりだったのに、この貧果ではありつけなかった。

次回こそたっぷりと味わうために頑張りますぜ。


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