釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【感】2020例年と違う大晦日

2020-12-31 19:47:00 | 雑感
2020年の大晦日。

毎年の竿納めでは野毛屋さんでアカメフグを釣って熟成、大晦日にかみさんの実家にフグ刺しや唐揚げをお届けするのがお決まりだった。


(昨年のがこれ。アカメ・マダコ・スミイカの豪華3種盛りでしたね。)

ところが、今年は最終戦でアカメは小型1匹だけ。
ショウサイはもういただいちゃったから振るまおうにも振るまえねえっス。

その前に、そもそも大晦日に実家へ行くのが見送りになってるのですよ。

理由の1つは新型コロナ。
第3波の大波が来てるんで泊まりは止めとこうとのこと。
本日の東京都の感染者数は過去最高を大きく更新する1300人超えでしたね。

もう1つ。
こちらが本命だろう理由は、本日を持って活動を休止する「嵐」のラストライブ配信があるから。


(こちらね。)

かみさんからは20:00の開始時間を持って何もやらん宣言が出てる。
実家にいては集中して観れないからね。

では、これからかみさんと一緒に「This is 嵐 LIVE」を観覧します。


押し詰まって連日のアップとなった今年のネタもこれで最後になりました。
皆様、当ブログにアクセスいただきありがとうございました。

どうぞ良いお年をお迎えください。


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【食】ショウサイフグ・ムシガレイ・マゴチの唐揚げ、ムシガレイ・マゴチの刺身、潮汁

2020-12-31 07:19:00 | 釣魚料理
2020年最後の釣果は本命フグが2匹だったものの、五目が揃って食は楽しみ。

特に40cm近い過去最大サイズのムシガレイに期待が高まりますよ。


(これね。)

釣行当日はアカメフグは熟成へ、マダコはそのままフリーザーバックに詰めて冷凍庫へ直行。
ショウサイフグはペーパーを巻いて脱水、ムシガレイとマゴチは捌くまでで終える。

翌日の晩御飯でいただきましょう。


(綺麗な刺身だね。)

まずは刺身。

ムシガレイの無眼側の半身1/4分を刺身に引いてみる。
過去、小型のムシガレイは丸ごと唐揚げでいただいてたから、刺身は初めて。
大型が獲れたこそだね。

縁側も添えていただくと、少々水分を含む身は柔らかいものの上品な旨味。
これは旨いぞ。

家族の評判も上々で、特に脂が乗った縁側は幸せを噛み締めましたよ。
半身丸々を刺身でも良かったかな。


(右側がムシガレイで左側がマゴチ。)

マゴチは30cmチョイの小振りなんで半身を下ろした。

プリッとした白身はフグにも負けない味わい。
マゴチの刺身は久し振りだけど、間違いない旨さだね。


(ショウサイ・ムシガレイ・マゴチの3種盛り。)

そしてムシガレイとマゴチの残りの身とショウサイフグは、毎度の定番、おかずに適した唐揚げに。

ムシガレイの薄い身は、揚げるとふっくら膨らんでホワホワに仕上がった。
皮目が香ばしくていいね。

マゴチも皮付きの一口大のブツ切りだから香ばしさに身のプリッと感がイケる。

ショウサイはムシガレイとマゴチの中間のような歯応えで安定の旨さ。

3種3様の合い盛りは味でも食感でも楽しめました。


(旨味濃い潮汁。)

そして、ムシガレイとマゴチのアラの潮汁。

椀の表面に上品そうな細かい脂の輪が浮かぶ濃厚な潮汁だ。
マゴチはもちろん、ムシガレイも良い出汁が出るんだな。

アカメフグは熟成後にいただくものの、小型がたったの1匹。

さて、いつ、どうやっていただいきましょうか。


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【釣】2020年釣行総括

2020-12-30 06:05:00 | 釣り
◆ 3つの年間目標 ◆

2020年は、昨年2勝1敗だった3つの目標を踏襲し、達成したものは更にレベルアップ、未達成のものは継承して立てた。

その結果は、

◆トラ・アカメ・ショウサイフグを年間110匹釣る!  
アベレージ6匹で達成する!
  → 未達成 実績103匹         アベレージ : 7.9匹/回

◆野毛屋さんのフグ船で竿頭を2回獲る!   → 達成❗ 竿頭2回

◆野毛屋さんのひとつテンヤでマダイ40cm以上を釣る!
  → 未達成 1匹も釣れず

と、1勝2敗で終えました。

年間110匹に届かず結果は103匹だったけど、緊急事態宣言で2ヶ月間の釣行自粛があったにしては好成績だったと思うな。
12ヶ月の目標を10ヶ月でなら93匹で良い計算だからね。でも、それは言うまい。

フグ船での竿頭は開始早々2回の釣行で達成してしまい、拍子抜け。
今年はいくつ取ってしまうのか!?と期待したところが、以降はなし。

40cmマダイはワンチャン釣行だったけどモノに出来なかった。
エサは食ったのに、掛けるテクが足らなんだ。
これはまた来年に持ち越しだ。

◆ 2020年総括 ◆

◆釣行回数 : 21.5回
 ・船   : 21.5回(-4.5回)
 ・陸   : 0回(-)
 ※リレー船は1回、半日船は0.5回でカウント
 ※( )内は昨年との差。

船の釣行は昨年の26回から4.5回減った21.5回。
やはり自粛期間の2ヶ月分の差だ。

21.5回のうち13回がフグ船で、昨年の19回から6回も少ないよ。
この差分を全てフグに充てたと仮定すると、アベレージからあと40匹は上乗せ出来るということか。
本当かね?

◆竿頭数
 ・2回 (9.3%)

野毛屋さんのフグ船で2回。
目標を達成した2回のみだけとは、まだまだ修行が足りませんな。

◆最多釣果
 ・60匹 ショウサイフグ

(ショウサイフグ。)

(アカメフグ。)

◆最少釣果
 ・1匹 (オデコ除く)

◆ツ抜け数
 ・4回 (18.6%)

◆ボウズ数
 ・0回 (0.0%)

◆オデコ数
 ・2回 (9.3%)

◆初釣りもの
 ・なし

(お世話になりました。)

◆乗船船宿
 1位 野毛屋さん  17回
 2位 弁天屋さん 1.5回
 3位 三喜丸さん、
    一俊丸さん、
    一之瀬丸さん 各1回

◆魚種別釣果   ( )内は前年数
 ・ショウサイフグ 60匹 (67) 
 ・アジ      49匹 (68)
 ・アカメフグ   43匹 (34)
 ・コモンフグ   20匹 (60)
 ・マダコ     19匹 (13)
 ・サバフグ     2匹 (20)
 ・スミイカ     2杯 ( 7)
 ・タチウオ     2匹 ( 0)
 ・モンゴウイカ   2杯 ( 0)
 ・ヒイカ      2杯 ( 0)
 ・シロギス     2匹 ( 6)
 ・アマダイ     3匹 ( 4)
 ・カワハギ     2匹 ( 4)
 ・イシモチ     2匹 ( 1)
 ・マダイ      1匹 ( 2)
 ・イナダ      1匹 ( 2)
 ・カサゴ      1匹 ( 2)
 ・サバ       1匹 ( 6)
 ・マゴチ      1匹 ( 0)
 ・ムシガレイ    1匹 ( 0)
 ・ヒメコダイ    1匹 ( 0)
 ・カナガシラ    1匹 ( 4)
 ・シリヤケイカ   1杯 ( 1)

※小物ゲストは除外

◆初魚種
 ・モンゴウイカ


◆ 今年を彩った魚たち










自然と海と魚たちに感謝。
来年も愉しく釣りが出来ますように。
(⌒∇⌒)ノ


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【釣】2020ガツン・ザ・ラスト (2020/12/26 アカメフグ 野毛屋)

2020-12-29 07:01:00 | 釣り
2020年オーラスの野毛屋さんへのアカメフグ釣行は、今年のフグ110匹目標まであと9匹の状況。

前回の午後船でオデコを喰らって可能性が遠退いたけど、最後の最後まで頑張りますよ。


(毎度。)

5:00野毛屋さん着で待ちは18番目。
最近にない盛況振りは、年内最後の週末で竿納めの人が多いからだろうか。

釣り座は右舷艫4番目をチョイス。
波風弱くて陽が出る予報だからコンディションは良い。
あとはフグたちの機嫌がどうかだね。


(朝焼けが綺麗だな。)

各船賑わってて、とりわけフグ船は満員だそうだ。
人が多いと分け前が減るからマイナス要素だけど、仕方がない。
やれることをやるだけだ。


(潮はこんな感じ。)

出船して20分走るとの健船長のアナウンス。

事前に旦那さんから聞いてたとおり、釣り場は中ノ瀬のようだ。
5年野毛屋さんに通って、中ノ瀬でのフグ釣りは初めてではなかろうか。


(ここね。国土交通省のホームページから。)

中ノ瀬とは東京湾のド真ん中で、湾内を安全に北上する航路に指定されてもいる。
釣りではシロギスのポイントとして有名かな。


(テンション揚がるぞ、ライジングサン。)

その中ノ瀬で釣り開始。

水深は20mほどで、根がないから釣りやすい。
フグはもちろん、多彩なゲストも期待したいところだ。


(富士山を眺めながら。)

潮が緩いからオモリは8号をチョイスしてゼロテンの待ちは5秒。
優しく、丁寧に、どんな反応も見落とすまい、と集中して誘いに入る。

根周りじゃないからひと流しが長い印象だな。
暫くして「型見たよ」のアナウンス。
左舷側で揚がったようだ。

右舷でもポツと出始めると、アカメだけじゃなくショウサイも揚がってる。

すると、サクッと来た!
走る引きはフグならショウサイだろう。

水面まで揚げて良型だと確認、しっかりカットウバリが掛かってるのを見てブチ抜く。


(8:42に1匹目。型良いよ。)

良型のショウサイフグだ。
そのまま健船長に撮影いただいて、早い時間で型を見れてホッと一息。

続けてを期待するものの、フグは群れてないようで、回ってくる個体を船中誰かが掛ける拾い釣りの印象。
根周りじゃないから群れがいないのかな。
その分船中満遍なくどこかでポツと揚がる。


(ぽかぽか陽気。)

目標まであと8匹。

でも、そこからこっちにはフグが回って来ず、カウントは減らない。

その変わりに、


(マダコ。)

(マゴチ。)

嬉しいゲストに、毎度強烈な引きを堪能出来るサメまで掛けて水面まで揚げる。
サメは水面でリーダーを掴んで揺すってやっとカットウバリが伸びて外れた。

更にエイだろうただ重たい引きも味わって釣り味的には満足。
大型ゲストにPEを切られずに良かった。

でも、本命はどうしてるの?


(天気が良くて気持ちいい。)

誘いは悪くないはず。
キャストもし、周りと違うスジを探索してるし、アタリを見逃さないよう常に集中して雑な釣りはしてないはず。

これは個体が少ないんだ。
不慣れな人でもフグを揚げてるから、釣り方でどうこう出来る展開じゃない。
そこにいる個体を誰かが当てて獲ってる感じだな。

午後になり、久し振りにガツン!の手応えで掛けたのは良型の引き。
やっとアカメが来たか!と揚げると、


(大型のムシガレイ。どうしてもひっくり返って無眼側で撮影。)

これまた嬉しいゲスト。

あがりまであと2時間。
アタリも触りもなく刻々と時間だけが過ぎていく。

残り30分を切り、来い!来い!と念じながら、ゾーンに入ったろう「無想の誘い」を展開。

フグがそこに居れば食わずにはいられないはず。
これで食わねばそこにはいないはず。

すると、サクッと来ましたよ!


(ミニエイ。笑っちゃったよ。)

違うのが。

いよいよあがり時間が近づいたところで、触りにも満たない気配を察知する。
これを感知した自分に感心したよ。
入ってますぜ、ゾーンに。

集中して睨む竿先。
数呼吸後に出た揺れに反応一発、掛けた❗

ゴンゴン来る手応えは間違いなく良型のアカメだ。
やっと来たぞ!と思ったらフッと重みが抜けた。
マジか!?の巻きバレ。

ゴリ巻きから仕掛けを抜き揚げて、食われたエサを付け替え直ぐさま打ち返す。

2020年の最後を巻きバレで終われない。
獲り返すぞ!

来い!
来い!
アカメよ回って来い!

近くに来さえすれば食わせる。
絶対獲ってやる!

もう執念ですよ。

すると、竿先がチョンと揺れ、反応するもスカす。

追ってこい!
続けて食え!

チョンの揺れに反射してサクッ!


(2020年ラストフィッシュ。)

最後の最後に執念で小型ながらアカメフグをゲット。

これが2020年ラストの魚になりました。


(寂しいね。)

結果は2匹。

2020年フグの累計釣果は103匹で終え、目標まで7匹届かず、未達成が確定しました。

でも、この最終戦は気力が充実してずっと集中し続けたし、1日通して1度も雑にならず終日丁寧な釣りをした自負がある。

全力で戦った。
戦い切った。
これで敗れたならば悔いはない。

五目を釣ってお土産は確保したし、納得の竿納めでしたよ。


(沖あがり。)

年末が近付くにつれて牛歩のような釣果が続き苦しい釣行だったけど、最終戦までドキドキ出来たのは楽しかった。

この経験が来年に繋がると信じて竿を納めましょう。


・ショウサイフグ : 1
・アカメフグ : 1
・マダコ : 1
・マゴチ : 1
・ムシガレイ : 1
船中:0~7
中潮


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【釣】釣行前記 (2020/12/26 野毛屋)

2020-12-28 07:07:00 | 釣り
2020年のフィッシングロード最終戦となる竿納め釣行。

毎年年末年始のアカメフグ調達が目的だけど、今年はあと9匹を残す目標の帰趨を決する釣行となる。

ここ3年間の最終戦の結果は、

2017年 :  5匹
2018年 : 10匹
2019年 :   3匹

で、コンディションが良ければワンチャン、ツ抜けがなくもない。
ドボンとなる可能性の方が高いか。

最後に笑って終われるか。
それとも、歯噛みをして来年に期するのか。

いよいよオーラス。
その結果は如何に!?


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