釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【感】外出自粛要請で釣行中止

2020-03-30 06:08:00 | 雑感
3月28日(土)は野毛屋さんへショウサイフグ釣行の予定でいたのですよ。

大貫沖ではショウサイに交じってトラフグも揚がるという夢がある楽しみな状況なのに、生憎週末は天候悪し。

日曜日は雪の予報もあって驚きだけど、土曜日は降っても小雨。
風がなければ乗れるかなー、と悩んでたんですよ。



(土曜は悩む天候だったのよ。)

そんなところに小池東京都知事から不要不急の外出を控えるよう要請があり、それを受けて我が社でも同様のお達しが出た。

更に東京都に隣接する各県知事からも自粛要請が発せられ、首都圏総穴籠りになることに。


(神奈川もです。)

自粛要請によって野毛屋さんは土日休業するとのこと。
釣行は完全に諦めだ。

野毛屋さんに限らず自営業や中小企業、フリーランスの方々にとって自粛要請は大打撃だろう。
生活を直撃する死活問題だぞ。

新型コロナウイルスの猛威がいつまで続くか分からないけど、経済的な支援や景気対策は待ったなしじゃないの?

自粛要請が開けたら直ぐさま野毛屋さんに行くからね。
一日も早くその日が来るのを願ってます。


🐡

【食】モンゴウイカのかき揚げ、ゲソのバター醤油炒め

2020-03-27 06:00:00 | 釣魚料理
三喜丸さんで釣った冷凍保存中の2杯のモンゴウイカは中型のヤツからいただきましょう。

冷凍庫から出して解凍しつつ、メニューをかみさんに相談。
こちらの腹は決まってるんで、何とかそっちに着地するように説得を重ねる。


(それはかき揚げ。)

油跳ねを嫌がるかみさんに「薄皮を残らず取るから」と約束し、更に細かく飾り包丁も入れたのにもかかわらず、度々ボン!と跳ねて、かみさん絶叫。
実はサイズに根負けして薄皮を取り損ねてたのよ

でも、その危険を犯す価値がありますぜ。
コウイカ系のかき揚げは絶品だよ。

具はネギと紅しょうが。
紅しょうがはたっぷり入れるが良し。
火が入って活性化したネギの風味とモンゴウの甘味、そこに紅しょうがの酸味と辛味がアクセントとなって堪らんのよ。

食べたらかみさんも機嫌が直った。
また次回の説得が大変だけどね。


(ムチムチ、コリコリ。)

ゲソはバター醤油炒めに。

炒めものの最終兵器たるバター醤油がイケてない訳がない。
コリコリのゲソは癖になる旨さだね。

あっという間に売り切れました。


(アテに良し。)

エンペラは湯引きしてポン酢でいただく。

実は冷蔵庫からうっかり×2で出し忘れて、2日後にいただく羽目になったのよ。

エンペラは歯触りが嬉しいね。


(集合写真。)

コウイカ系のかき揚げは、これを食すために釣りに行くと言っても過言ではない満足感。

モンゴウイカは1.5kgのがもう1杯冷凍庫で眠ってるから楽しみは続く。
次はどうやっていただこうかな。


🦑

【食】カワハギの刺身 with 胆醤油、イナダのなめろう、塩焼き

2020-03-24 06:00:00 | 釣魚料理
一年振りの三喜丸さんでのテンヤスミイカの釣果2杯は、下処理してそのまま冷凍庫へ。
登板は後日とします。

まずはゲストの面々に癒していただきましょう。


(ゲストの面々がこちら。)

釣行当日のカワハギは、もちろん胆醤油で刺身にしますよ。

今季カワハギ釣りには行ってないものの、ちょくちょく獲れてるから度々いただいてる。

キモパンカワハギは獲れて嬉しいゲストナンバーワンだね。


(このクリーミーさ、どうよ。)

(身もツヤツヤ。)

淡白な白身と胆醤油のコラボは最強だね。

「やっぱりカワハギが好きだなー」と、かみさん。

「資金をくれたら釣ってくるよ」

と言っても却下されるのも毎度のこと。
既にカワハギシーズンは終わってますがね。


(たっぷりと。)

イナダは半身をなめろうに仕立てる。

脂が少ないからアジに比べるとあっさりだ。
その分薬味を増したかったけどネギしかなかったのが残念。
大葉が欲しかったな。


(塩焼きに。)

もう半身は塩焼きに。

あらかじめ塩して水分と臭みを抜いておく下処理をしましたよ。

やはりイナダだと脂が少ないけど皮目が旨い。
特にカマが良いね。


(カワハギの頭部が入ってます。)

カワハギのアラも残さず活用。

塩して水分を抜いたアラを湯通しし、水からコトコト炊いて味噌汁に仕立てる。

カワハギの出汁は優しい円やかな風味で好きだな。


(集合写真。)

これでゲストは完食。

メインのモンゴウイカはどうしてくれようか。
楽しみだ。


🦑

【釣】打率奮わずゲストの有難みを知る (2020/03/13 スミイカ 三喜丸)

2020-03-20 06:23:00 | 釣り
今季のスミイカはシーズン初期に野毛屋さんの午後船でエギの2回のみ。
それぞれ2杯、1杯とイケてない釣果だった。
スミイカ、今季は不調との噂も聞くしね。

年末のアカメフグ釣りのゲストで良型を1杯獲ったんで、食ではそれなりにいただいてる。

シーズンラストはテンヤで良型のズーンを堪能するため、1年振りに三喜丸さんでシャクリまくりますぜ。

シーズン末期なんで数は期待出来ませんがね。


(朝の小柴港。)

5:30の小柴港の開門を待ち、まずは船の釣り座を確保する。
3隅が埋ってるので残りの右舷舳をゲット。

平日なんで空いてると思ってたら最終的には片舷7名ほど、それなりにお客が揃ったね。


(手前がスミイカ船。)

三喜丸さんでは海水を入れたバケツに釣ったスミイカを生かしておくのだけど、海水バケツにスミイカ投入はNGとしている船宿が多いはず。

水に着けたら凄まじくスミを撒き散らすからね。
準備しながらこの点を船長に聞いてみた。
すると、

「スミを吐いても1度きりだし、常温のスミまみれで亡くなったのと帰り間際まで生きてたのとでは鮮度が違うよ。」

とのこと。

船の汚れよりも活きの良いイカを持って帰って貰おうという釣り人ファーストなのね。

アッパレだ。


(スタートはシャコ3匹。)

末期だからか配付されたシャコは3匹。
エサがないから大事に使ってね、とのこと。

3度目となればテンヤへのシャコのセッティングも手馴れたもんですよ。


(出船。)

出船して一路竹岡沖へ。

移動中に頭の中でシャクリのイメージトレーニングをする。

湾フグの「無想の誘い」の両手版で、しっかり、優しく、しかも自然にテンヤを動かす。
糸フケを出すようにステイして次のシャクリでズーン!

これだ。


(釣り開始。)

竹岡沖で釣り開始。

まだ潮が緩いから暫く我慢だよ、との船長アナウンスもある。


(潮はこんな感じ。)

イメージトレーニングから実践に移すと、テンヤの上げ幅が足らない感じだ。

舳だから波による船の上下動のタイミングを測らないとシャクリが相殺されちゃうぞ。

調整しつつシャクってるとモヤッとした違和感が出る。

おチビな筒イカかな?と巻き揚げると、おチビなマダコ。
こいつはリリース。


(さらばおチビ。)

船中型を見ないままシャクリ続けてるとズーンと来た!

よっしゃー!船中1杯目ゲットー!

活性がない重いだけの手応えはコウイカだな。
我慢の時間に獲れるとは今日は良い日かな。
などと思いながら巻いているとフッと抜けた。

あーっ!バレたー!
Σ( ̄□ ̄;)
思わず天を仰ぐ。

バレはしたもののシャクリは合ってるんだ。と気を取り直して再びシャクる。

すると、間を置かずにズーン!

よっしゃー!
再び船中1杯目ゲットだー!
と巻き進めると再び途中でフッと抜ける。

マジかー!?
( ; ゚Д゚)


(いまだ不発。)

そうこうしてるうちにお隣胴の間のスミイカ初挑戦カップルの女性が船中1杯目を揚げる。

ワイワイと船長から記念撮影いただいてるのを横目で見て、良かったね。とニコやかに見てたのですよ。

この時はね。

巻きバレしてるものの掛けてるからシャクリは合ってるんだ、大丈夫なんだ、と信じてシャクリ続けると三度目のズーン。

おらー!引き直したぞー!
( ;`Д´)

慎重にゆっくり巻き進めるも、途中で三度目の抜け。
うぎゃー!!
ヽ(;゚;Д;゚;; )ギャァァァ

もう頭を抱えちゃいますよ。

そこにスミイカ初のお隣の女性が2杯目を揚げるという追い討ちが。

ダメだ。。。
獲れない。。。
もうメンタルボコボコっす。
(ノ´Д`)ノ

船中ポツポツと揚がり始め、女性の連れの男性も揚げて、「初挑戦者が全員ゲットしたよ」と船長も嬉しそうだ。

周りで揚がってるのはどれもモンゴウイカで、見るとスッテにばかり乗ってる。
巻きバレるのはスッテだからなのか?

悶々とする中、四度目のズーン。

もうこの時は、バレないで、バレないで、お願いします、と低姿勢に祈ることしか出来ない。
ゆっくり慎重に、手元の重量感が消失する恐怖と戦いながら巻き続ける。

船長がタモを持って駆けつけてくれたところに茶色い影が揚がってくる。


(9:13にやっと1杯目。)

4度目の正直でようやく中型のモンゴウイカを手にした。

やはり掛かってたのはスッテだったね。

ドキドキしながらそーっとモンゴウを海水バケツに入れると、ブシュッ!ブシュッ!と勢い良くスミを吐くものの、流れ続ける循環海水に洗われて被害はない。
なるほどね。

暫くすると落ち着いて大人しくしてくれるよ。


(モンゴウくんはバケツの中で落ち着いてます。)

4打数1安打でようやく手にした1杯。

さあ、ここから捲るぞ、と気合いを入れるもイカたちは鳴りを潜めてしまう。

たまに船中ポツと揚がるもののペースダウン。
こうなると空振りが痛かったな。


(天気は良いですが。)

イカじゃなくてサバフグが出すと早々に場所を変える。

フグに噛られるとエサのシャコが使い物にならなくなっちゃうからね。


(これがフグの仕業。)

シャクリからの落としの最中にガツガツというアタリが出て竿を煽ると、重みが消失。

サバフグにテンヤのハリスを切られたようだ。
参ったなー、と仕掛けを回収していると、途中で引ったくるアタリとともに走り出す。

強引に巻き上げてブチ抜くと、スッテにイナダが食らい付いてた。

テンヤと交換でイナダをゲットじゃ元は取れないな。


(血抜き中。)

その後も度々掛けるも巻きバレを重ねてイカの顔を拝めない。

昼近くから南風が強まり出し、うねりが立ち始める。
舳でうねりは厳しいけど、湾フグで培ったゼロテンのテクで対応可能ですよ。

ここからだ。
まだ諦めないぞ。

逆境で集中力がアップするのも湾フグで鍛えられた賜物だろうか。

艱難我を珠にしてますぜ。


(風ビュービュー、海はうねうね。)

あまりの風とうねりに「早あがりがあるよ」とアナウンスがある。

押し寄せるうねりに大きく左右に揺られる船。
バランスを取りながら上下動のタイミングを測ってシャクると、ズーン!と来た❗

うねりでラインが弛まないように慎重に巻き、タモに収まったのは1.5kgクラスのモンゴウイカ。

これで食は十分に確保出来た。


(12:12に2杯目。この中にいます。)

この頃には船中竿を畳んでる方々が多く、右舷で釣り続けてるのは自分だけだ。

独占市場だぞ。
まだまだ獲るぞ!

ドッタンバッタンの揺れの中で、更にヤル気と闘志が燃え上がる。

すると、ズーンと来ましたよ!

風?波?関係者ないぜ。
巻きながらご満悦ですよ。


(嬉しいゲスト。)

揚がったのは良型カワハギ。
キモパンは嬉しいな。

さあ、次だ。
と仕掛けを落としたところで、船長からあがりが宣言されて13時で早あがり。

ドッタンバッタン、バシャバシャと潮を被りながら50分掛かって小柴港に戻った。


(やっと戻ったよ。)

結果はモンゴウイカ2杯。

7打数2安打とは効率悪すぎだ。
テンヤ釣りに馴れるまでは舳は避けるべきだったかな。

少ない釣果もゲストのお陰で食の楽しみが増したね。

スミイカは来季までおあずけだな。


・モンゴウイカ : 2
・カワハギ : 1
・イナダ : 1
・マダコ : 1(リリース)
船中1~4
中潮


🦑

【釣】釣行前記 (2020/03/13 三喜丸)

2020-03-16 06:16:00 | 釣り
このところの陽気はすっかり春めいて、観測史上最速の桜の開花を記録するようだ。

年間目標のために通い詰めたアカメフグシーズンが終えたんで、ここらで冬場に行けなかった釣りもののラストに滑り込んでおかないと。

それは、スミイカ。


(こいつです。)

アカメフグがガツンなら、スミイカはズーン。
どちらもシャクリからの乗りが堪らん釣りものですよ。

釣り味も良いけど、サクッと甘いその身が恋しい。


(お久しぶりです。)

久しぶりの三喜丸さんでズーンを堪能しますよ。


🦑