南大沢昆虫便り

八王子市南大沢より、昆虫に関する情報をお届けします。
昆虫の専門家ではないので、間違い等ありましたらご指摘ください。

ナナフシモドキ

2023-04-09 18:42:03 | ナナフシ

陽気も良くなり、急に手すりの昆虫が増え始め、アリの仲間、カメムシ幼虫、ゾウムシの仲間、ハチやハエの仲間、それにイモムシや毛虫。

今日は、20mmくらいのナナフシモドキの幼虫がいた。





カメラを近づけると、手すりの下の方に隠れようとする。





調べてみたら、このブログではニホントビナナフシは載せたが、ナナフシモドキは未記載だった。

以前昆虫も載せていた、「南大沢季節便り」では、ナナフシ関係の記事も何度か載せていた。

触角が長いエダナナフシというのもいるが、これは短いのでナナフシモドキ。

ナナフシともいうが、なぜモドキが付くのだろうと調べたら、漢字の七節は「木に枝が沢山あること」で、それに似ているので「ナナフシモドキ」となったようだ。



ニホントビナナフシ

2021-11-23 15:12:16 | ナナフシ

新型コロナは第6波までの間の一休みでしょうか?

最初に写真展のご案内です。

南大沢にあるギャラリーカフェBOJOでも1年半にわたり展示会が開けない状態でしたが、今週再開します。
昨年3月に私が「南大沢の櫻」という写真展をして以来です。
今回の「有保克也写真展」については、「南大沢季節便り」及び「南大沢の自然」に書きましたのでそちらをご覧ください。



さて昆虫ですが、11月に入り手すりの上にもいろいろ出始めました。

ニホントビナナフシは、この時期になるとよく見られるようになる。



真上から大きく撮るとこんな感じ。


この場所で10年程前に40匹ほどいたのを見たことがある。
それ以来あれほど多くは見たことがないが、11月頃には現れる。

これはメスで、ほとんど単為生殖ということである。
オスは非常に珍しくまだ見たことがないが、長池公園でも一度だけ撮られている。

このメスは、これから卵を産み落とすのだろう。
大変変わった形で、以前撮影した卵はこちらです。



一度オスを見てみたいものだ。



ニホントビナナフシ

2015-11-22 09:56:27 | ナナフシ

この時期になると、長池公園の手すりでニホントビナナフシを見かけることが多くなる。

先日も手すりの上に斜めにはりついていたので、もう少しいい位置に来てよと手で押すと、落下して逃げた。

これが、草の中に入ると見つけにくい。ここに落ちたとわかるので探せるのだが。

マクロレンズから、ワイドレンズに変えて撮影してみた。

 

 

 

昨年も同じような時期に撮影して載せていた。→クリック

 

トビナナフシは何種かいるようで、普通トビナナフシというとこのニホントビナナフシで、ヤスマストビナナフシやシラキトビナナフシもいるようだ。

トビナナフシのわかりやすい説明のブログを見つけた。→クリック

ほかの2種も見つけてみたい。

 


トビナナフシ (ニホントビナナフシ)

2014-10-31 17:49:00 | ナナフシ
トビナナフシを見かける季節になってきた。
トビナナフシにも何種かあるようで、これはニホントビナナフシ。






橋の手すりの下にいた。
ほとんど動かないので、顔に近寄って撮影。






いたのは、こんなところ。
さて、ここで、これから何をするのだろう。






ところで数年前に、長池公園で手すりやフェンスに40匹ものトビナナフシがいてビックリしたことがある。
それ以来、気にかけているが、そんなに沢山いるのは見たことがない。


その記事は次の通りです。

http://minam.cocolog-nifty.com/blog/2010/12/post-a80d.html


ちなみに、トビナナフシの卵もその時に撮影出来た。

http://minam.cocolog-nifty.com/blog/2010/12/post-d131.html




ナナフシ目ヒゲボソナナフシ科
撮影 2014/10/30 八王子市別所  OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough 2枚目は深度合成