修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

年の初めは今年も宮島へ(その5)

2018-01-06 05:18:53 | 山歩き

   宮島ロープウェイの榧谷(かやたに)駅の下を潜り抜けて小ピークに登り返してから更に尾根道を辿りました。右手には江田島や似島が浮かぶ瀬戸内海が美しく、行く手には海を挟んで広島市街地が広がっていました。将に洋上の散歩道といったところでした。榧谷駅から20分弱で尾根筋を離れて尾根の西側を巻いて博奕尾に下ると包ヶ浦からの登山道に合流しました。この道筋は毛利元就軍と陶晴賢軍の厳島合戦の奇ちょっと襲の舞台となったところです。460年前の島に刻まれた歴史を偲びながら港へとちょっとした冒険をしながら下って行きました。〔1月2日(火)〕

↓ 牡蠣筏の浮かぶ海の対岸しには広島市街地が望めます。中央に大きく口を開けるのは太田川放水路の河口です。太田川は森のミネラルを海への運んできて旨い牡蠣も育てます。

 ↓ 宮島の尾根筋から望む絵ノ島(手前)、似島です。その先は広島から呉へと続く本土側の山々です。絵ノ島の周りにも牡蠣筏が浮かんでいます。

 ↓ 登山道に立つ博奕尾、厳島合戦の説明板です。

 ↓ 博奕尾から見た厳島神社、大野瀬戸の眺めです。毛利軍は崖のようなこの尾根を駆け下って陶軍を奇襲した・・・・。

 ↓ いつも下る尾根筋の反対側に続く獣道を辿ってみると、いつしか道は消えて藪を辿ると一つ西側の谷の涸れた砂防堰堤内に出ました。

 ↓ 古い堰堤の直ぐ下流部に新しい砂防堰堤が築かれていました。ここは樅谷川という川のようです。この堰堤を越えるとうぐいす歩道に出ることが出来ました。

 ↓ うぐいす歩道に出ると周囲の松林が伐採されて塔の岡が綺麗に見えました。


↓ 更に伐採された松の大木が転がる尾根を辿ると”山辺の小径”に出ました。

 ↓ 街の裏手の道を辿っているとこんな看板の懸った裏道に出会いました。

 ↓ 人ひとりが通るのがやっとといった感じの「小路・鬼隠」を抜けて宮島桟橋へと急ぎました。

 ↓ 宮島桟橋に無事帰り着きました。6時間半に亘る11キロメートルの散策、山歩きでした。

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