ハゼノキ ウルシ科ウルシ属
ハゼノキが紅葉し始めた。雌雄異株の高木で樹高は10mほど。
たくさんの果実を付けている。
ハゼノキは成長が早い。以前この果実を拾ってきてプランターの培養土に埋めておいたら春先に一斉に芽が出た。そのうちの2本だけを大きな鉢に移して育てたところ2年ほどで2m以上になって果実を付けた。ベランダではそれ以上育てらずに処分してしまった。
果実の表面はツルツル。光沢があり無毛。果皮の下に白い中果皮がありこれは脂肪を含み鳥類が高カロリーの餌として好んで摂取する。中果皮の下に飴色で強い光沢を持つ核がある。
葉。奇数羽状複葉で9-15枚の小葉からなる。
小葉の表。表面は濃い緑色で光沢がある
小葉の裏。表裏ともに毛がない点で自生するヤマハゼと区別できる。ハゼノキは果実から木蝋を採取する資源作物として、江戸時代頃に琉球王国から持ち込まれたらしい。
冬芽は無毛。
葉痕。
ヤマハゼと比較してみよう。
ヤマハゼ ウルシ科ウルシ属
先月、林縁で見つけたヤマハゼ。ハゼノキとよく似ている。
葉表。葉軸の上面には褐色の軟毛が密生している点がハゼノキと異なる。
葉裏。毛が多い。
冬芽は裸芽で赤褐色の長毛が密生。
ハゼノキが紅葉し始めた。雌雄異株の高木で樹高は10mほど。
たくさんの果実を付けている。
ハゼノキは成長が早い。以前この果実を拾ってきてプランターの培養土に埋めておいたら春先に一斉に芽が出た。そのうちの2本だけを大きな鉢に移して育てたところ2年ほどで2m以上になって果実を付けた。ベランダではそれ以上育てらずに処分してしまった。
果実の表面はツルツル。光沢があり無毛。果皮の下に白い中果皮がありこれは脂肪を含み鳥類が高カロリーの餌として好んで摂取する。中果皮の下に飴色で強い光沢を持つ核がある。
葉。奇数羽状複葉で9-15枚の小葉からなる。
小葉の表。表面は濃い緑色で光沢がある
小葉の裏。表裏ともに毛がない点で自生するヤマハゼと区別できる。ハゼノキは果実から木蝋を採取する資源作物として、江戸時代頃に琉球王国から持ち込まれたらしい。
冬芽は無毛。
葉痕。
ヤマハゼと比較してみよう。
ヤマハゼ ウルシ科ウルシ属
先月、林縁で見つけたヤマハゼ。ハゼノキとよく似ている。
葉表。葉軸の上面には褐色の軟毛が密生している点がハゼノキと異なる。
葉裏。毛が多い。
冬芽は裸芽で赤褐色の長毛が密生。