外出自粛でビデオ見ながら『絵とき 植物生理学入門 改訂3版』曽我康一著を通読。読んだときはよく理解できたけれどすぐ忘れてしまう。困ったもんだ。そのあとで今年の3/1に放映したBS1スペシャル『永遠のABBA 勝者が全てを』と本日再放送のNHKドキュメンタリー ザ・ヒューマン『誇り高き悪魔 ジーン・シモンズ』を見た。70年代から活躍したABBAとKISSの軌跡を追いながら懐かしい曲と現在の彼らを紹介する番組。
近所の草むらはコロナの影響でまだ草刈りがされていないから色々な雑草が育っている。昨日撮った写真を整理。
カラスノエンドウとスズメノエンドウ マメ科ソラマメ属
草むらにカラスノエンドウとスズメノエンドウが群生していた。カラスノエンドウとスズメノエンドウは大きさが全く違うから手に取って比べてみる。右がカラスノエンドウで赤紫色の蝶形花が見える。左がスズメノエンドウで小さな白い花がいくつかついている。
これはカラスノエンドウ。小葉の先端は矢筈(やはず)形に凹み、葉の先端は伸びて分枝した巻きひげとなる。
花の大きさを比較。右がカラスノエンドウ(花径:12-18mm)、左がスズメノエンドウ(花径:3-4mm)。カラスノエンドウの花には柄がほとんどなく葉脇に直接つく。
スズメノエンドウの花。花序に長い柄がありその先に4-5個の花がつく。
カラスノエンドウの果実。花後豆果ができ熟すと黒くなって中に10個ほどの種子が入る。
スズメノエンドウの果実。果実は豆果で毛が密生し熟すと黒褐色になり中には通常2個の種子が入る。
ヒゲナガスズメノチャヒキ? イネ科スズメノチャヒキ属
空き地にイネ科植物が群生していた。普段なら見過ごすところだけれど時間もあるのでイネ科ハンドブックで名前を調べてみよう。
茎の高さは50㎝程度。円錐花序で各節から2-5個の枝を半輪性状に出し、先端に小穂を1-2個つけている。
この節からは5個の枝を出している。全体に白色の軟毛が密生しているのがわかる。
小穂を作る小花の先から長い芒が6本以上見える。この特徴からヒゲナガスズメノチャヒキの可能性が高いと思われる。ヒゲナガスズメノチャヒキの解説には小穂は6-9小花よりなり各小花の護穎から長さ3-5cmの芒が出るとある。
葉舌は半透明、長さ3-4mm。葉鞘は円筒形で軟毛がある。やはりヒゲナガスズメノチャヒキかなあ。
キュウリグサ ムラサキ科キュウリグサ属
15cmくらいの高さの枝先に小さな水色の花を見つけた。キュウリグサだろう。
一本取って観察。
茎の先にサソリ形花序をつけ径2-3mmほどの淡青紫色の花が次々に咲く。花弁は5枚あるように見えるが実は基部はつながっていて合弁花。きれいな水色の花弁と中心部の副花冠の黄色がとても可愛い。
タチイヌノフグリ ゴマノハグサ科(APG分類ではオオバコ科)クワガタソウ属
キュウリグサの花と同じくらい小さくてもっと濃い青の花があたりに点在していた。茎は直立して高さは15cm程度。花はオオイヌノフグリの花に似ているが4mmくらいと小さく花柄は短いのでタチイヌノフグリだろうか?
各葉脇には軍配型(ハート型)の果実が見える。
茎の根本の様子。茎には軟毛があるのがわかる。
近所の草むらはコロナの影響でまだ草刈りがされていないから色々な雑草が育っている。昨日撮った写真を整理。
カラスノエンドウとスズメノエンドウ マメ科ソラマメ属
草むらにカラスノエンドウとスズメノエンドウが群生していた。カラスノエンドウとスズメノエンドウは大きさが全く違うから手に取って比べてみる。右がカラスノエンドウで赤紫色の蝶形花が見える。左がスズメノエンドウで小さな白い花がいくつかついている。
これはカラスノエンドウ。小葉の先端は矢筈(やはず)形に凹み、葉の先端は伸びて分枝した巻きひげとなる。
花の大きさを比較。右がカラスノエンドウ(花径:12-18mm)、左がスズメノエンドウ(花径:3-4mm)。カラスノエンドウの花には柄がほとんどなく葉脇に直接つく。
スズメノエンドウの花。花序に長い柄がありその先に4-5個の花がつく。
カラスノエンドウの果実。花後豆果ができ熟すと黒くなって中に10個ほどの種子が入る。
スズメノエンドウの果実。果実は豆果で毛が密生し熟すと黒褐色になり中には通常2個の種子が入る。
ヒゲナガスズメノチャヒキ? イネ科スズメノチャヒキ属
空き地にイネ科植物が群生していた。普段なら見過ごすところだけれど時間もあるのでイネ科ハンドブックで名前を調べてみよう。
茎の高さは50㎝程度。円錐花序で各節から2-5個の枝を半輪性状に出し、先端に小穂を1-2個つけている。
この節からは5個の枝を出している。全体に白色の軟毛が密生しているのがわかる。
小穂を作る小花の先から長い芒が6本以上見える。この特徴からヒゲナガスズメノチャヒキの可能性が高いと思われる。ヒゲナガスズメノチャヒキの解説には小穂は6-9小花よりなり各小花の護穎から長さ3-5cmの芒が出るとある。
葉舌は半透明、長さ3-4mm。葉鞘は円筒形で軟毛がある。やはりヒゲナガスズメノチャヒキかなあ。
キュウリグサ ムラサキ科キュウリグサ属
15cmくらいの高さの枝先に小さな水色の花を見つけた。キュウリグサだろう。
一本取って観察。
茎の先にサソリ形花序をつけ径2-3mmほどの淡青紫色の花が次々に咲く。花弁は5枚あるように見えるが実は基部はつながっていて合弁花。きれいな水色の花弁と中心部の副花冠の黄色がとても可愛い。
タチイヌノフグリ ゴマノハグサ科(APG分類ではオオバコ科)クワガタソウ属
キュウリグサの花と同じくらい小さくてもっと濃い青の花があたりに点在していた。茎は直立して高さは15cm程度。花はオオイヌノフグリの花に似ているが4mmくらいと小さく花柄は短いのでタチイヌノフグリだろうか?
各葉脇には軍配型(ハート型)の果実が見える。
茎の根本の様子。茎には軟毛があるのがわかる。