くたくたルンゲクッタ

過ぎていく時間と思い出忘備録

オナガバチ

2021-07-18 | 日記
7/16やっと梅雨があけて暑い夏に突入。大きな池のほとりのやや朽ちかけたエノキの周りを飛び回るやや大型のハチがいた。長い産卵管をつけている。そのうちの一匹がエノキの葉にとまった。

オナガバチの一種 ヒメバチ科

長い産卵管をもつウマノオバチかと思ったけれど、ウマノオバチの産卵管は15㎝以上あるらしいから違う。このハチの産卵管は5㎝から8㎝くらいしかないだろう。ネット検索するとエノキに寄生するキバチ(ヒラアシキバチ?)の幼虫を宿主とするオナガバチの仲間のようだ。


このエノキは途中で折れているために朽ちかけており、キノコやコケが生えている。上の方を見上げるとオナガバチが何匹も飛び回っており、交尾、産卵しているようだ。


少し逆光で赤っぽく見える。上の個体は腹部が大きく産卵管があるので雌、下はほっそりとしているので雄だろう。


下が雌で上が雄。


右の方に、小さな穴から産卵管の残骸と思われるものが小さな穴に入っているのが見える。二分している太いのは産卵鞘で、上部のやや細くて先端に何やら膜状のものが付着しているのは産卵管と腹部の一部がとれたものだろう。産卵後死んでしまったか他の捕食者にやられたか?


雄も雌の近くにたくさん集まってきて大賑わい。


もう交尾は終わったのだろうかそろそろ産卵が始まる。






腹部の先端を大きく持ち上げて産卵鞘(産卵管)を幹に垂直にして突き刺そうとしている。




腹部先端近くにある膨張膜が大きく丸くふくれた。この膨張膜はどんな働きをしているのだろう?幹につきたてた産卵管の角度をヘアピン状に変えて力を入れやすくしているのかもしれないなあ。

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