くたくたルンゲクッタ

過ぎていく時間と思い出忘備録

ミズヒマワリ

2021-09-11 | 日記
中国ドラマ『長安二十四時』(全48話)を先週1週間かけて見た。旧正月15日を祝う上元節に長安でテロ計画のあることを察知した治安維持機構「靖安司」(アメリカドラマ24のCTUに相当)の若手官僚、李必は、死刑囚の元捕吏の頭領、張小敬(捜査官ジャック・バウアーに相当)に依頼し捜査を開始するところから話ははじまる。そのテロとはある者が現政権に対する恨みを果たすために皇帝暗殺と大灯楼の爆破を計画したものだった。ストーリー展開はテンポがよくあっという間に過ぎていく。当時の国際都市長安のにぎわいと繁栄、暗黒の裏社会、祭りで賑わう通りの様子、豪華な山車、望樓の窓を開閉して遠方に信号を送るシステム、巨大な太上玄元燈樓などどれも目を見張るものばかり。漢字が多くて字幕を追えなくて何度も見直したところがたくさんあったけれども、俳優は上手で映像も美しくてとてもよく出来たドラマだった。

今年の夏は後半雨が多たったせいで短かった。セミの声もツクツクボウシに変わった。川のほとりの水草に交じって白い小さな花が咲いているのが見えたので近づいて観察。

ミズヒマワリ キク科 Gymnocoronis spilanthoides



高さは1mくらい。1-2cmの球形の花を頭に付けている。ネット検索してみると、中央、南アメリカ原産の抽水性多年草、ミズヒマワリのようだ。戦後、熱帯魚の輸入に伴って入ってきたらしい。


葉は対生し柄があり長卵形から披針形で両面ともに無毛、基部はくさび形から円形。葉縁には低い鋸歯がありやや波打つ。




花は分枝した茎頂の集散花序につき、花柄や花序の柄には密に細毛がある。繁殖力が極めて旺盛な外来種なのでそのうちに嫌われ者になりそう。

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