酒と葉巻とラーメンの日々 つれづれ日記 

無欲恬淡 酒と葉巻とラーメンを好む出張男の別荘・投資生活の実態をさらけ出します

六本木心中

2012-05-19 19:36:56 | 日記

アン・ルイスといったって若い人には分かるはずもないのだろうけど、一世を風靡した外国人歌手がいました。生まれはどこかしらないけれど、欧陽菲菲よりは流暢な日本語を使ってたから、おそらくは日本生まれではなかろうかと思います。その魅力は歌唱力が少しあって、しかしやはり白人が日本語で歌を歌ってることが大きかったんだと思います。六本木心中からラ・セゾン、薔薇の奇蹟、歌詞もよかったんだと思います。少し生々しい恋愛事を案外まともな言葉にして、外人っぽく歌い上げる彼女は、いまでいうところのコスプレイヤーみたいな人造的な魅力にあふれていました。


あれからおよそ三十年、彼女はどこで何をしているのやら。しぶとく生き残っているならそれはそれで嬉しいことです。地下に潜って女衒のようになっててもそれはそれでいいと思います。

7年ぶりくらいに六本木にきて、天下一品でテンイチをすすり、六本木通りはミッドタウン辺りをうろうろしています。当然外国人が多くって、5人に1人は外国人ではなかろうか、くらいなものです。7年前も30年前もこれは変わりありません。麻布、青山、六本木、ここは東京の中心であって、いまだに閑静な住居が残る粋な町であると云うことです。そう、アン・ルイスも粋な女でありました。

2012/5/19 17:30 六本木 エクセルシオール LYNX



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