ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

9月の終わりに、

2020-09-30 22:48:57 | 健康・病気

時間の使い方が下手なのと、体力が無いのとで、飛ぶように季節は過ぎていきます。

私の大好きな秋は、半分は真夏で終わり、いきなり冬に急いでいるような…。

 

◆9月28日(月)快晴。27-18℃ それだけでも幸せに感じる、素晴らしい青空が広がる。

キラキラしていた、何もかも。

昨夜一時の強制給餌など、

早朝5時くらいから、みーみーぼーのしつこい嘔吐が始まり、輸液や後始末、

クロも失禁続き、何時もの老猫@もじゃ公のお世話、筋トレを済ます、

その後、病院へ。

庭にあったアシナガバチの巣の廃墟。

一年、もじゃ公の介護で庭を放置、刺されなかったのは幸い。

今日は二つの医院を掛け持ちして忙しい、結局、午前中から午後二時までかかる。

 

青空の下を歩いていて、ふと、インディアンの詩が浮かんだ。

Today is a good day to die. 今日は、死ぬにはいい日だ。

 

甲状腺関係で行く内科は、来月は内視鏡、エコー、採血、インフルエンザの予防注射と、てんこ盛りだ。

その上、大腸がんの検査容器ももらう。去年は胃にポリープが見つかった。

リウマチでかかっている整形もいつも通りに大混雑、ここでも採血、手足のレントゲン、困ったことに一年もたたずに手と足が変形し始めており、右の人差し指は関節包が膨れているが、その中の骨はもう溶けて半分空洞、皮でつながっている状態、先生は「足の指も痛いだろう」という。靴は履くものに苦労している。「永遠にクロックス履くわけにもいかーん」と先生を笑わす。

左手首の関節包も膨らんでいるし、足の小指の変形といい、肩といい、膝といい、全部だ。

私は「いや、もう、それ以外も、何十か所も痛くて」と言う、しかし、手が使えないのは困る、今も調理の包丁、鉛筆や絵筆、マウス、カメラのシャッター、色々と苦労している。

手足が進行しても、体幹だけは残るが、それでは、いずれ車いすも漕げなくなる(自動の車いすになる)、パンツも下せない、ボタン等をリメイクして洋服を工夫しても、結局着替えが出来ない、そういう人達を見てきた。

先生は「私がまだ若いので、薬で殺してはいるが、免疫が多過ぎる、年老いる程に楽になる」というが、年老いる前に、この世から消えそうだ。リウマチの祖母も60前に亡くなった。

二回は奇跡の寛解まで持って行ったが、三回目はなさそうだ。とにかく、どこまで進行しているのか、日曜日にMRIを取ることになった。しかし、このコロナ禍、次の強い薬は使えない、危険なのだ。

気持ちの良い青空の下を歩いた。

打つ手を考えたが、各段良い案などない、最後の高額医療費の薬を使うしか手がないが、そんな価値を自分に見いだせないでいる。

長年、癌やリウマチでの陥りやすい鬱傾向とも闘っている、終わる事のない痛みなどで、脳が疲れてスタミナを使い切ってしまうのだ。

Today is a good day to die. 今日は、死ぬにはいい日だ。それでもういいが、アルツ親父と動物だけは置いていけない。

帰宅すると老猫が大騒ぎ、実際、一日200回は押すシリンジですら、指が大変なのだ。

他の子たちは大人しく留守番していた。みーみーぼーも輸液で気持ちよさそう。

今後、どういう生き甲斐を見出すべきか、子供の頃の絵や音楽や書道は、いずれ手がダメだが、語学はコロナで中断しているが、語学あたりか。

コロナが落ち着けば、安い次の薬が安心して使えるのだが…。

ここまで骨が溶けて進行しているとは思っていなかったので、(留守にしていた間に置き場指定で、)注文していた教本や、予備の可愛いチューナーが届いていた、

柱時計はキツツキのように、基本、小鳥のグッズが好き。

まだ弾けるので弾いた、下手でも弾けるという事実だけでも有難かった、音が身に染みた。

ボーイングの時に、滑って指が回り込むわけが、レントゲンによって自分の脳で納得できた、だが義手で弾いている人もいるのだ。正統派でない方法でも弾けるはず。

いくら良いほうに考えても、些か呆然自失なのは変わりがない。

チューナーに電池を入れた。

可愛いwww 慰めになる。

何をしていても、数時間(約2時間)毎に猫の餌の督促が来る、そのたびに思考が中断される。

現実を忘れるくらい、数時間でも何かに熱中出来る、心から笑う、せめて、眠剤を使用してもぐっすり寝る、そういうことが全く出来ないのが辛い。

いつかは全てに終わりが来る、その日まで頑張るしかなかろう…。

 

◆9月29日(木)曇りから晴れへ。23-18℃

普段通りだが、老猫のお世話と、クロの失禁の後始末でクタクタ。

洗濯に追われる。クロには薬が飲ませられない、全て、カニのようなあぶくにして出してしまう_| ̄|○ 猫全般にアルアルだが。

やはり昨日の今日であり、一生治療する橋本病、進行が止まらないリウマチ(と痛み)について、モチベーションが上がらない。15年闘えばもう十分だ、もう飽き飽きだ。

猫の介護で疲れ、コロナ関連ニュースで、世間にも希望は見いだせない。

コロナは、あと一年の我慢か。

ギョリュウにナナフシかと思ったら、カマキリがいた。

昨日の今日で練習にも身が入らず、布をいじったり、現実逃避。

手が不自由なのは調理に困る、例えば大根おろしが好きなのだが、それが結構手が辛くて、電動ミキサーでおろしたり、鬼おろし(100均)でおろすしかないのだ。

夕方から冷え込みはじめ、深夜、寝具に毛布を足した夜だった。ようやく秋になったと思ったのだが、寒暖差がパネー!

 

◆9月30日(水)快晴。24-17℃

何時もの猫の世話からスタート、

寒いのだろう、見事なクロのたどん。

今日は昨夜の経験から、冬支度で寝具を入れ替えたり足したり。

寒暖差のニュース。

そして、コンサバトリーをぐるりと覆っている、夏の日差しを遮るタープ7m×2mを、脚立を使って外す。

これが終わると夏が終わる、季節は静かに秋を、冬を待つ。タープは来年のゴールデンウィークまで洗って畳んで、ひっそりとしまわれる。

「脚立が怖い、来年はこの作業が出来るだろうか?」そう思って作業をしていると、強制給餌をし、寝たばかりの老猫が、私を探してがーがーと、再びご飯を催促している鳴き声が、壁伝いに解った。それが、耳を覆いたかった、更に私を疲弊させた…。

インコのビニールハウスやら、やることは山積み。この猫に1日の大半を盗まれるのが辛い。皆おろそかになっている。しかも深夜も給餌のために起きている。介護に一年経とうと慣れる事がない。

脚立をしまい、タープを洗濯機に入れ、老猫の給餌をして寝かしつける頃には、あとの計画していた作業が出来ないくらい疲れていた。

明日が中秋の名月でも、こちらは一応雨の予報が出ている。

だから、完全な丸ではないにしても、今夜だと思って観ておく。

さて、もうひと踏ん張り!

 

※「Today is a good day to die. 今日は、死ぬにはいい日だ。」

少し前に有名になったインディアンの詩で、色々と訳された本も出されていましたが、

感じ取れるのは、思い残さないように生きる姿勢とか、、、おそらく、思考も、環境も、かなり整理されている様に思える、毎日を大切に生きてきた、生きているのだろうと。そうなりたい。

そして、逆を言うと『今日も、生きるには、もってこいの日だ。』と、私にはとれるのです。

 

https://www.merkmal.biz/1-085.html

『今日は死ぬのにもってこいの日』ナンシー・ウッド 著 金関寿夫 より、

今日は死ぬのにもってこいの日だ。
生きているものすべてが、わたしと呼吸を合わせている。
すべての声が、わたしの中で合唱している。
すべての美が、わたしの目の中で休もうとしてやって来た。
あらゆる悪い考えは、わたしから立ち去っていった。


今日は死ぬのにもってこいの日だ。
わたしの土地は、わたしを静かに取り巻いている。
わたしの畑は、もう耕されることはない。
わたしの家は、笑い声に満ちている。
子どもたちは、うちに帰ってきた、
そう、今日は死ぬのにもってこいの日だ。

コメント (2)
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