ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

コロナ禍の通院、入院の事など。近況。

2020-11-30 22:44:23 | 健康・病気

前記事に沢山のコメント有難うございました、また温かいメールやLINEも有難うございました。ご心配をおかけしましたが、中々お返事できずにすみません、バタバタしているうちに、今日で11月も終わりです。

実際に気持ちが疲れすぎて、本当にお返事も記事も書けない状態が続き、今日までがあっ!という間に過ぎました。書かなければと重い腰をあげました。

何しろ色々あっても、それに関係なく、呆けた老猫の強制給餌やおむつの世話は数時間毎にあり、自分の治療の事もあります。

深夜まで続く猫の強制給餌は、この23日で一年と2か月が終了です、疲れていました…。

 

結論から言うと、患者2名は生きています。

老衰と言われたケース、こちらは若い時から散々糖尿やアルコールの教育入院をしてきましたが、改善せず、更にニコチン中毒、たばこの吸い過ぎで慢性閉塞性肺疾患(COPD)を起こし、寝たばこで畳を焦がし火事にもなりかけるほど、それでもタバコがやめられない。家が煙草臭くてヤニで大変です。

3つある心臓血管の一つもステントして広げています。2月に大腿骨転子部骨折、この半年でいきなり痴呆が進み、主治医は煙草が原因だといっています。主治医は延命に反対、却って苦しめるだけだと言うし、私も生き方を見ていて十分好きな事をした良い生涯だったと思います。本人、持ち家以外は全部綺麗に使い切り、わが家を含む、親族三人でお金を出して有料に入れています。身体も好きな事をした結果ですし、良い人生だったと思います。

また私の父もアルツハイマーとして生きています、私は後見人として頑張らなくてはいけません。母の死に際に反抗しましたが、姉の事も泣いて頼まれています。搾取子という言葉がありますが、自分はまさにそれです。

もう1つのケースは15日の明け方から胃痛になり、(土曜日は休診が多く、)日中のかかりつけ医での受診では原因不明で胃の薬、ブスコバン等を沢山もらい、夕方からは痛みが耐え難くなってきて夜間救急に電話をかけまくり、3軒中2軒は整形の専門医が当番で、はっきりと大したことはできないと断ってくれたのが幸いした、最後の一軒が総合病院で大きかったこと、ここで、すぐれた内科の先生に出会えて九死に一生を得ました。造影剤ですぐに調べてくれました。

まず最初に血圧が高い事、MRIの縦方向で、靭帯と動脈がぶつかっており、動脈瘤はないけれど、そこの部位が膨張して大動脈解離を起こしている状態であると告げられました。

その時点では救急救命室で絶対に安静、もっと大きい大学病院に搬送するのも危険な状態で、そこで治療が始まりました。とにかく血圧を下げる事、そこの血管が破れないように寝返りも打てない絶対安静、おむつです。

血管が詰まったり、敗れたところが脳ではないので、病人の意識はクリアーですし、まず病識が無い、大動脈解離の怖さを知らない、話しても理解が出来ないので、痛みを取ってしまうと今回の入院が大変な事が、事の重大さが最後の退院の日までわからないようでした。

日曜の明け方に帰り、また出戻り、死に至る病気です、意識のあるうちにと、必要事項をまとめて、また無理に面会、コロナ禍なので治療室には入れません。看護師さんには嫌がられたと思いますがメモを渡して必要事項を会話、月曜の入院から入院の手続きにまた通いました。

ここでも、手続きを終えると、その後、事務員さん側は患者に会えるというし、治療室側はコロナでダメだという、両者が喧嘩にならないように、そういう要らぬところで非常に神経を使いました。

結局のところ、コロナ患者ベスト8入りしているわが県、わが市は、毎日が爆発的なコロナ患者の増加であり、この病院にも患者は運ばれていました。面会時間であろうと、無かろうと、患者や主治医にはまず会えない、退院の頃には完全にコロナ禍故に面会禁止に、そうなってしまったし、丁度そうなる渦中に入院していました。

病院のマイクロバスは患者以外は乗ってはいけないし、私はコロナが怖くて(歩くのが早くて驚かれるのですが、それでも)片道40分の道を通いました。

幸い、とても暖かい散歩日和の日が続きました、日に照らされる秋の野原を見ながら、走馬灯のように今までの事を、今後の事を考えながら、ひたすら歩きました。これが私の脳を非常にクリアーにしてくれた有難い時間でした。

今回、電話で知らせたのは保証人になってくれた従弟一人だけでした。誰に話したって慰めにもならなければ、会いたくもない、ただ面倒くさいだけです。(その従弟の母、私の叔母も、この騒ぎの中、大腸がん内視鏡で癌が発見されましたが、皆が銘々治療の道を進むのみです。決して「がんと闘うな」の近藤氏を信じてはいけない、それをやって手遅れで駆け込み、苦しんでいる大腸がんステージ4の患者さんが此処の病院にもいました。私が見たケースでも3例目、最後は現代医学に駆け込む、悲惨でした。)

治療は、やることは救急救命室でいつでも開腹できるように絶食、5日間のベット上での絶対の安静、そうしているうちに裂け目のあった血管は塞がったのも幸いでした。血管外科は非常に少なく、病院に専属の先生はいなくて、他所の病院と掛け持ちで飛び回っていたので、退院後はその先生になります。そして一週間の入院のち、退院になりました。(退院後も痛みは残るので苦しみます。)

結局の病名は「正中弓状靭帯圧迫症候群」ですが、普通はその病名では胃もたれ程度で終わるのですが、(ぶつかっている大動脈は胃、すい臓、腎臓、肝臓等に血液を運んでいるのですが、それが圧迫で臓器が虚血になります。)今回は靭帯に圧迫された部位の血管が、そもそも高血圧のコントロールと糖のコントロールが出来てなくて、古いゴムホースのごとく裂けたわけです。完全に裂けると一瞬で死に至ります。

まず大変珍しいケースで、病院でも主治医はこのケースに2名しか当たったことが無いというし、先生の勘で胃薬でなく造影してくれたことで助かったわけです。今は緊急性は無く、とにかく血圧をあげない事、根本的な治療は内視鏡手術です。しかしこの時期はヒートショックなど血管の病気は多く、本格的に治療するまでは予約も大晦日近いのです。そしてこのコロナ患者数、普通の診療も今後どうなる事やら、、、日本全体に言えることですが。

血圧が高いと書きましたが、血圧手帳もつけていますが、見ると患者の血圧は一番高くても138です、私の主治医にも聞いたのですが、血管の病気は140をウロチョロし始めると、詰まる、切れる、が始まり危ないそうです。

誰でも血圧が高いと主治医からは散々言われると思います、自らも血管が老いない努力はすることはもちろんですが、血管の老いを素直に認める事、主治医に言われたらキチンと高血圧の薬を飲む事、

★大事なのは決して自己判断で勝手に薬をやめない事です!もう、既に動脈は硬化しているのですから。

さて、自分の事ですが、この生き方の大嫌いwな患者2名は反面教師であり、彼らを見るにつけ、こうはなりたくない、キチンと生きようという意欲が湧くのも確かです。(今回の件、主治医も救命の先生も生活習慣をお話して、先生方も自業自得だと思っています。)

自分の治療、検尿、血液検査、レントゲンなども、ブログをお休みしている間にありましたが、

先生はニコニコして、血液と甲状腺が正常値に戻りつつあることを喜んでくれました。

コレステロール、中性脂肪、etc、正常なのは嬉しい事です。嬉しいので載せておこう。

問題は、投薬でBUNが悪い事。もう5年以上。

好中球が高く、リンパ球が低い状態は、今癌にかかりやすい状態であります。(逆だと癌にかかりにくい。)薬で免疫を殺しているので仕方がないのですが。肺は綺麗でまだ間質性肺炎にはなっていません。

実は筋トレで5キロ近く増量、血液ドロドロじゃないか?と心配していました。体重が増えてもサイズは変わらない、楽器も構えて疲れないし、形が綺麗になったと褒められる、良い事づくめでした。

さて、ブログをお休みして、人の死に直面して、それはもう哲学嫌いでも考え抜き、また動きましたが、どんなに尽くしても人を変えることはできません。自分が変わる事です。

自分が今後余生を生きることも含めて、色々とお金の件も含め友人にも相談し、検討し直しましたが、私はもう人生の後半です、つましく生きれば何とか大丈夫です。(やっていけないことは、私の場合ですが、外貨と株、これがコロナで本当に痛かった、やめた今だから笑い話ですが、絶対にやってはいけない、人にも勧めてもイカンと思います。)

葬式はコロナ禍のせいで家族葬、密葬でラッキー、従弟のみで良い。これだけ疲れているんだ、掃除もしなくていい、それでも来る参列者はGotoで勝手にホテル利用して、逆にコロナ禍を利用しよう!そう腹を消決めたら楽でした。

断捨離せねば、そう思っても、とても近頃は掃除どころではなかった。

断捨離の良いケース発見👆

一つだけ、冷蔵庫の全てのポケットを外して、歯ブラシなどを動員して、マリラのごとく大掃除をしていた一日がありました。そして、断捨離どころか100均に行ってタッパーを買い込みました。なぜなら「その一口が豚になる」からですw

皿の残りの一口はお弁当に使う、今までは小皿にラップでしたが、お弁当箱に限らず、タッパーをお弁当箱にする、その方が毎回出来る量によってあらゆる容量のタッパーで綺麗に詰められる、するとお弁当は続きやすい。更に欲を出し、ダイエット、減塩、腎臓病食の弁当でも作るか、と思ったわけです。

凸凹が出来て、今日は庫内が決まらない。イラッ。

良く野菜は立てて収納と書かれていますが、そもそも野菜室にそれだけの高さが無い。新聞紙に包むと長持ちしますが。不要不急の外出はやめ、自粛中なので庫内はぎゅうぎゅうです。

インスタ映えしない料理ばかり作るので、載せないのですが、基本、料理はします。料理位、脳トレになるものは無いです。簡単な物しか作らないですが、年取ったらそこで外食でいいと。

友人、師匠とも話したのですが、「3食作るのがコロナ疲れ」とか、「皆どれだけ外食が好きなんだ」と、このコロナ禍のイート部分でびっくりしています。

私の住んでいる街中が唐揚げ屋さんだらけ、お持ち帰りの影響か、総菜も倍に増えパックだらけのスーパー…。自粛で運動不足の上、コロナ太り促進。いかん、いかん。

今回、親友が、小脳形成不全のきーじを預かるといってくれたことには感謝でした。

本猫も、友人宅に行くつもりで???バイオリンのケースに収まっています。

気がつけば、母の死ぬ数か月前に買った、ピラカンサのようなミカンの実をつける、キンズが実をつけており、

休んだ時は半月だったのに、今日は綺麗な満月でした。

 

そして、やはり、危機の時には、今まで生きてきた中の嫌な経験がとても役立った、まだ何でも一人で出来る力がある、一つずつ片づけていけばいい、今なら出来ると、実に冷静でした。嫌な経験も無駄ではなかったと言えます。

 

最後に病院で気が付いたこと、

皆さん意外と入り口で手を消毒しないのです。特に季節がら手袋をはめているお年寄り。私はコロナ禍になってから、手袋はやめています。布マスクも通り抜けるのなら、ゴム手でない限り手袋もダメだと思っています。

アルコール消毒というものは、濡らしてアルコールが蒸発するときにウィルスが死ぬのですが、濡らしている状態では死なない、揮発が肝心です。

だから動物医療ではアメリカなどは毛のある動物の予防注射は、まず毛にしみこんだアルコールを乾かすのには時間がかかるし、その間、対象の患畜動物は協力的ではない、アルコール消毒はしないでさっと打つか、獣医師は無効だと思っても飼い主の安心のためにする、濡れていても打つだけなんだそうです。しかし剃毛するときにはアルコールでしっかり拭きます。そして蒸散させる。

★入り口でアルコールでしっかり濡らし、乾いた時が、ウィルス降参だ!と覚えてください。

 

【おまけ】

私の歳になると結婚式に出る事なんぞはもうない、子も孫もいないし出るのは葬儀位でしょう、「家族葬にしろ、呼ぶな、嫌がらせに葬儀で弾いてやるゾ、」そう周りを脅しています。

Canon in D by Pachelbel - a moving Japanese commercial

皆様もコロナウィルスにはお気をつけて、「ご安全を」で、近況報告を閉めたいと思います。

コメント (6)
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