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海外ドラマ「グッド・ワイフ」の感想です。

2011年12月01日 | その他の海外ドラマ
海外ドラマ「グッド・ワイフ」シーズン1がCSで11月26日から初放送でしたので見てみました。NHKBSでは去年から放送されていたようですね。アメリカでは2009年9月から始まって、2011年9月からシーズン3継続中です。私は、このドラマの名前とあら筋だけは、ゴールデングローブ賞やエミー賞の受賞番組で見ていたので興味を持っていました。制作総指揮がリドリー・スコット監督とトニー・スコット監督と言うのも期待できますし、「グッド・ワイフ」と言う番組タイトルからはイメージし難いのですが、私の好きな法廷ドラマだと言うのも見たい度UPでした! 

ドラマの内容は、有能な弁護士として活躍していたアリシアと言う女性が、結婚を機に良妻賢母の妻として家庭に収まっていましたが、州検事の夫が収賄に絡む不祥事を起こして懲役刑の判決を受けて収監されてしまう。そこで、アリシアは残された家族を養うために弁護士として復帰する事を決意する。復帰後の周囲の好奇の目や職場での軋轢、夫の不倫問題と収賄事件の解決や、子供の教育などの難問を、彼女がどう乗り越えて行くのかと言うのが、これからのドラマの流れだと思います。

1話目を見ていると、単なる事件解決のプロセスを見せる法廷ドラマとしてだけではなく、苦境に立たされ選択を迫られる一人の女性の人生ドラマも描かれていく気がします。ストーリーの流れはスピード感が有って、ドラマ性も有って、事件性も有って多面的で面白かったですが、基本的に1話完結のドラマの時間にしたら、ちょっと欲張りな内容なので目が離せない状況のドラマでした。弁護士事務所の事件の部分も、ドラマを見ている視聴者側に、大して事件の内容も状況説明もしてくれないで、ササッと済ませて法廷場面に行っちゃってます。リーガルドラマを見慣れていないと置いてきぼりを食いそうな早業でした!

私はリーガルドラマ好きなので面白くは感じましたが、主人公のアリシアが幾ら優秀な弁護士だったとはいえ、ロースクールを出て2年間しか弁護士のキャリアが無く、専業主婦から13年振りに弁護士として職場復帰してすぐに任された事件で、その予備知識も大して与えられる事無く、いきなり法廷に放り込まれたにも拘らず、弁論を駆使して裁判で大勝利!と言うのは、1話目から出来過ぎでしたわ。

だってですねぇ、アリシアが勤める事となった巨大弁護士事務所の初出勤の日に、彼女は会議室の場所を間違えて、1階下の誰も居ないオフィスで一人ポツンと待っていたり、オフィスの内線電話を取り次ぐのをあたふたしたりと、ドジっ子ぶりを発揮して社会復帰度マイナスモードだったんですよ。それが突然、法廷ではキャリアバリバリモードでした。どちらかと言うと、オフィス間違いのドジっ子ぶりっこはいらなかったかと。(~_~メ)

でも、全体的には面白かったです。楽しみなドラマがまた一つ増えてしまいました。忙しい!


↓ストーリー詳細はLaLaTV公式サイトやWikiページより抜粋させて頂きました。

◇あらすじ
夫に裏切られて主婦から弁護士に復帰したアリシアの法廷での闘いと、家庭を持つ女性としての姿をリアルに描く。ゴールデングローブ賞受賞・エミー賞受賞作品。夫の逮捕をきっかけに13年振りに弁護士に復帰したアリシア。そんな彼女が久しぶりの現場に戸惑いながらも持ち前のバイタリティーと推理力で困難な裁判に挑んでいくリーガル・ドラマ。

◇受賞歴 / キャスト

■ゴールデン・グローブ賞、エミー賞ほか受賞多数!
・2010年ゴールデン・グローブ賞受賞:ドラマ部門女優賞 ジュリアナ・マルグリーズ
・2010年エミー賞受賞:助演女優賞 アーチー・パンジャビ
・2011年エミー賞受賞:主演女優賞 ジュリアナ・マルグリース

■主人公アリシア役を演じるのは、エミー賞と全米俳優組合賞受賞、ゴールデン・グローブノミネート等、女優として様々な功績を挙げ、日本でも『ER 緊急救命室』のキャロル・ハサウェイ役で知られる、ジュリアナ・マルグリーズ。数々の舞台出演でも功績をあげている実力派女優。

■アリシアの夫を演じるのは、人気ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』で主人公キャリーの恋人ミスター・ビッグ役を演じ一躍有名となったクリス・ノース。

■その他にも、映画『シカゴ』、『マンマ・ミーア』などに出演し、テレビ 同様高い評価を受けているクリスティーン・バランスキー、テレビ、映画、舞台に幅広く活躍しているジョシュ・チャールズなど、多彩なキャストが揃っている。



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