MOVIE レビュー

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映画 「RED/レッド」の感想です。

2011年01月30日 | 映画感想 ヤ・ラ・ワ 行
ブルース・ウィリス主演の映画「RED/レッド」を公開初日に観てきました。1月はこれで4本目の映画鑑賞ですが、お客さんは8割強の入りで、1月に観た中では「RED/レッド」が一番入っていましたわ!タイトルの「RED」とは、Retired Extremely Dangerousの頭文字で、"引退した超危険人物"の事。去年公開のシルベスター・スタローン主演の「エクスペンダブルズ」の消耗品軍団のスゴ腕の傭兵が大活躍するアクション映画と被りますが、「RED/レッド」のメンバーはリタイアした元CIAのスパイと言う事で、活躍していた現役時代と今のギャップをコメディータッチに描きつつ、実は彼らの知らない所で陰謀に巻き込まれていた!…と言う、割としっかりしたストーリー仕立てになっていました。

冒頭は淡々とスローなテンポで、フランク(ブルース・ウィリス)の年金生活らしき孤独な日常で始まりました。それが、まさか、あんな怒涛の後半へ続くとは思えない何とも黄昏ている時間が流れていました。その冒頭のシーンは、「仲間が集合するまでが長いなぁ!」という気もしたのですが、リタイアしたオヤジ世代を強調するのに必要な時間だったかも知れないし、メリハリ効果もあったかも!?と思いました。黄昏オヤジから、突然フランクの身に危機が迫り、実は元CIAのスパイで破壊工作や暗殺に携わっていた過去が有り、当時の仲間たちの命も危険に晒されている事が分かり、危機に立ち向かうと言う展開です。この映画は、いろいろと書いてしまうと面白くなくなるので、誰がどうしたこうしたは書きませんが、老人ホームで余生を送るフランクの元上司のジョー役のモーガン・フリーマンが思ったより出番が少なかったのが残念でしたが、現役時代の薬が元で被害妄想癖の為に隠れ家で隠遁するマーヴィン役のジョン・マルコビッチがめっちゃ面白かったです。

この映画は後半の方がすごく面白くなっていたんですけど、それを支えていたのが国家に忠誠を誓い正義を貫こうとする若きCIA捜査官ウィリアム・クーパー役のカール・アーバンですね。ブルース・ウィリスとの本気モードのアクションシーンが凄いです。(ブルース・ウィリスのアクションも凄いんですけど!)そして、"女王様"のヘレン・ミレンが、ドレスアップした姿でマシンガンやライフル銃で波状攻撃させていたのにはビックリ。まぁ、どんな姿でも綺麗でカッコ良くてサマになっていたのは流石です!一番驚いたのがアーネスト・ボーグナインと言う俳優さんがまだ出演していた事です(失礼(^_^;)。私は名前まで覚えていなかったのですが、お顔はいろんな映画で拝見していました。映画サイトで読みましたが年齢が何と、94歳ですよ!すごい!彼の役はCIA本部にある秘密の金庫の番人でちょこっと登場していましたが、ある意味キーパーソンでしたよ!(笑)一番貧乏くじを引いちゃった感が有るのが年金課でフランクと知り合い危機に巻き込まれるサラ役のメアリー=ルイーズ・パーカーかも!?

私の評価は5点満点中の4点です ≫ 採点表  イライラ度は0です ≫ 採点表
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 「RED/レッド」 (英題:RED )
日本 公開日: 2011年 01 月 29日(土) (上映時間 1時間 51分)
監   督 : ロベルト・シュヴェンケ
キャスト : ブルース・ウィリス / モーガン・フリーマン / ジョン・マルコヴィッチ / ヘレン・ミレン /
        メアリー=ルイーズ・パーカー 他
米 公 開 日 :  2010年 10月 15日  
全米週末興行成績 : 初登場2位
米Yahoo!ユーザー: 平均評価 「 A- 」 ( 1379 ratings) (2/01日現在の数字)
米 各雑誌批評家 : 平均評価 「 B- 」 ( 11 reviews)  (  〃  )
 (米Yahoo!評価はユーザーと批評家それぞれの平均評価で、A+が最高です。)
解説 byYahoo!映画 : ブルース・ウィリスにモーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチら大物俳優たちが集結したスパイ・アクション・ムービー。今や規則正しい引退生活を送る元CIAのエージェントが、ある襲撃事件をきっかけにかつての仲間たちと伝説のチームを再結成する様子を生き生きと描く。メガホンを取るのは、『フライトプラン』のロベルト・シュヴェンケ。リタイアしたものの、かつてはすご腕のスパイだった彼らの華麗な技に見ほれる。
ストーリー : 元CIAの腕利きスパイ、フランク(ブルース・ウィリス)は、心静かに引退後の日々を送っていたが、ある日突然何者かの襲撃を受ける。調査の結果、背後にCIAが絡んでいることを割り出した彼はかつて苦楽を共にした仲間たちを招集。フランクの元上司のジョー(モーガン・フリーマン)や、元イギリスの元MI6諜報部員のヴィクトリア(ヘレン・ミレン)ら引退した超一流のスパイたちが続々と集まる。



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コメント (16)
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