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第88回アカデミー賞 授賞作決定。

2016年02月29日 | 映画ランキング☆賞
海外ドラマや映画のエンタメニュース記事を原文転載しています。

第88回アカデミー賞受賞作決定!
2016年02月29日付記事転載 (Yahoo!ニュースより)
第88回アカデミー賞授賞式が2月29日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われた。
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(J・J・エイブラムス監督)は全世界で旋風を巻き起こし、現在までに世界興収が20億ドル(約2,340億円)を突破し、日本でも興行収入110億円、動員700万人を超える特大ヒットを記録してアカデミー賞でも5部門にノミネートされた。作曲賞(ジョン・ウィリアムズ)、録音賞、音響効果賞、視覚効果賞、編集賞の候補になっていたが無冠に終わった。


【助演女優賞】は、『リリーのすべて』のアリシア・ヴィキャンデルが初ノミネートにして助演女優賞初受賞。『リリーのすべて』は2010年の『英国王のスピーチ』で作品賞と監督賞に輝いたトム・フーバー監督の最新作。妻に頼まれ女性モデルの代役を務めたことで自分の中の女性に目覚めたデンマーク人の風景画家アイナー・ヴェイナーと、肖像画家の妻ゲルダの葛藤と愛を描く。アリシアは夫アイナーに真の自分を気付かせ、アイナーが世界で初めて性適合手術を受けて女性となるのを支えた妻ゲルダを演じた。


【助演男優賞】は、スティーヴン・スピルバーグ監督作『ブリッジ・オブ・スパイ』でFBIに逮捕されたソビエト連邦のスパイ、ルドルフ・アベルを演じたマーク・ライランスが受賞した!『ロッキー』シリーズの新章『クリード チャンプを継ぐ男』で、約40年ぶりに助演男優賞でオスカーにノミネートされたシルヴェスター・スタローンは、残念ながら受賞を逃した。


【監督賞】は『レヴェナント 蘇えりし者』のアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督が2年連続受賞!2連続での監督賞受賞は、ジョン・フォード(第13回と14回)、ジョセフ・L・マンキウィッツ(第22回と23回)に続く史上3度目の快挙。『レヴェナント:蘇えりし者』は、狩猟中に瀕死の重傷を負ったハンターのヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)が、自分を荒野に置き去りにし、最愛の息子の命までも奪った仲間に復讐するため壮絶なサバイバルを繰り広げるさまを描いた作品。


【撮影賞】は「レヴェナント 蘇えりし者」のメキシコ出身の名カメラマン、エマニュエル・ルベツキが撮影賞の栄冠に輝いた。「ゼロ・グラビティ」(2013)、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」(14)に続き、史上初となる3年連続同賞受賞の快挙を成し遂げた。ルベツキは、1991年にアルフォンソ・キュアロン監督の「最も危険な愛し方」(日本劇場未公開)とアルフォンソ・アラウ監督の「赤い薔薇ソースの伝説」の2本がトロント国際映画祭に出品されたことを機に米国で注目を集めた。「リトル・プリンセス」(95)で初めてアカデミー賞にノミネートされ、6度目のノミネートとなった「ゼロ・グラビティ」で初めてオスカーを手にした。


【主演男優賞】は「レヴェナント 蘇えりし者」のレオナルド・ディカプリオが悲願の初受賞を果たした。レオは、『ギルバート・グレイプ』(93)で19歳にしてアカデミー助演男優賞に初ノミネートされて以来、これまで、『アビエイター』(04)、『ブラッド・ダイヤモンド』(06)、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(13)で主演男優賞にノミネートされながらも受賞を逃していた。演技が高く評価されながらもオスカーを受賞できず、「アカデミー会員に嫌われている」とまで言われたディカプリオの名前が呼ばれると会場は総立ちとなり、温かい拍手を送った。


【主演女優賞】は『ルーム』のブリー・ラーソンがオスカー初ノミネートにして見事に受賞を果たした。本作では、拉致監禁され、一児の母親となった女性を演じたブリー。深く傷つきながらも、息子に外の世界を教えるべく立ち上がる気丈な母親を熱演。第73回ゴールデングローブ賞主演女優賞も獲得した。


【作品賞】【脚本賞】の2部門を獲得したのは『スポットライト 世紀のスクープ』。脚本賞はジョシュ・シンガー&トム・マッカーシーが受賞。本作は米ボストンにおけるカトリック教会の神父たちによる児童性的虐待とそれが数十年にわたって組織的に隠ぺいされてきたという恐るべき事実を、1年にわたる取材によって暴いたボストン・グローブ紙の記者たちを描いた作品。ジャーナリズムの本来あるべき姿をエンターテインメントとして見せていく。


【衣装デザイン賞】【美術賞】【メイク・ヘアスタイリング賞】【編集賞】【音響編集賞】【録音賞】の6部門を獲得したのはジョージ・ミラー監督作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』!他に作品賞と監督賞にもノミネートされていたが惜しくも受賞を逃した。


授賞式は日本時間2月29日にロサンゼルスのドルビー・シアターにて開催されました。
主要部門のノミネーションは以下の通り。マークが受賞。
作品賞
『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
『ブリッジ・オブ・スパイ』
『ブルックリン』
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
『オデッセイ』
『レヴェナント:蘇えりし者』
『ルーム』
『スポットライト 世紀のスクープ』

監督賞
アダム・マッケイ 『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
ジョージ・ミラー 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
アレハンドロ・G・イニャリトゥ 『レヴェナント:蘇えりし者』
レニー・アブラハムソン 『ルーム』
トム・マッカーシー 『スポットライト 世紀のスクープ』

主演男優賞
ブライアン・クランストン 『トランボ(原題)』
レオナルド・ディカプリオ 『レヴェナント:蘇えりし者』
マイケル・ファスベンダー 『スティーブ・ジョブズ』
エディ・レッドメイン 『リリーのすべて』
マット・デイモン 『オデッセイ』

主演女優賞
ケイト・ブランシェット 『キャロル』
ブリー・ラーソン 『ルーム』
シアーシャ・ローナン 『ブルックリン』
シャーロット・ランプリング 『さざなみ』
ジェニファー・ローレンス 『ジョイ(原題)』

助演男優賞
クリスチャン・ベイル 『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
トム・ハーディ 『レヴェナント:蘇えりし者』
マーク・ラファロ 『スポットライト 世紀のスクープ』
マーク・ライランス 『ブリッジ・オブ・スパイ』
シルヴェスター・スタローン 『クリード チャンプを継ぐ男』

助演女優賞
ジェニファー・ジェイソン・リー 『ヘイトフル・エイト』
アリシア・ヴィキャンデル 『リリーのすべて』
レイチェル・マクアダムス 『スポットライト 世紀のスクープ』
ルーニー・マーラ 『キャロル』
ケイト・ウィンスレット 『スティーブ・ジョブズ』

長編アニメ映画賞
『思い出のマーニー』
『インサイド・ヘッド』
『アノマリサ(原題) / Anomalisa』
『映画 ひつじのショーン ~バック・トゥ・ザ・ホーム~』
『父を探して』

主題歌賞
「Earned It」 『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』
「Manta Ray」 『レイシング・エクスティンクション(原題)/ Racing Extinction』
「Simple Song #3」 『ユース(原題)』
「Til It Happens to You」 『ザ・ハンティング・グラウンド(原題) / The Hunting Ground』
「Writing's On The Wall」 『007 スペクター』




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