高千穂町に入ってまず立ち寄ったのは「トンネルの駅」
焼酎「ひむかのくろうま」で知られる神楽酒造の直営店。
トンネルの駅の歴史
旧国鉄時代に、高千穂線を延長して熊本県高森町まで結ぼうという九州横断鉄道建設の計画があり、
昭和48年延長約23kmのトンネル工事が始まった。
ところが、トンネル内に水がわき出る事故があり、工事は中断、トンネルだけが残ってしまった。
平成9年旧国鉄精算事業団から高千穂町に払い下げられ、
年間平均温度17度前後、湿度70%という焼酎をねかせるのにちょうどよい温度と湿度ということで、
焼酎の貯蔵庫として地元の神楽酒造が高千穂町と賃貸契約を結び平成12年にオープンしたもの。
とのことです。
な~んだ、つい最近できたスポットなのですね~
ここから先は立ち入り禁止ですが、樽の数のすごいこと!圧巻です。
ノンベエの夫は、さっそく直営店へ行き、箱で買い込んでいました。
ここはお酒だけではなく、いろんなお土産品も売っていますが、
竹細工や木工、焼き物の工芸品の安いこと!しかもいい仕事してます。
お箸やスプーンや急須や、いろ~んなものを私も買い込んでしまいました。
道草に時間がかかってしまいましたが、やっと高千穂神社に到着。
この門をくぐり、階段を上ると・・
神殿の周りは、杉の巨木がゴロゴロ!
樹齢800年の杉は源頼朝の代参として畠山重忠が手植したものだとか。
こちらの杉は2本が根っこで繋がっているので夫婦杉と呼ばれています。
この周りを手をつないで3回まわると夫婦円満、家内安全、子孫繁栄のご利益があるとか。
幼い子を連れた若いカップルがしっかり手を繋いで、3回まわっていました。
お父さんのほうが回りながら「神様ありがとう」と声に出して言うと、
女の子も「カミチャマ、アイガトウ」と言ってたのが、とっても可愛かった。
もしかしたら、以前ここでこのように3回まわって祈った後に生まれたこどもなのかもしれない…
息子夫婦や娘夫婦も、ここに連れてこようかしら?
なーんてふと思ったりしたけれど、ムダなことだとすぐに気づきました。
「手を繋いで回るの?ヤダー!」とか、
「そんなのは気休めだよ」とか言われそう。
私の子どもたちだもの。仕方ない・・・よね。