これは昨日(1/25)の朝8時。
外はかなり明るくて、もう雪は止んだようでした。
いつものように、8:00発五島行きのフェリーも出航したばかり。湾内をゆっくり進んでいます。
白い雪に覆われた岸壁が珍しくて、カメラを持ってベランダに出ると、まだまだ寒い!
急いで部屋へ舞い戻りました。
しばらくして、洗濯物を干そうとベランダに出てみたら、ギョっ!
またもや吹雪の世界!
ニュースによると、今日も県内は雪模様。
高速道路は封鎖、電車もバスも一部を除きほとんど運休とのこと。
どおりで静かでした。
高速道路には一台も車の姿はなく、道路も線路も雪に覆われています。
JR九州長崎支社によると、24日夜、佐世保、喜々津両駅では約150人が車中泊したそうです。
えー!
目の前の駅の列車の中で一夜を過ごした人たちがいたなんて・・知りませんでした。
お疲れ様でした。
また、竹松駅で止まった列車の乗客14人は近くの県消防学校で宿泊。
長崎駅と周辺施設で約60人、長崎市立図書館内で約130人が一夜を明かしたとのこと。
わずか17cmの積雪で、帰宅困難となる長崎県!
また、もっとも多くの県民が受けた被害は、水道管破裂による断水です。
NBCニュースによると、
3日前から続いた寒波の影響で、長崎県内の各地で水道管の凍結や破損による漏水が相次ぎ、この影響で断水、停水が広い範囲で出ている。
長崎市では琴海地区のおよそ5千世帯で25日夜8時頃から停水。これは水道管の凍結・破損で漏水が多数発生し、水を各世帯に送る配水タンクの水位が異常に低くなったためで、同じ理由による停水や断水は長崎市内の他の地域でも発生しているが、水道局でも詳しい数は把握できていないらしい。
県内ではこのほかにも午後4時現在、わかっているだけで諫早市のおよそ1万2000世帯、平戸市のおよそ1万世帯、佐世保市のおよそ7千世帯、南島原市のおよそ5千世帯、対馬市のおよそ4600世帯、新上五島町のおよそ3600世帯のほか五島市、松浦市、雲仙市など、県内の広い範囲に及んでいて、合計の世帯数は5万5千世帯を超えている。
県は午前10時に災害警戒本部を設置。同時に自衛隊に災害派遣を要請し、松浦市、対馬市、南島原市、平戸市などに給水車を派遣し対応している。
また、各市や町では配水池やタンクの水量が大きく減少しているため、今後も大規模な断水がおきる恐れがあるとして、各家庭に対し節水に協力するよう呼びかけている。
とのことでした。
5万5千世帯ということは、10万人以上の県民が断水・停水の不自由な生活を強いられているということですね~
ライフラインに関することは、行政はもう少ししっかり取り組んでほしいものです。
ハコモノ(ダムなど)だけを造っても、配水管が古くなっていたり、質の悪い管を使っていたりしては意味がない。
ハコモノにお金をかけるより、今あるものをきちんとメンテナンスして安全安心な状態にするのが先決!
と思っていたら、こんな情報を見つけました。
水道管の破裂などの影響で、市内で断水が発生しています。
断水に伴い、本日1月26日(火曜日)19時より随時、臨時給水を行います。
また、現在水が出ているところでも、今後断水する可能性がありますので、ご注意ください。
取水できないのではありません古い大正時代の導水管だらけが原因です。
石木ダムは必要ありません。導水管の交換が先決な佐世保市です。
市議会、県議会のみなさん猿の声聞こえますか?
やっぱり小回り効かない日本の行政ですね。大統領制が必要ばい。
石木ダム建設予算を導水管交換予算に回せばいかがなものか?
これでは市民に節水呼びかけても無駄ですね。
市民および水道局員を苦しませるな。政治家殿。
全く同感です!