goo blog サービス終了のお知らせ 

佐世保便り

2008年7月に佐世保に移住。
海あり山あり基地あり。そしてダム問題あり。
感動や素朴な疑問など誰かに伝えたくて…

太郎さんの話

2013-07-27 | さよなら原発

さよなら原発 連続講座 「太郎ホントの話」

今回のDVDの中で語られた山本太郎さんの話は、ホントにショッキングでした。

 

昨年、彼はベラルーシに取材に行き、こんな言葉に出会う。

「こどもたちは病気の花束を持って生まれてくる」

白血病や甲状腺がんだけじゃなく、脳や心臓や消化器にも、あらゆる影響がでている。

チェルノブイリ原発事故から四半世紀たった今も、こどもたちの健康被害は増えている。

でも、今のベラルーシは言論統制が厳しく、病院での取材では、誰も本当のことを教えてくれなかった。

 

ところが、昨年9月23日に放映されたNHK・Eテレの番組、

「チェルノブイリ・汚染地帯からの報告(2) ウクライナは訴える」の取材で、

恐るべき現実が明らかになったのです。

 

事故当時14歳以下だったこどもの甲状腺癌発生率が、ウクライナでも年を追うごとに増え続けていた。

さらに、

・今や、原発事故の汚染地域で生まれたこどもたちの78%に慢性疾患が見られる。

・被爆者から生まれたこどものうち健康に生まれてくるこどもは

 事故発生から6年後の1992年には22%だったが、2008年には6%しかいない!

 つまり事故から20年以上たった今、ほとんどの赤ちゃんが健康な状態では生まれてこないということ。

・コロステン市のある学校では、全校生徒485人中、

 正規の体育の授業が受けられる子は、たった14人しかいない!

 

これらの情報はウクライナ政府が発表したもの。

国立記録センターが集めた236万人のデータ中、こども32万人のデータを分析した結果なのです。

チェルノブイリはベラルーシとの国境間近にあります。

きっと両国の子どもたちの被害も似通っていることでしょう。

 

そして、福島のこどもたちの未来を予感するようで…辛い。

辛いけれど、知らなければならない。

知って、それを今、生かさなければならない。

こどもたちの被害を少しでもくい止めるために、いま、政府は何をやるべきか。。。

 

一日も早く、こどもたちを安全な場所へ

一日も早く、汚染水の地下や海への流失を止めよ

そして、原発の再稼働は断念すべき!

 

あのベラルーシでさえ、事故から26年経ってやっと再稼働を目指し始めたというのに、

日本はまだ2年とちょっとしかたっていない…

事故は何も終わっていない。

それでも、もう再稼働ですか! 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 自然と人間の関係 | トップ | 天然スチームサウナ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

さよなら原発」カテゴリの最新記事