And Li Po also died drunk

勝手に好きな音楽、映画、本を書き連ねる。

3月15日には早すぎる

2019-05-27 16:32:30 | 日記
イギリスでは定期的にシェイクスピアを定期的にテレビドラマ化するのだろうか。シェイクスピアは好きなので映画、テレビドラマになったら観るようにしているのだけれど、もちろんすべて観ることはできない。最近アマゾンで「嘆きの王冠」という史劇のシリーズを知って早速買ってみた。前にBBC制作のシェイクスピア全集を買って全部観た。映画とは違い舞台をそのままというセットはシンプルなもの。今回は映画と同じ作りで原作の編集もあるよう。どちらも面白い。それに関連して「時の娘」も読み始める。元々「嘆きの王冠」が検索に引っかかったのはローレンス・オリビエの「リチャード三世」字幕付きのがないかなと探していたからで、「我らが不満の冬」の「リチャード三世」が一番好きなのにLDでは出ていたのにDVDで出ないので自分の中の不満の冬が終わらずにいる。またついでにジェイムス・メイスンやマーロン・ブランドが出ている「ジュリアス・シーザー」もDVDで買って観た。「ジュリアス・シーザー」の主人公はシーザーではなくブルータスなのでシーザー役はそれほど有名でない役者がすることが多い。「ヘンリー四世1部」もフォルスタッフがメインのようなものと同じか。フォルスタッフの場合人気がでて主演劇が作られるくらいなので、それはシェイクスピアの人の描き方がどれだけうまく共感を呼ぶということに重なるだろう。
たいして好きでもないのにブラームス弦楽六重奏曲1番の紙ジャケット1枚ほしいばかりにアマデウス弦楽四重奏団のグラムフォンコンプリートを買ってしまった。この楽団感心するのはメンバーチェンジなく40年も演奏したということ。どこも必ずといっていいほど人は変わる。そしてその間ずっとグラムフォンと契約していたのも一流の証拠。ただ演奏は保守的で悪くはないのだけれど、自分の好きなジュリアードやラサールとは対極にある気がする。今では演奏家の写真しかなくなったが、昔のグラムフォンジャケットはおしゃれなものがよくあって、それだけで他のレコード会社との格の違いを感じた。レコードの時からそれが廉価盤になると急にどうでもいいジャケットになったが、CDもあれっというのがある。別に紙ジャケットでなくていいから元のジャケット使ってよの1枚がブラームス弦楽六重奏曲1番だった。いいレコードはジャケットを見ただけで演奏が思い起こされていく。帯はもうないが確か映画「恋人たち」に使われたというようなことが書いてあったと思った。結局いまだその映画は観ていないが、ジャケットを見るとどういうシーンに使われたのだろうと想像しながら聴いていた頃を思い出す。

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