よく商売として成り立つなと思うくらい、音楽評論家というのはまともな文章も書けず推薦するのはメーカー指定音楽家。まともな文章書くか、まともな盤推薦するかどちらかにしてくれよと思う。でもその影響力は大きく何を聴こうと思っているときに雑誌などで決定盤とか書かれていると取りあえずそれから聴いてみるかになる。特にクラシック。みんな自分と同じように評論家を馬鹿にしてるのかと思いきや、こいつ誰々の批評そのままネットのレビューに書いてるわというくらい信頼しているのもいる。文章以下が多いのはロック。子ども相手だからその程度の文章でも誰も怒らないだろうというのばかり。まだジャズはいいほうだと思うが、ジャズ喫茶のマスターだから誰でもジャズのこと書けると思っている雑誌社や音楽会社があるようだ。気持ち悪いキース・ジャレットオタクみたいのもいる。ほんのごく一握りが文章もうまく読ませるものを書くから本も出す、売れる。何か聴くとき、たとえばハルトマンの交響曲を買って、やはり時代背景とか知りたくなる。英文を辞書引きながらは面倒。向こうの解説はこちら以上につまらないのも多いから、CDの小さい字を一生懸命英語で読みたくない。そういうとき日本語の解説があれば便利。クラシックの場合、通常曲の紹介、演奏家の紹介でどうでもいい話や自分の昔話を書くのはいないから、雑誌でどうにもならない事書いてるやつでも役に立つ。ジャズの場合チャーリー・パーカーなど録音順で入ってるものはそれにそって解説があると助かる。ボーカルは歌詞カードがほしいから必ず国内盤を買う。それ以外は解説いらないか。歌詞を知りたくてもロックなどでどうやったらこんな訳になるのという大笑い訳もある。昔チック・コリアのレコード解説でチックが易経を引用したのを大先生の解説で何を勘違いしたか、とんちんかんな解説付けたのがあった。ご丁寧にCD化されたとき指摘があり間違いに気づいたという解説までつけてた。ちょっと辞書引けば誰でもわかることなのに。今は解説どころかダウンロードだけ。でも「ヴァレーズに捧げる歌 」を聴いたらヴァレーズって誰って知りたくなるでしょう?
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