And Li Po also died drunk

勝手に好きな音楽、映画、本を書き連ねる。

人間の手がまだ触れない

2013-11-24 23:16:47 | 日記
昔から推理は好きだが、SFの熱心なファンではなかった。学生時代の友人でもSFが好きだと漫画も好きとか、
偏見でもないがそういうイメージしかなかった。30年以上前になるだろうか、雑誌「奇想天外」でSF再入門というのをして
評論家の選ぶSFベストテンが出たときに1位から読んでいこうと思ったが、新書の早川SFも絶版になっていて文庫にもならず
なかなか読めなかった。それでも名作とよばれるものを何冊か読んだが夢中になるほどでもなく、面白かったと思ったのは
「発狂した宇宙」「夏への扉」「火星年代記」「盗まれた街」くらいか。
それより映画のほうが焼き付いたものがある。ロケットが飛び立って何かのトラブルで地球に戻ってきてしまう。
戻ってきたのかと思ったら何かが違う、全部同じなのだが左右がすべて逆という映画をテレビで観て何年もなんという映画か
わからなかったが、そこはネット時代、検索すれば出てきて、しかもDVDになっていた。あらためて観るとつまらなかったが。
「魚がでてきた日」これは題名覚えていたが、サスペンス的おもしろさがあった。「盗まれた街」は何度も映画化されたが
最初の白黒のが一番怖かった。怖いといえば「透明人間」原作もそうだけど暗い映画だった。
あとタルコフスキーの「惑星ソラリス」これは「火星年代記」もそうだけど、死んだ人間を出すのは反則だ。

ルーズベルト

2013-11-22 14:25:14 | 日記
20世紀初めのセオドア・ルーズベルトはテディベアで有名だけど、フランクリンもまた有名で人気ある。
戦時中に日系人を強制収容所に入れたりとか日本人にはいい印象がない。
このフィギアを見るまで知らなかったのだけど、フランクリン・ルーズベルトは下半身が動かず歩くことができなかったという。ただ人前では車いすに乗ることはなく、写真も撮らせなかったようだ。ただ立ったりするときはギブスをして苦痛を見せず立ち上がったようだ。
映画はあったがテレビのない時代だったので、大統領は歩けないと知らなかった国民もいたのではないだろうか。

ゲルマント公爵夫人の赤い靴

2013-11-21 20:03:49 | 日記
大学生の時、唯一全巻読めたのが新潮から出てた共同訳の7巻単行本。
持ち歩きづらいというのが欠点だったが、何とかどこ行くにも持ち歩いて読もうとしたが・・
部分的に面白くなるところもあるのだが、大抵はどうでもいいだろうそんな話というのがだらだら続いてゆく。
ドストエフスキーも読んでいたので、筋と関係ない話がだらだらというのにもなれていたし、「ユリシーズ」なども
わからないなりに読んでいたのだけど。それでも1年かかって最後までいった。全然筋がわからなかったが。
80年代になって「プルースト全集」の刊行が始まって、全部出終わるまで15年くらいかかったのではないかと思うが、
それも揃えたが読まず。そのあと鈴木道彦訳で読みやすい単行本で出て家で少しづつ読んだが
持ち歩きづらいので途中でやめ、全集版の井上究一郎訳が文庫で出たから今度こそ読もうと揃えたがまた読まず、
鈴木道彦訳の抄訳版が文庫になったので、やっと読んで何となく雰囲気つかんで鈴木道彦全訳版が文庫になって
読み出してやっと登場人物が友だちのように思えてきた。それから井上究一郎訳も読み切り、
今、刊行中の吉川一義訳、高遠弘美訳とも出ると買って読んでいる。
面白くて面白くて、一生読み続けることができる。そうなるには滑稽な人たちと友だちにならないとね。

タイタニック

2013-11-19 22:11:02 | 日記
タイタニックくらい映画にしやすいテーマはないのだろうか、事故の2ヶ月後にはもう映画化になっているのだから。
100年前とはいえ信じられない。戦前のものならばテレビで放映していた。遺族のことなど関係なしか。
出航したのはイギリスのサウサンプトン港だが、作られたのは北アイルランドのベルファストで、しばらくベルファスト
ではタイタニックの話は禁句であったそうだが、今では大きな記念館ができて観光客を呼んでいる。
さすがにダラスでケネディを観光に利用できないだろうけどね。