「ア・ハード・デイズ・ナイト」が「ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ! 」という悲しい題で出てた頃、LPのジャケットは日本独自のものでEPがオリジナルジャケットだった。やはりオリジナルの方がかっこいいよなと当時思っていたのに今となっては懐かしく「JAPAN BOX」など買ってしまう。ヒットした当時の少年ファンはどう言ってたのだろう。「ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ! 」のサビの部分はさあとか何の疑問にも思わないで会話していたのだろうか。そのずっと後だが有名なのがキング・クリムゾンの「ポセイドンのめざめ」中学生でもわかる誤訳題をそのまま使っている。だからロックイコールバカというイメージが取れなくなる。歌詞の誤訳など今ですら変わらず。海外テレビドラマも勝手に出演者の名前変えた時代だから。でもその中でもしゃれてるなと思ったのが「宇宙家族ロビンソン」のロボットをフライデーと名付けたこと。それが「ロビンソン・クルーソー」からきてるなんてたまたま読んだことあるかインテリでもないとわからないだろう。それらのテレビドラマは当然字幕でなど観たくなく、「宇宙大作戦」はミスターカトーでないとだめだし「スパイ大作戦」の指令は大平透でないとだめ。それは「スター・トレック」「ミッション・インポッシブル」とは違う世界。そんなことを書くと歳取った戯言になってしまうが。
それでふと思い出したのが、ブニュエルの「ロビンソン・クルーソー」持っているのにまだ観ていなかった。「ロビンソン・クルーソー」の離れ小島に一人で生活という話は知っていても本で読んだとかあまりいないのではと思う。本よりてっとり早くと映画観たけれどブニュエルらしさがなく、たぶん原作に忠実に作られているのかという印象。カトリック嫌いのはずが聖書の問答入れたり何かブニュエルらしくない。ブニュエルという名前がなければ途中で観るのをやめていた。本を読む気も失せたが中古をネットで買って取りあえず読んでみることにする。思うとブニュエルのボックスは買ったけれど全部観てなかったんだ。記憶はだんだんとあやふやになっていく。映画なら一度観たものならわかるはずだが、ボックスものはわからなくなることもある。前のベルイマン、今回のブニュエルもとても代表作とは呼べないたいしたことない映画ではあるが監督の名前だけで期待して観てしまって、そこそこなるほどと思ってしまうのは好きだからというひいきだけでなく、あっという間に観てしまったけれど時間の無駄だったと思わせる映画とはやはり違いがある。
それでふと思い出したのが、ブニュエルの「ロビンソン・クルーソー」持っているのにまだ観ていなかった。「ロビンソン・クルーソー」の離れ小島に一人で生活という話は知っていても本で読んだとかあまりいないのではと思う。本よりてっとり早くと映画観たけれどブニュエルらしさがなく、たぶん原作に忠実に作られているのかという印象。カトリック嫌いのはずが聖書の問答入れたり何かブニュエルらしくない。ブニュエルという名前がなければ途中で観るのをやめていた。本を読む気も失せたが中古をネットで買って取りあえず読んでみることにする。思うとブニュエルのボックスは買ったけれど全部観てなかったんだ。記憶はだんだんとあやふやになっていく。映画なら一度観たものならわかるはずだが、ボックスものはわからなくなることもある。前のベルイマン、今回のブニュエルもとても代表作とは呼べないたいしたことない映画ではあるが監督の名前だけで期待して観てしまって、そこそこなるほどと思ってしまうのは好きだからというひいきだけでなく、あっという間に観てしまったけれど時間の無駄だったと思わせる映画とはやはり違いがある。