本日の朝日新聞の報道には驚きました。宇都宮市はLRTの内部文書の存在をこれまで認めてきませんでしたが、2018年12月の内部文書について、当時部内で打ち合わせた際の文書だったと事実を認め、情報開示しました。「公表済の概算事業費より172億円増加する結果となった」「費用便益(費用対効果)の確保は困難である」「説明手法の検討やタイミングをはかる必要がある」とした上で、昨年11月の市長選や一昨年4月の市議選等を挙げて公表時期が課題と指摘していたそうです。この事実は何なんでしょう。果たしてこの文書は市長はじめ市執行部は本当に知らなかったのでしょうか。私が一番心配なのは、「費用便益の確保は困難である」という部分です。つまりは、採算が取れない可能性があるということです。県民や市民の税金が投入されています。問題です。しっかりと事実を確かめていきたいと思います。(写真は宇都宮市長選挙の応援の際のものです。LRTを一時凍結し、コロナ禍の需要予測等の再検証を求めていました)
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