今朝のテレビニュースで、東京都が来年度「犯罪被害者等支援条例」を制定すると報道がありました。全国では約２０道府県が制定済であり、栃木県は「栃木県安全で安心なまちづくり条例」が制定され、その条文の中で犯罪被害者等支援を求めています。また、具体的な取組は、平成２８年３月策定の第２次犯罪被害者等支援基本計画で定めており、今後も更なる支援の充実を求めています。東京都の条例制定で大都市部にも益々犯罪抑止の流れが現れることが期待されますが、現在では、児童虐待や施設襲撃など更なる凶悪犯罪が増えています。栃木県では、県警察本部のご努力により、平成１５年を皮切りに刑法犯認知件数は毎年減っていますが、犯罪被害の撲滅に向けて社会全体で取組を進めていく必要があります。私も、県議会議員になって、県議会議事堂で「命のメッセージ展」を開催するよう提案し、数年前全国に先駆けて開催することが出来ました。鹿沼市でもこれまでとても残念な事件や事故が発生し、少なからず犯罪被害で困っている皆様に直面し、寄り添ってきました。最近では、市内金融機関の一角を利用してのパネル展示等精力的な活動を続けている犯罪被害者等支援センターの取組もあり、今後益々支援の輪を広げていくべきと思っています。これからも私自身重要な施策と位置づけ努力していく所存です。
県議会第３５４回通常会議は、昨日で本会議質問戦が終了しました。いよいよ明日からは議案審査のための常任委員会、そして、来週には予算特別委員会総括質疑へと展開していきます。私も予算特別委員会委員のため、補正予算案、当初予算案並びに関連議案の審査に向けて準備を進めています。予算案の趣旨や効果等少しでも明らかにすることが出来ればと思っています。
本日、２月２５日（月）午前８時より、東武新鹿沼駅前におきまして、第２５５回「つながる」かぬまマンデーレポートを開催しました。昨日行われました沖縄県における辺野古埋め立ての賛否を問う県民投票結果について、また、県議会の近況として本会議質問戦で出された特徴的な課題等についてレポートいたしました。県民投票は投票率５２％余り、結果は反対票が４０万票を越え圧倒しました。今後、条例に基づき沖縄県玉城知事は、結果を内閣総理大臣と米国大統領に報告することとなります。展開を注視していきたいと思います。県議会質問戦では、東海第二原発稼働延長問題、国民健康保険問題、元気な森づくり県民税と森林環境譲与税の区別の問題等何点か関心を抱いた内容について報告いたしました。
昨日は、後援会事務所開きが行われました。私の後援会事務所はこれまでも常設でしたが、いよいよ春に向けて連続で開設されることとなりました。多くのご来賓、そして推薦団体の皆様、後援会をはじめとする支援者の皆様に多数お集まりいただきました。さぁ、スタートです。
本日、１４時より、菊沢コミセンにおきまして、民主党時代から通算で第９回目となります「つながる」かぬまタウンミーティングを開催しました。大勢の党員・パートナーズをはじめ、支援者の皆様にご出席いただき、まずは、県政・市政報告、次に鹿沼市政への提言書の回答が先日出されたことを受けて、その内容について説明し、意見交換を行いました。その都度会場との意見交換を行いましたが、活発な意見交換となり、大変貴重な意見も出されました。私自身が印象に残りましたのは、花木センターの遊歩道と茂呂山の展望台についてと思川開発事業（南摩ダム事業）における導水路事業に関する地下水への影響懸念の意見でした。花木センターについては、私はさまざまな機能をパワーアップしたいと考えていますが、そのためにも、遊歩道や茂呂山展望台の整備は重要であり、今後、現地調査も含めまして対応を考えていきたい旨意見表明しました。思川開発事業については、地下水への影響について、大変興味深く意見を聞きました。全国津々浦々では、こうしたダム事業に伴う地下水への影響事案が散在していますが、そうした事案を学ぶと共に、生活保障の観点からも地下水への影響が及ばないように最善の策を講じるべきと思いました。
