風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

イスタンブール・サフランボル・アンカラ・ミラノの旅26/ミラノ11・チンクエテッレ

2012年06月27日 | トルコとイタリアの街歩き
5月31日
世界遺産チンクエテッレ(五つの漁村)を訪れるツアーに参加しました。このツアーは、木曜日だけ行われます。
朝7時集合、夜8時解散というちょっと厳しいツアーです。
5時過ぎに目覚ましをかけたのですが、4時半頃ゴミ収集車の音で目が覚めました。

前日買った生ハムのサンドイッチ、ミルク、ヨーグルト、よくわからないまずいジュースとイチゴの朝食を済ませ、
集合場所は、メトロ1号線で六つ目の駅です。メトロは早朝ですがラッシュとは言えませんがかなりの人が乗っていました。
23人、東洋人・日本人は私一人でした。ツアー料金は13225円。
 
9時頃頃トイレ休憩がありました。大きくきれいなパーキングエリアでした。
日本のツアーだと集合時間に遅れる人はまずありませんが、外人は平気で遅刻します。
バスからの風景は緑の山で、きれいでした。ヨーロッパでは多くの町や村が、侵略を防ぐためでしょうか、山の上にあります。  
 
  
リオマッジョーレの船着き場を出発したのは11時、五つの村を海から訪れます。
 
 
 
 
リオマッジョーレの町  
 
 
 
 
モンテロッソに11:30に着き、船を下り1:55までフリー。モンテロッソ・アル・マーレの町
 
戦争中のトーチカの後でしょうか。
 
  
レストランでスパゲティーを頼んだのですが出てくるまですごい時間でした。
昼時間がちょっと長いようでしたが、ランチを食べ終わってから自由時間は40分ほどしかありませんでした。
ガイドお薦めのシーフードスパゲティを頼んだのですが、これが塩っぱ過ぎ、おいしくなかったです。
せっかくムール貝やエビや貝が入っているのですからそのダシで十分おいしいと思うのですが。

写真右端のビールジョッキみたいなものは貝殻などを捨てる容器
左の縞模様の建物は先の教会です。似ていますが、別の教会です。
 
 
 
                                     トンネルのなかの脇道、海岸に向かうことが出来ます。
  
山に登る時間はありませんでした。狭い町なので、散策する場所はほとんど無いので、土産屋をのぞきました。
海岸沿いのトンネルを抜けて少し歩くとリゾート海岸とモンテロッソの電車の駅に行きます。
駅の入り口です。ホームは二階になります。
 
ここはモンテロッソのホームです。                  マナロラ駅、電車で行きました。ほとんどトンネルです。
 
 
マナロラ駅から海岸線をリオマッジョーレの町まで約15分ほど歩きました。
 
お茶目なモデルのお嬢さんでした。口をすぼめてポーズを取っていました。
 
 
リオマッジョーレの町
 
右の建物は鉄道の駅、この先にトンネルがあり、通り抜けると上の写真の海岸に出ます。
  

有名なアマルフィに似ていますが、アマルフィはかなり裕福なリゾートな感じ、こちらははるかに小さくひなびています。
アマルフィは車やバスで行くことがで来ますが、チンクエテッレは道路が無いことが関係しているかもしれません。
海岸から平地は全くなく、断崖絶壁にへばりつくように人々の営みの家々が連なります。
鉄道が開通してやっとこれらの五つの村の行き来が容易になったと言います。
それまでは船か急な山道を上り下りする大変な道だったことは想像に難くありません。
電車はかなり頻繁に通っていて、ほとんどトンネルです。

リオマッジョーレの町から再び電車に乗って次の駅スペッチィァの町に出、そこからバスでミラノに向かいました。

この峠の様子はカメラでは収まりませんでした。長く高い橋がいくつも架かっています。
カエサル、アレキサンダー、ハンニバル、ナポレオン達もきっとこの険しい峠を通ったに違いないと勝手に興奮したのでした。
そしてファシズム・ムソリーニ、ナチスに抵抗したパルチザンたちはここで活躍したのでしょうか。
この険しい峠を通る時私は、そんな想像をしたのでした。

16:15にスペチィァを出て、一度のトイレ休憩を経てミラノに着いたのは19:30頃だったでしょうか。
長いツアーでしたが船、電車、歩きと変化があり、ガイドの英語がわかりやすかったこと、ツアー客がおとなしい人々でしたのが良かったです。
夕飯はスーパーでサラダとおかずなどを買ってホテルで、残っていたワインを片付けました。明日はホテルの移動ですので。  【5月31日終わり】


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