四季の風景

横浜近郊の風景や鎌倉~江の島へ時には神奈川県内のあちらこちらへ写真を撮り歩いている「たろう」のフォト日記です。

・ 天王森泉公園 ホウチャクソウ など春の山野草がいっぱい  (2022/04/22)

2022年04月29日 | 花 1

素晴らしい青空が広がる天王森泉公園前の田園風景 今日は春の山野草の観察です

 

「ミヤマヨメナ」が迎えてくれました 春に咲く数少ない野菊の一つ

キク科の多年草、渓谷沿いや落葉樹林の陰地に群生、花径は3~4cm 花期は5~6月

   

ホウチャクソウ:イヌサフラン科の多年草 花期は4~5月 花径1cm  花弁6枚

枝先に1~4個 白色で先が緑色になる筒形の花を吊り下げます

アマドコロやナルコユリと見分けるのが難しいのですが、名札があって助かりました

 

チゴユリ(稚児百合):イヌサフラン科 の多年草 開花5月 花色は白

柵があって園内に入れず、正面からの撮影は残念でした

 

フタリシズカ:センリョウ科の多年草 日本&中国原産 山林など日陰地に分布する

源義経の愛妻 静御前の舞う姿をこの花の様子にたとえたそうだ 開花時期4~6月

 

上の画像は開花が始まったばかりの「ヒトリシズカ」です センリョウ科の多年草 

開花は4~5月 花色は白 花の花序は1~2cm 茎の先端付近に4枚の葉が

輪状に付き、その中央から白いブラシ状の花序を1本真っ直ぐに伸ばします 

花弁は無く、花序の白いのはオシベ  次回に継続観察します

 

ラショウモンカズラ:シソ科の多年草 唇形の花は上唇に二つに、下唇は三つに裂け

斑紋のある下唇中央は更に二つに裂ける 鮮やかな紫色で横向きに咲かせます

これが切り取られた鬼の腕になぞらえたとは昔の人はすごい発想力ですね

 

上の画像はアオキです、右の赤い実は昨年の実、中央に十字形に見えるのは雌花、

小さく膨らんで見えるのが今春出来立てホヤホヤの実です 雌花と出来立ての実を

やっと見付けたと思ったら、赤い実も残っていてラッキーでした

 

ミヤマオダマキ:キンポウゲ科の多年草 原産地は日本 本州北~北海道など

標高の高い山や冷涼な地域に分布している 寒い地方の植物のようだ

開花時期は春~初夏 花径は3~4cm 草丈は10~20cm  花色は紫、桃色 白など

 

野の花苑の風景です 今日はボランティアさんによる園内の除草作業のようです

狭くて花壇で花を踏まないように気遣いながらの作業は大変でしょうね

今日は投稿画像以外にも多くの春の山野草を見ることが出来ました

しかし満開に至っていない花も多く、次月に再度経過観察の積りで来園予定します

 

 

 


・ オリズルランの花が咲いた  (2022/04/19)

2022年04月26日 | 花 2

オリズルランの花が咲きました 真っ白い可愛い1cm 程の小さな花です

 

ランナーの先の子株の近くに咲いています 花が咲くとは知らなかった・・初見です

 

もう1本のランナーの子株近くにも咲いています

昨日長いランナーに花が2輪咲いていて、撮るのは明日にしようと放置して、

今日見ると無くなっている ???あれ~散ったのか?至極残念

よくよく近づいて見ると小さな蕾がいくつも付いていて、次々に咲きそうだ

 

昨年小鉢に挿した子株が大きくなった 明るい玄関先で冬越ししたのが良かったようだ

すらりと伸びた細長い葉がスタイリッシュで涼しげな雰囲気の一日花です

キジカクシ科 南アフリカ原産 常緑多年草  3~9月に開花 白い6弁花 草丈30cm程

ランナーの茎の先に沢山の子株を付けることから「集う祝福」「子孫繁栄」の花言葉がある

花後に出来る実は蒴果、熟すと下部が裂け種子が散布されるそうだ

手間の掛からない花で多くの人に人気があり愛用されているようです

 

 

 


・ 大船フラワーセンター 藤棚~中央花壇のお花  (2022/04/19)

2022年04月24日 | 花 2

前投稿の続きです

藤棚へやって来ました 今が満開、とても人気があり、人出も多いようです

 

藤棚を見上げて撮影、相変わらず立派な藤で、満開です

 

枝垂れる藤の花、近づいて撮影~

 

白いフジも開花しています

 

シャクヤク園へ回ると今は蕾がいっぱいで、開花はまだ先のようです

満開のボタン園へ来ました ピンク系の大きな花「セイダイ」(聖代)が満開です

 

真っ白なボタン「マリモ」、中央のシベの部分をアップでの撮影です

 

ボタン園の後、中央の花壇では多色の小さな花が満開です

ピンク色の可愛い花「リナリア」です 名札からリナリアの名前を見て調べました

 キンギョソウによく似ていることから姫金魚草とも呼ばれ、ゴマノハグサ科の一年草

紅、ピンク、紫紅、白、黄色と色豊富、辺り一面がとても明るい雰囲気になっています

 

中央広場の花壇では沢山の花を利用してすばらしい花模様を描いています

 

この花壇にも先程の「リナリア」が多く植えられ、見る人の心を和ませてくれます

 

温室「グリーンハウス」も速足で通り抜けました グレビリア’ピグミーダンサー’や

エビそっくりの「コエビソウ」など楽しみましたが、温室ですから暑くてびっしょり

久し振りの大船フラワーセンターでしたので、あれもこれもと沢山の花など撮影しました

スイレン池まで戻って来ると、涼しげな噴水を眺めながら一休みです

 

 

 


・ 大船フラワーセンター 春の花 満開~  (2022/0419)

2022年04月23日 | 花 2

本館前広場には色とりどりの春の花が飾られています 今日は入場者が多そうだ

 

スイレン池を左に見ながら、花の築山へ向かう 色とりどりのツツジが咲き乱れ

見頃の花を楽しみながら、通り道より満開のツツジ越しの風景を撮影する

 

小さな山野草など楽しんだ後「森の小道」へ入る 新緑の森に入ったようだ

ブラシ状の「ウワミズザクラ」が目前に・・・今季初見、早速撮影する

6~8mmほどの小さな白い花がブラシのように並ぶ、花後の8月頃には

緑色の小さな実ができ、時期と共に実の色が黄、赤、黒と移り変わるそうだ

 

シロヤマブキ:秋に出来る実は黒く熟し、黒い実が4個で1セットになる

この白い花と4個セットになった黒い実を一緒に見られることも多い

 

山野草園にような雰囲気に中に、エビネが一面に咲いていた

 

花の小道を出ると、ハナショウブ園に沿ってツツジが満開、この後バラ園に向かう

 

バラ園では咲いている花は見掛けず、一つモッコウバラが咲いていて

その足元に咲く小さな「カキドオシ」が目に付いた 淡紅紫色の唇形で

内面の濃紫色の斑点がよく目立ち、つる性の多年草

 

展示場のそばに「コマユミ」が咲いていた 前稿の瀬谷市民の森で見掛けた黄色い花

 

ホタルカズラ(蛍葛):ムラサキ科  ヨーロッパ原産の多年草

花の色をホタルの光にたとえたのが名前の由来、茎の上部に鮮やかな青紫色の

花をつける 中央の白く隆起した部分はなめらかでなく拡大してみると

ビロードのようになっているそうだ

 

この後藤棚を見てからシャクヤク園へ回り、広場の多色の花を楽しみ

短時間温室にも立ち寄ります 次回に続きます

 

蓮池に沿って、色んな花が咲き乱れ、この時期ならではの風景を醸し出しています

お天気が回復し、陽射しもあって汗ばむ程になった 続く次回もよろしくね

 

 

 


・ 瀬谷市民の森 散策~山野草  (2022/04/17)

2022年04月20日 | 散歩

瀬谷市民の森の散策と山野草の観察をしようと出掛けました

始めてなので、横浜市のHPより上のマップをコピーして持参

 

今日は午前中は晴れ午後薄曇りの予報です 相鉄線の三ツ境駅よりバスで

西部病院前で下車、目前の瀬谷高校入口交差点を左折するとすぐ入口が見つかった

 

「南北抜け道」より入り森を一周する積り、はっきりしない天気模様ですが、

森の中だから・・・と気にせず敢行

 

始めての為、距離感覚が無いのでのんびりゆっくりキョロキョロしながら進む

おっと待った~右手に「ハナイカダ」が見える、急いで撮影~

この頃、ポツポツと雨は降って来て、葉っぱが濡れている これは雄花かな?

 

案内板があり、KA-4 の番号をマップで照合~OK、マップ持参で助かった

お二人さん連れに出会い、道の方向を尋ねると、「雨上がりで途中ぬかるんでいる

所があり歩き難いですよ 花についてはよく分からない 散歩ばっかりですからね」

と話してくれて、森の様子がいくらか理解できた ポツポツ雨で傘をさしていた

 

目指す外回り一周の方向へ進む 穏やかな明るい風景です

思いの外手入れの良い森のようです

 

手近な位置に「ホウチャクソウ」が見つかった この辺りはホウチャクソウが群生している

後で分かったのですが、この森一帯にホウチャクソウが多く見られます

 

歩きやすい道で両側にしっかりした柵が出来ている 所々に柵を越えて

入って行く道が出来ている 山野草はそっちの方が見つけやすいかも・・・と

 

ルートに記載のない脇道に入ると、黄色い花が見つかった 「コマユミ」だ

小さい花で、開花している花なのか不明、後日調べよう

 

足元に小さな黄色い花~「ミツバツチグリ」だ 

 

「みずきの道」で脇道に入り、和泉川の源流と言われる所迄見て回り

元の道のB1ポイント手前で森の伝言板が立て掛けられ、毎月の観察結果が

表示されている その中の植物観察記録の部分を抜き出した

更に観察できた植物の写真が掲示されていてとても参考になる

3月6日の記録ですが、その中に今日は見られたのは記載ナシ、という事は

観察会の方々はその道の専門愛好家で、日々観察を続けて珍しい花を掲示し

ているのだろうと推測した 残念ながら今月の観察結果の掲示は無かった

植物の名前と観察場所が表示されていれば、大変有効で、探して見ようとも思う

 

この森の至る所で「アオキ」が見られます 上の写真ではまだ青い実があり

更に結実したと思われる小さな実が出来ています 暫く観察続行~

 

みずきの道を遠回りして車道に出るとそこはA1ポイントでした

マップで確認して、「あずまのみち」に入る とても明るい散歩道だ

 

この道の先の瀬谷高校の西側を通り車道に出て、スタートポイントのKA-5

ポイントへ行くことにします 「あずまのみち」の途中で上の画像の

「シラユキゲシ」の群生に出会う、しばし休憩の積りでシラユキゲシの撮影をたのしんだ、

 又きれいな「ハルジオン」も沢山咲いていた 予定コース以外の遠回りもしたが、市民の森を

一周することができた ただ残念に思ったのは、散策コースに四阿やベンチが全然なく休憩が

出来ずに歩き通してそれなりに疲れました

次回は天気の良い青空の日にやって来ようと思います

 

 

 


・ 瀬谷本郷公園 八重桜並木 ハナミズキ満開 カリン ハナズオウ  (2022/04/13)

2022年04月18日 | 花 2

グリーン広場に沿った八重桜並木は満開が続いています

 

淡いピンクのステキな「一葉桜」を見上げて撮影~

 

公園南側入り口のハナミズキが満開です

 

枝垂れたハナミズキの花のシベをアップすると、小花が開いていて花粉放出中~

お皿のように見える下の白い部分は真っ白な花びらです

 

この通りも満開の花で埋まっています 晴れ予報でしたが薄曇りになってしまいました

 

今年こそは・・・とやって来ると、カリンの花がまだ満開中で一安心

でも少し遅すぎました ソメイヨシノが満開の頃が良かったでしょうね

 

カリンの木3本の内、2本は日当たりが良く色褪せていて

この1本は球場のフェンス際で陰が多くて助かりました

 

折角なので、カリンのシベが良く見え、名札も一緒に写し込みました

 

これは「白色ハナズオウ」で、白色は初見です マメ科 中国原産の落葉低木

へぇ~これがマメ科?と思いますが、花後に出来る実は「そら豆」そっくりで

木一面に沢山ぶら下がっている様子は奇妙に見えます

 

オオデマリの花が膨らんでいます 間もなくきれいな花が見られるでしょう

栴檀の木に紫色一色の花が咲き揃う風景を期待したが、花の時期は5~6月

だそうで、残念ながら見ることは出来ませんでした

 

 

 


・ショカツサイ 一面紫色に群生~

2022年04月16日 | 花 2

 ショカツサイが満開です 小川の岸辺も田んぼの畦道でも満開中です

出掛けた折には撮ってみたいと思いつつ、やっとゆっくり撮れました

 

一面紫色で高貴な色です ショカツサイ(諸葛菜)の名前は諸葛孔明が

戦場の先々で食用の為に広げたのが由来とか、

 

アブラナ科の中国原産、二年草、4弁花、開花時期:2~5月と長い 花径は2~3cm

両性花の虫媒花 十字形の4枚の花びら

 

 花の中央にオシベが6本、メシベが1本

 

高さは30~50cm  茎先に総状花序を出す

 

畑の通り道沿いの斜面に群生しています

花名はショカツサイ(諸葛菜)の他に ハナダイコン(花大根)、

ムラサキハナナ(紫花菜)、オオアラセトイウ(大紫羅欄花)などの別名もある

花の時期が長いので、何処でも何時でも見られるのが良いですね

 

 

 


・ アケビの花 満開  (2022/04/11)

2022年04月15日 | 花 2

アケビの花が満開です いつもの通り道で満開に気が付いた

 

アケビの木がフェンスに絡んで満開に、大きい方が雌花、小さい方が雄花

雌雄同株で雌雄異花、一つの花序に雄花と雌花を付ける

 

大きい方の雌花 直径 1.5 cm 円柱形のメシベを6個ほどつけている

花弁は無く花弁のように見えているのが萼片で3個 柱頭が光っていてネバネバしている

 

フェンスに絡まって雌花がいっぱい~ビックリ~多数ある

 

枝先に雄花が付き、枝の基部に雌花が付く 実が出来ると雄花が枯れて

茎ごと落下し雌花のみ残る 自然の摂理と思えば納得できそう

 

雄花です、オシベは6個 直径4~5mm ほどでとても小さい

 

雌花のアップです メシベ8本が見える

 

アケビの葉っぱです 5枚の小葉からなる長楕円形の掌状複葉

 

再度雌花です、 この雌しべが14本見られますが、他の雌しべは6~12本位

と雌しべの数はまちまちです

実が出来て熟すと割れるそうで、とても美味しいそうだ

10cm 程もあるアケビの実が鈴なりに生るとは思い難いが

このフェンスにぶら下がるのを期待して経過観察しよう

 

 


・ ハナミズキ、サクランボ、ツツジ、フジの花など  (2022/04/12)

2022年04月14日 | 花 2

お天気は晴れですが、何となく霞んでいるようです

気になっていためがね橋のハナミズキもいつの間にか咲き進んでいます

 

花の中央を見ると小花の開花も進んでいて、間もなく小花のアップが撮れそうです

 

遊水地の桜も今回で最後の満開です 種類が多くて追っかけるのが大変でした

今年は是非行ってみたかった三ツ池公園など桜の名所も行きそびれました

 

隣の木では既にサクランボができています まだ花が満開の木もありますよ~

 

シダレサクラ越しの遊水地の開放的な風景です この景色ではコロナを忘れそうです

ウオーキングの方達も挨拶を交わしてこのベンチで一休み、汗を拭いています

 

ブラシのような珍しい花を見付けました 名前はフォッサギラマウントエリーです

マンサク科 北米原産の落葉性低木、4月に芽吹きの前に花を咲かせます

秋の紅葉も美しく、花と紅葉の2回楽しめる花木です

 

近くでは、きれいなツツジが咲いていました

 

一回りの途中で見っけ、「フジの花」の開花が始まっていました

 

公園の八重桜「関山」のピンクの花です

この時期は気温の寒暖差が激しくて、薄着で居ると寒くなったり、又汗ばんだり・・・

台風1号が近づいているようですね、ええええ~もうそんな時期なのって慌てます

この時期は陽が長くなってきましたが、お花や木々の芽吹きも早くて置いて行かれそうです

 

 

 


・ 泉の森 散策~  (2022/04/10)

2022年04月13日 | 風景

好天に恵まれた今日はとても暖かい お花など愛でながら散策します

 

八ッ橋デッキのサンシュユのシベ、花後に小さな実が出来ています

 

今日はいつもより人出が多いようだ ポカポカ陽気で出掛けて来たのかな

 

しらかしの広場にある八重桜「関山」は今が見頃のようです

 

淡いピンクの八重桜特有のふんわりした花びらが柔らかそう

 

新緑のモミジ枝垂れ越しに架け橋方向をワンショット・・・

紅葉の時期にはこのポイントが最高です ご参考用に こちら

 

水車小屋の前を流れる「遊びの小川」では子供たちが楽しそう

水車小屋右隣の桜が満開で撮影したのですが、桜は目立たないですね

 

山野草園ではヤマブキソウが満開です 間もなく一面まっ黄色になるでしょう

 

しらかしの家の前庭では「ハナイカダ」が咲いています

葉っぱの真ん中にある花(?)がこれからどう変化するのか? 継続観察しよう

調べると、ハナイカダは雌雄異株、雌花は1ケ、雄花は3~5ケ付くそうで、

これは雄株のようですね

前回見た折は、葉の真ん中に1点付いていた ご参考用に こちら