トレーナー的日記。

できる事が増えるより楽しめる事が増えるのがいい人生。。。モタさん

Box プューマ vs プリティボーイ

2022-12-03 | 日記
久々にTV観戦・・・解説も久々にジョー氏が出演していてラッキー。

IBF世界Sフライ級タイトル戦「フェルナンド・マルチネス(アルゼンチン) vs ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)」
14戦無敗のマルチネス選手に37戦2敗のアンカハス選手が挑むダイレクトリマッチ。
前戦同様、開始から圧倒的な機動力と手数で上回るマルチネス選手にアンカハス選手が付いていけない展開。実況陣が話す通り、まさに獰猛という表現が相応しいほどの踏み込みと連打・・・アンカハス選手もカウンターを連発して迎え撃つが全く照準を合わせられない。もう途中で棄権させるべきでは・・・と思わされるほどの力の差を見せつけてマルチネス選手が決着をつけて見せた。当然にテクニカル面も凄いのだが、マルチネス選手のフィジカルレベルがまたボクシングのレベルを一つ上げていきそう。アンカハス選手は以前から減量苦を指摘されてもいるので、ぜひ階級を変えて再挑戦してもらいたいなーと。

WBC暫定世界Sウェルター級タイトルマッチ「セバスチャン・フンドラ(アメリカ) vs カルロス・オカンポ(メキシコ)」
20戦無敗の暫定王者フンドラ選手に35戦1敗のオカンポ選手が挑む暫定戦。
Sウェルターで身長197cm・リーチ2m超えを誇るフンドラ選手だが、まさかのファイター型という色々規格外な選手。そのフンドラ選手が珍しく前半アウトボクシングを披露。ただやはり中盤辺りから打ち合いに移行し始め、いつも通りオカンポ選手を押し下げるという新時代な展開。この日も肩を付け合った距離で2mリーチを器用に折り畳んで打ち勝ってしまうフンドラ選手。この体型でありながら世界トップで打ち合える耐久力の源泉の一つに、減量苦を一切経験した事が無いというフィジカルの安定もありそう。結局判定勝利ながら、途中レフェリーがオカンポ陣営に棄権を提案するほどのワンサイド。
因みにこの興行のアンダーで妹のガブリエラ選手も勝利し、10戦無敗でWBCラテンアメリカを獲得。