Krush101興行を遅れながらTV観戦。
ウェルター級タイトル戦「木村フィリップミノル(ブラジル/K-1ジム五反田) VS 近藤魁成(大成会館)」
もう木村選手出しておけば間違い無いという鉄板の域へ。
現在のK-1戦線は30歳でベテラン組に追いやられるほどの選手層。この近藤選手も現役高校生の17歳で、木村選手は25歳で早くも追われる立場に。この立場の入れ替わりがどう作用するのか凄い楽しみな試合。
試合はウェルター級とは思えないスピードで展開する。近藤選手はジャブとヒザの打ち分け、木村選手は近藤選手のジャブの打ち終わりを狙って3~4発コンビでリターンしていく。
そして1R中盤・・・木村選手がコンビの打ち終わりに下がりながら呼吸を整えつつ左フックのカウンターを打っていったところに、近藤選手がカウンターの飛びヒザを直撃させて1ダウン先取。正直これで決まったかと思うほどのダメージ・・・続行したとしても以前の木村選手ならここで試合を諦めるほどの一撃だったかと。
だがこの日の木村選手はここで崩れずに得意の左右フックで1ダウンを取り返す。立ち上がる近藤選手も崩れずにジャブとヒザで迎え撃つが、木村選手の十八番左ボディフックが当たり始めて決着の予感が。
しかし2Rに入ると近藤選手は完全に立て直し始め、スピードとバリエーションも復活。木村選手の豪腕と近藤選手のヒザが何度も交錯する面白過ぎる展開・・・。そして決定打はやはり左ボディで、近藤選手3度目のダウンでついにフィニッシュ。
この試合がとんでもなく面白かった理由の1つに、パンチとヒザの打ち合いが拮抗したという事実にあるよーな気が・・・これってとても珍しいシーンだと多くのキックファンが感じたのでは。当方もパンチ主体のボクサー型なので相手がヒザで返してくる展開は物凄くやり易いのを理解している・・・当方は身長があるからかもしれないけど、確率が違い過ぎるのは絶対に否定しようが無いはず。ヒザの直撃なんてパンチの直撃に比べれば事故レベルの確率だ。しかしこの近藤選手のヒザは、多くのキックボクサーがやらかず1発ギャンブルやクリンチで時間稼ぎする類じゃ無い。180cmの長身で木村選手と遜色無いスピードを維持してジャブとセットで前後左右を打ち分けてくる。それがコンビネーションだったり、シングル繋ぎで打ってきたりとタイミングも様々。当方は初めて近藤選手のヒザを見て怖いと感じたし、それに臆せず打っていった木村選手の凄さに感動させて頂いた。
K-1は圧倒的な興行数をこなしていながらハズレが全く無いのが凄い。もう日本の格闘技枠では勝負がついてきた感じすら濃厚。結局何年やっても反K-1派は那須川選手しか弾が無い訳で・・・それもバラエティ化し始めてるし、武尊選手ももはや拘る必要無いと思うんだけど・・・。
逆にボクシングはもう少し興行数減らして、内容を充実させた方が良い気がしてきたり。
ウェルター級タイトル戦「木村フィリップミノル(ブラジル/K-1ジム五反田) VS 近藤魁成(大成会館)」
もう木村選手出しておけば間違い無いという鉄板の域へ。
現在のK-1戦線は30歳でベテラン組に追いやられるほどの選手層。この近藤選手も現役高校生の17歳で、木村選手は25歳で早くも追われる立場に。この立場の入れ替わりがどう作用するのか凄い楽しみな試合。
試合はウェルター級とは思えないスピードで展開する。近藤選手はジャブとヒザの打ち分け、木村選手は近藤選手のジャブの打ち終わりを狙って3~4発コンビでリターンしていく。
そして1R中盤・・・木村選手がコンビの打ち終わりに下がりながら呼吸を整えつつ左フックのカウンターを打っていったところに、近藤選手がカウンターの飛びヒザを直撃させて1ダウン先取。正直これで決まったかと思うほどのダメージ・・・続行したとしても以前の木村選手ならここで試合を諦めるほどの一撃だったかと。
だがこの日の木村選手はここで崩れずに得意の左右フックで1ダウンを取り返す。立ち上がる近藤選手も崩れずにジャブとヒザで迎え撃つが、木村選手の十八番左ボディフックが当たり始めて決着の予感が。
しかし2Rに入ると近藤選手は完全に立て直し始め、スピードとバリエーションも復活。木村選手の豪腕と近藤選手のヒザが何度も交錯する面白過ぎる展開・・・。そして決定打はやはり左ボディで、近藤選手3度目のダウンでついにフィニッシュ。
この試合がとんでもなく面白かった理由の1つに、パンチとヒザの打ち合いが拮抗したという事実にあるよーな気が・・・これってとても珍しいシーンだと多くのキックファンが感じたのでは。当方もパンチ主体のボクサー型なので相手がヒザで返してくる展開は物凄くやり易いのを理解している・・・当方は身長があるからかもしれないけど、確率が違い過ぎるのは絶対に否定しようが無いはず。ヒザの直撃なんてパンチの直撃に比べれば事故レベルの確率だ。しかしこの近藤選手のヒザは、多くのキックボクサーがやらかず1発ギャンブルやクリンチで時間稼ぎする類じゃ無い。180cmの長身で木村選手と遜色無いスピードを維持してジャブとセットで前後左右を打ち分けてくる。それがコンビネーションだったり、シングル繋ぎで打ってきたりとタイミングも様々。当方は初めて近藤選手のヒザを見て怖いと感じたし、それに臆せず打っていった木村選手の凄さに感動させて頂いた。
K-1は圧倒的な興行数をこなしていながらハズレが全く無いのが凄い。もう日本の格闘技枠では勝負がついてきた感じすら濃厚。結局何年やっても反K-1派は那須川選手しか弾が無い訳で・・・それもバラエティ化し始めてるし、武尊選手ももはや拘る必要無いと思うんだけど・・・。
逆にボクシングはもう少し興行数減らして、内容を充実させた方が良い気がしてきたり。