ボクシング 新王者。

Sライト級日本タイトル戦「岩渕真也(草加有沢)×和宇慶勇二(ワタナベ)」をTV観戦。
実は見に行こうか迷ったまま過ぎてしまい、とても悔やまれたカードである。岩淵は左膝後十字と右足指靱帯断裂、和宇慶は右拳断裂を乗り越えた過去を持ち、お互いにやっと掴んだチャンスであり負けられない気持ちは同じであろう。
岩渕選手の入場曲が、現在トレーナーであるカズ有沢か弟のコウジ有沢どちらかと同じ入場曲だったような気が…違ってたかもしれないがこの地点で微妙に岩渕選手に感情移入。
サウスポー対決ながら、開始序盤からハードなパンチを交錯させる展開。序盤は和宇慶選手の上手さが目立ったが、中盤あたりから岩渕選手がガードを開きながらプレスを強め出す。決着は７R…和宇慶選手の右ジャブに合わせて頭を左にスリップ、カウンターの左ストレートから右ジャブ＆右フックのダブルでKOという素晴らし過ぎるフィニッシュ。
岩渕選手はもちろん、トレーナーのカズ有沢も男泣き状態に満員のホールは大歓声。観てるこっちも大感動な一戦だった。

アマボク しずちゃん世界選手権へ。

しずちゃんの脳の陰影騒ぎは何とかクリアされそうな感じ。まぁアマも毎年MRI検査報告が義務付けられているし、JBC同様に選手の健康管理は厳しくなされているはず。
とにかく次は世界選手権でベスト8に残るのみ。ボクシングに限らずアマは格闘技でありながらトーナメント方式が多いので、入賞ましてや優勝となると下手なプロ戦よりハードな事が少なくない。前回の試合を観る限りでは実力的に厳しい感も多々あるが、是非とも日本代表として五輪に出場してもらいたい。

興行 無事終了。

二人揃っての勝利。判定だが圧勝。
実力的にこちらの方が上だったのでラッキーさえ貰わなければ勝てる試合であり、結果二人とも見事に完遂。
だがここは欲を言って、KOできる相手だったとも言っておこうかと。実際鍛え上げたファイターをKOで仕留めきるというのは難しい仕事であるのだが、格闘技の醍醐味だしプロフェッショナルである以上狙わない訳にはいかない。うちの選手に足りない部分がココあたりにある気がする・・・。

興行予定。

今週末に所属連盟の興行が予定されており、2名のプロ選手が出場する。
ウェイト調整は順調、もはやフィジカル＆メンタルのコンディショニング維持のみというところだろう。
当方は二人の担当をしておらず、正確にどのような目標設定がなされてどんなトレーニングメニューがプログラムされたのかも認識していない。とにかくプロ興行ではカットマンというとても限定された守備範囲の自分としては、止血と腫れ止めのスキルを上げるのみ。
日々勉強か・・・。

K-1グローバルHLD。

UFC、It'sShowTime、Gloryの三つ巴にK-1が正式に参戦するようだ。また格闘技戦国時代の始まりか…。
選手がステージを選べるのはいい事かもだが、そろそろイベントから競技への進化とはいかないものだろうか？？ボクシングなら、アマなら地区⇒国内⇒国際⇒世界⇒五輪。プロなら国内⇒地域⇒世界⇒統一(スーパー）といった正式な手順を踏んだ上での頂上タイトルがある。格闘技においても選手達には各団体王者ではなく、日本王者・アジア王者・世界王者という圧倒的存在を名乗らせてあげたいものだ。
とりあえずMMAはダナ氏に世界統一してもらうとして、キックはサイモンルッツ氏・バスブーン氏・キムゴンイル氏が各々三大メジャー世界王者認定団体として運営するなんていうのは…。