世界中の格闘技ファンが注目する興行・・・無事に録画観戦できた。
やはりアンダーカードから豪華過ぎて、もうお腹いっぱい。
WBC米大陸ライト級タイトル戦「ライアン・マーティン(アメリカ) VS ブライアン・クルス(アメリカ)」。
17戦無敗のマーティン選手と18戦1敗のクルス選手の1戦。
地域タイトルながら、この興行のアンダーカードに抜擢されるであろう両選手。特にライト級ながら180cmの長身を誇るマーティン選手は要注目。体型的にボクシングするのかと思いきや、ショートレンジがとにかく強い。クルス選手が打つパンチの種類を問わず徹底してリターンブローの嵐で、これではクルス選手がペースを取れる気がしない。序盤からクルス選手が八方塞がりな雰囲気が漂い始め、8Rにコーナーへ詰めてのTKOフィニッシュ。こういう1戦できちんとアピール出来るマーティン選手は間違いなく数年後にスター選手の仲間入りかと。
Sフライ級10回戦「カルロス・クアドラス(メキシコ) VS ダビド・カルモナ(メキシコ)」。
37戦1敗のクアドラス選手と28戦3敗のカルモナ選手の対戦。
ロマゴン選手と大接戦を演じて見せたクアドラス選手の再起戦であり、井上尚弥選手と判定までもつれ込んだカルモナ選手の再起戦。両者ともここで連敗となると、トップ戦線から引きずり下ろされる大切な1戦。
序盤からカルモナ選手のパンチが走っていて、意外にもクアドラス選手がペースを取りきれない。その取りきれない内にボディを効かされ、ポイント的にも微妙なラウンドを蓄積してしまう。
判定は無事にクアドラス選手だったが、カルモナ選手が負けて評価を上げた試合だった感じ。
WBC世界Sフライ級タイトル戦「ローマン・ゴンサレス(ニカラグア) VS シーサケット・ソールンビサイ(タイ)」。
46戦無敗のロマゴン選手に、46戦4敗のシーサケット選手が挑む1戦。
4階級を上げてきた弊害が指摘されている事に加え、名コンビだったトレーナーのオバンド氏が亡くなった影響が強く懸念されていたロマゴン選手。
その開始1Rにまさかのロマゴン選手がダウン・・・と思いきや、インターバル中のスローで見ると実はバッティング。シーサケット選手はとにかくバッティングが多い選手なので、いつも通りと言えばいつも通りか。ロマゴン選手は2ポイント先取された事に変わり無しで、以降は当然にプッシュを強め始める。ここからもバッティングやローブローなどロマゴン選手的には厳しい展開となりながらも、技術の差が的中率となって明確に出始める。技術では勝ち目が無いシーサケット選手は、身体の大きさと数倍の手数で応戦してくる。シーサケット選手が中盤以降はパワーを捨てて、とにかく手数で当てていった選択が大正解だったと思う。
終盤には両者出血という凄惨な試合となりながらも、シーサケット陣営はポイントを取ったと判断したのか最後は逃げ切った感じ。ジャッジ泣かせな割れる判定となった結果は、まさかのシーサケット選手の勝利となった。
ありとあらゆる事態がシーサケット選手に流れた試合となってしまって、さすがにロマゴン選手が可愛そうではあり。実際1Rのダウンが無かっただけでロマゴン選手が防衛していた訳で・・・。だがこれほど技術に差がありながら打ち負けるシーンもあり、4階級の壁にぶつかった事実は認めざる負えないはず。ロマゴン選手の今後の動向が気になるところ。
WBA&WBC世界ミドル級タイトル戦「ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン) VS ダニエル・ジェイコブス(アメリカ)」。
36戦無敗のゴロフキン選手に33戦1敗のジェイコブス選手が挑む1戦。
ついにゴロフキン選手はファイトマネーを2億円台に乗せてきたとの事で、名実共にボクシング界を牽引する選手に。まぁ対するジェイコブス選手も1億円の大台に乗せてきているので、この試合がそれだけビッグマッチという事なんだろう。
立ち上がりからゴロフキン選手が丁寧にジャブを突いていき、もうこーなるとジェイコブス選手に勝ち目が薄くなる感じに見えてしまう。4Rにジェイコブズ選手がスイッチして右ジャブを打った打ち終わりに、ゴロフキン選手が右ストレートをダブルで放ち1ダウン先取。
しかし中盤からジェイコブス選手がボクシングの幅を広げ出し、ゴロフキン選手を翻弄し始める。珍しくゴロフキン選手の的中率が悪くなり、なのにボディショットが出ないという悪循環に更に付け込まれる。ジェイコブス選手は顔に似合わず??、本当にボクシングIQの高い選手だった。
結局試合は判定に持ち込まれながらもUDにてゴロフキン選手が防衛となったが、4Rのダウンが無ければ結果はどーなっていたのか・・・。
やはりアンダーカードから豪華過ぎて、もうお腹いっぱい。
WBC米大陸ライト級タイトル戦「ライアン・マーティン(アメリカ) VS ブライアン・クルス(アメリカ)」。
17戦無敗のマーティン選手と18戦1敗のクルス選手の1戦。
地域タイトルながら、この興行のアンダーカードに抜擢されるであろう両選手。特にライト級ながら180cmの長身を誇るマーティン選手は要注目。体型的にボクシングするのかと思いきや、ショートレンジがとにかく強い。クルス選手が打つパンチの種類を問わず徹底してリターンブローの嵐で、これではクルス選手がペースを取れる気がしない。序盤からクルス選手が八方塞がりな雰囲気が漂い始め、8Rにコーナーへ詰めてのTKOフィニッシュ。こういう1戦できちんとアピール出来るマーティン選手は間違いなく数年後にスター選手の仲間入りかと。
Sフライ級10回戦「カルロス・クアドラス(メキシコ) VS ダビド・カルモナ(メキシコ)」。
37戦1敗のクアドラス選手と28戦3敗のカルモナ選手の対戦。
ロマゴン選手と大接戦を演じて見せたクアドラス選手の再起戦であり、井上尚弥選手と判定までもつれ込んだカルモナ選手の再起戦。両者ともここで連敗となると、トップ戦線から引きずり下ろされる大切な1戦。
序盤からカルモナ選手のパンチが走っていて、意外にもクアドラス選手がペースを取りきれない。その取りきれない内にボディを効かされ、ポイント的にも微妙なラウンドを蓄積してしまう。
判定は無事にクアドラス選手だったが、カルモナ選手が負けて評価を上げた試合だった感じ。
WBC世界Sフライ級タイトル戦「ローマン・ゴンサレス(ニカラグア) VS シーサケット・ソールンビサイ(タイ)」。
46戦無敗のロマゴン選手に、46戦4敗のシーサケット選手が挑む1戦。
4階級を上げてきた弊害が指摘されている事に加え、名コンビだったトレーナーのオバンド氏が亡くなった影響が強く懸念されていたロマゴン選手。
その開始1Rにまさかのロマゴン選手がダウン・・・と思いきや、インターバル中のスローで見ると実はバッティング。シーサケット選手はとにかくバッティングが多い選手なので、いつも通りと言えばいつも通りか。ロマゴン選手は2ポイント先取された事に変わり無しで、以降は当然にプッシュを強め始める。ここからもバッティングやローブローなどロマゴン選手的には厳しい展開となりながらも、技術の差が的中率となって明確に出始める。技術では勝ち目が無いシーサケット選手は、身体の大きさと数倍の手数で応戦してくる。シーサケット選手が中盤以降はパワーを捨てて、とにかく手数で当てていった選択が大正解だったと思う。
終盤には両者出血という凄惨な試合となりながらも、シーサケット陣営はポイントを取ったと判断したのか最後は逃げ切った感じ。ジャッジ泣かせな割れる判定となった結果は、まさかのシーサケット選手の勝利となった。
ありとあらゆる事態がシーサケット選手に流れた試合となってしまって、さすがにロマゴン選手が可愛そうではあり。実際1Rのダウンが無かっただけでロマゴン選手が防衛していた訳で・・・。だがこれほど技術に差がありながら打ち負けるシーンもあり、4階級の壁にぶつかった事実は認めざる負えないはず。ロマゴン選手の今後の動向が気になるところ。
WBA&WBC世界ミドル級タイトル戦「ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン) VS ダニエル・ジェイコブス(アメリカ)」。
36戦無敗のゴロフキン選手に33戦1敗のジェイコブス選手が挑む1戦。
ついにゴロフキン選手はファイトマネーを2億円台に乗せてきたとの事で、名実共にボクシング界を牽引する選手に。まぁ対するジェイコブス選手も1億円の大台に乗せてきているので、この試合がそれだけビッグマッチという事なんだろう。
立ち上がりからゴロフキン選手が丁寧にジャブを突いていき、もうこーなるとジェイコブス選手に勝ち目が薄くなる感じに見えてしまう。4Rにジェイコブズ選手がスイッチして右ジャブを打った打ち終わりに、ゴロフキン選手が右ストレートをダブルで放ち1ダウン先取。
しかし中盤からジェイコブス選手がボクシングの幅を広げ出し、ゴロフキン選手を翻弄し始める。珍しくゴロフキン選手の的中率が悪くなり、なのにボディショットが出ないという悪循環に更に付け込まれる。ジェイコブス選手は顔に似合わず??、本当にボクシングIQの高い選手だった。
結局試合は判定に持ち込まれながらもUDにてゴロフキン選手が防衛となったが、4Rのダウンが無ければ結果はどーなっていたのか・・・。