実の状態

2018-05-31 20:31:25 | 生物
飯田橋のヒイラギの実

色づいたかなあと見に行ったら

もう濃紺になっていた(逆光で見にくいけど)


そして気づいたのは

もう一本の雄株と思っていたヒイラギが

同様に紺色の実をつけていて雌木とわかったこと

じゃあ雄木はどこかというと

これが自然界では近くになくても受粉する

花粉は遠ーくから飛んでくるのだ

だからこそ花粉症になったりする

ヒイラギとは近縁ではないシナヒイラギの実はまだ青く


これから半年かけてクリスマス目指して赤くなる

その向かいのヤマモモが今年は生り年で


美しいグラデーションを見せている

神楽坂に向かう坂の椿は

まるでままごとに使って下さいというように

つやつやの実を沢山つけている


うちの前の公園でも

ままごと用の柿、マメガキが形を整え始めた


ミカンの木は、まだ何柑かわからないけど健在


そして今まで毎年実がつくと病気にかかって枯れていた桃の木が

普通の桃ではなく偏桃だとわかった


偏桃、つまりアーモンド

甘アーモンドだろうか、苦アーモンドだろうか

悪ガキに取られず無事育って下さい

投書が載った

2018-05-30 14:19:41 | 日記
先週25日に書いた 応募しなかった に関連して

西日本新聞の投書欄に投稿したら

担当者から電話で詳しく聞かれ

28日の朝刊に載せてもらうことができました

まず一歩です


謝礼は図書券

ありがとうございます

夜の香り

2018-05-29 20:28:27 | 生物
お客様から

こんなお土産をいただきました


うちの庭になったからと

こういうお土産が一番うれしい

部屋に置いとくだけで

とてもいい香り

私は梅干しではなくお菓子に使うかな


も一つ部屋に入ってくるよい香りがあります


ここまで咲いたクチナシが

昼はさほどでもないのに

夜になると虫相手に

がぜん香りの量を増やします

網戸を通して風に乗って入ってくる香り


どちらの香りも梅雨が近いことを思わせます

明日の献立

2018-05-28 18:38:10 | 美食
献立なのに食器の写真

実はまだ確定していないのです

明日は来客があります

気の張る人でもない

大事な人でもない(!)

まだ二回しか会ったことのない人から

石井さんのご飯を食べさせてください

とペースに乗せられてしまってつい

くやしー

もうこれで終わりにしていただこう

ならばまずいものを出せばいいのだろうが

料理の先生としてはそうもいかない

新ごぼうと空豆の煮浸し、カマスの塩焼き、石川芋の衣被、
胡瓜と鹿児島豚の冷しゃぶ風絹ゴマサラダ

挽肉オムレツとジャガイモのピュレ

鯛茶漬、白瓜の粕漬、生麩の赤だし

水羊羹

お酒は白ワインを指定され、四時半から来るというから

その前にお茶?

明日はまた洗い物が大変です

今朝からコシノイカンバィが軽く再発し

ヒザモイカンバイになっているので

情ない

応募しなかった

2018-05-25 20:05:14 | 日記
7年前から関わってきた福岡の六千坪のお屋敷

所有者の福岡市から管理者公募が発表されましたが

造園会社とも話し合って、応募しませんでした

市の考える運営理想図が矛盾だらけで

加担したくない条件だったからです

所有者は市であり、応募しないなら放っておけばいいのですが

樹林のほとんどの植生調査をし

京都の庭師さんたちとボランティア剪定やヤギの草刈りをし

緑地を公開しましょうと持ち掛けた張本人の私は

今じっとしているのは怠けているような気がします

希少な在来植物の宝庫が心配です

市ではあそこにエレベーターを設置すると決めています

民の力を借りるということで公募するのに

そこがすでに決まっているのはなぜ?

門から玄関までは高木がトンネル状になった緩やかな坂であり、

そこを歩くのがお屋敷に来る意味でもあるのに

それをやめてどこを破壊してエレベーターをつけるのでしょう

喜ぶのはエレベーター業者だけではないでしょうか

よく言われる癒着

そんなことはメディアが面白がって作った話と思っていましたが

以前京都でカフェを開いたときに

はっきりと体験しました

中小企業向けの緊急融資を京都府が設定した時

京都信用保証協会を通じて申し込むことになっていました

私は冷蔵ショーケースなどの設備のために申し込んだのですが

担当者が店を見に来て

「ここを改築工事しませんか。そしたらもっとたくさん融資しますよ」

といったのです

もっとたくさん融資という言葉に心が揺らぎましたが

不必要な工事のために返済を長引かせることはできない

とおもいました

明らかに担当者は工事業者とつながっていると思いました

それを断ると今度は私の出したエアコン見積もりよりも

もっと安い店がある

「イシイさんと同じ関東のヤマダ電機ですよ」と

田辺だか城陽だかの遠いところの店を紹介しようとしました

その店ともつながりがあるのでしょう

私は屈したくないと、さらに安い見積もりを貰って提出しました

するとそれ以後は連絡が取れなくなり常に不在

信用保証協会とは一体何なのか調べました

するとNHKなどと同じ特殊法人で

結局は公の機関であり役所と同類

役人の天下り先になるところでした

その時初めて役人が賄賂を受け取ったりするのは本当なのだと実感しました



話を福岡のお屋敷に戻します

おやしきにエレベーターをつけるのは、

足の不自由な人のためという大義名分を持ち出すに決まっています

要綱の中にもユニバーサルデザインを心がけるように

と書いてありますから

どうしてエレベーターだけは民に決めさせず始めから決まっているのか

ユニバーサルデザイン(誰にでも使えるデザイン)のほかに

バンケット機能とか、マイス需要とか、インバウンド対応とか、モニタリング実施とか

カタカナを並べて進歩的な発想のように書かれているのも片腹痛い

お屋敷の建物は

以前迎賓館にするのだと新聞に発表されていました

一体福岡に誰が来ると?

誰のことを賓客と呼ぶと?

そこはありえないと思ったのかどうか

募集要綱には建物は集会所として利用すると書かれています

集会て何ね、宴会のことね?

そげなもんは中州か天神ですればよかろうもん

それでエレベーターの次には,各室にエアコン設置が決められています

建物の周りには全体に庭があり

室外機が並ぶと景観と庭の植物と生態が損なわれます

賓客の来ない福岡で大正の建物で集会や宴会をするのは

野暮な議員や役所のおっさんでしょうか

それに考えてみてください

今時高級料亭ほど畳の部屋は掘りごたつ式にして

畳の部屋で宴会するのは田舎オヤジかお茶会だけでしょう

エレベーターや各室エアコンに使う費用はもっと別のところに回すべきです

要綱では、蔵と板塀は著しく劣化しているので

壊すべきだと誘導しているのです

劣化は母屋と同じくらいです

お金をかければ修復できます

蔵と板塀の魅力はエレベーターとエアコンの価値に勝ります

以前は立派な冠木門もあったのに

降雨で壊れそうと、いとも簡単に解体してしまったのです

これも修復したい

私は樹林と庭園は有料、建物は無料

公開は11月から5月の半年

建物は日曜のみ公開

と考えていましたが

役所では樹林と庭は無料で建物有料

入場料は市の歳入とするですって

私が半年しか公開したくないのは

気温が25℃以上になると蚊が猛威をふるうのをしっているからです

目も開けられないほどです

亜熱帯化した九州では

マダニ、ヒアリ、その他の危険も予想されます

スズメバチは何度も見かけました

ならば駆除すればいいではないか?

いえいえ駄目です

それらの虫も含めて豊かな生態系がなりたっているのです

夏だけは動物たちにお屋敷の青春を謳歌してもらいましょう

また、建物は掃除が大変で

毎日公開すると人件費がかさみます

こうしたもろもろ

お役人や議員はなんもシミュレーションができておらんとです

もうこなったら一年間やってみて

蜂なり蚊なり刺されてみららいかが

しかしエレベーターができてしまったら

そこの植生を取り戻すことはできません



まとまりのない文ですが、

なぜ応募しなかったかご理解頂けたでしょうか

福岡市ではおかしなことをやっていると

話を広めてくださいませ




嬉しかったこと

2018-05-24 21:38:17 | 生物
もう一週間も

容子ちゃんがご飯を食べに来ていない

理由をあれこれ考えたが

どこかほかでご飯を調達しているか

うちに来るまでの道に障碍があるのか

体を壊しているとしたら…

そしたら今日の夕方

うちの前の公園に飛んで入っていくのが見えた

良かった 元気なのだ

近づくと目があったので


アーオアーオと優しめに挨拶をしてから

目を細めてみた

これは猫が敵意を持ってない時のしぐさだから

容子は逃げもせずじっと私の目を見ていた

ご飯のおばちゃんだとわかっているみたいです

その後もっと深い草むらにすぽっと入って長いこと動かず

待っていた私も根負けしました

恐らく暗くなって公園に人がいなくなるのを待っているのです

私などちょっと草むらに近づいただけで

目に見えない虫にやられて手足が赤くかゆくなります

容子ちゃんは大丈夫なのかしら

青葉して御身のマダニぬぐわばや


もうひとつ

去年の夏 一本だけ残った公園の茗荷を

移植して持ってきたことを書きましたが

例によって植物を育てるのが下手な私は

そのまま枯らしてしまいました

ご近所の植木鉢を見るたびに悔やまれて

それでもあきらめきれずに

去年と同じ場所に何か生えていないかと行ってみました

私が最後の一本を抜いたのだから

あるはずがない

それでも雑草を抜いてかき分けると

あったー(写真なしですんません)

しかも二本小さいのが

このままにしておいたほうがいいのか

保護したほうがいいのか

迷っています

キキョウソウ

2018-05-23 20:35:17 | 生物
公園で摘んできました

可愛いでしょう

難はこれ 外来植物で、はじめは観賞用に移入されたのだそうです

だから雑草然としていても整いすぎている


決して暇ではないのですが

気にかかっていたので

えいやっと、うちの前の公園の植物を調べてきました

木本:
クワ、キンモクセイ、イボタノキ、ナンテン、アセビ、シャクナゲ、ツバキ、マンリョウ、ベ二カナメモチ、スダジイ、ビヨウヤナギ、ヤマブキ、シラカシ、クチナシ、ヒサカキ、マサキ、サツキ、アオギリ、モミジバフウ、ボケ、プラタナス、ヒュウガミズキ、ヤエザクラ、フジ、アジサイ、ケヤキ、イチョウ、ヒマラヤスギ、タブノキ、トベラ、びわ、あおき、ウバメガシ、マメガキ、コナラ、エンジュ、アンズ、ゲッケイジュ、シダレザクラ、ドウダンツツジ、ユキヤナギ、アカメガシワ、サンゴジュ

草本:
ムラサキカタバミ、チチコグサ、マルバスミレ、ヤブカラシ、セイヨウタンポポ、ドクダミ、
イノコズチ、ササ、ヒメジョオン、ヒヨドリジョウゴ、シャガ、ミズヒキ、カタバミ、ヒガンバナ、ヘビイチゴ、タチチチコグサ、アマリリス、アメリカフウロ、オシロイバナ、ヤマエンゴサク、スイセン、ヤマノイモ、トケイソウ、オオバコ、オニタビラコ、コオニタビラコ、ハラン、ヘクソカズラ、ツタ、シュロ、キキョウソウ、ツユクサ、スズメノカタビラ、イヌムギ、オニノノゲシ


名前のわからないものもあるから

100近くの草木があるといえる

福岡のお屋敷は200近く

どうして私がお屋敷整備を離れたかもまた書きます


末富の意匠

2018-05-22 19:43:03 | 日記
京都末富のお菓子を頂いた

お馴染みの包装紙


華やかさが少しも嫌味でない憎いデザイン

和菓子の目指すところの静寂を損ねていない

熨斗紙に引かれた赤の大胆さ


お煎餅三種の水準の高さ

そしてただの箱ではなく

ちゃんと末富の名前が刻まれている


と、ここまで持ち上げていながら

京都の菓舗の中では末富は

それほど好きではない

理由は単にポピュラー過ぎるから

東京でも買えるし

それなら鶴屋吉信はもっとポピュラーなのだけど

ポピュラー道への潔い邁進が好感が持てる

それでいて本店では

目の前で注文の和菓子を作って食べさせてくれるカウンターもある

包装紙は末富に軍配を上げます

あっ、花が

2018-05-21 21:19:56 | 生物
とうとう、ついに、やっと

ママコノシリヌグイに花がつきました


コンペイトウのような薄桃色のかわいい花です

とげは怖いけど

これから秋までどんどん咲くはずです


と思ったら

日陰に隠していたカラタチバナも!


花をつけています

以前も花までは行ったけど結実なかったので

これからが勝負です


植物って楽しい

猫も楽しい

おとといの続き

2018-05-19 22:02:25 | 生物
荒地の美

もっと簡単に説明する方法がありました

雑草が沢山生えているから

と言うことができます

可哀想に

雑なんて呼ばれていますが

英語にすればハーブです

これが人里で多品種育っている自然は

心安らぐ美しい光景だと思います

うちの前の公園も

この季節いろいろな雑草が観察できるので

名前を全部書き出そうと思っています

200種の植物があれば立派な自然らしいのですが

福岡のお屋敷ですらやっとクリア

200種ある場所はなかなかです

公園の植物を書き出したら

またこの続きを

今日も写真なしですみません