九月の着物 絹縮み

これも不確か

シャリシャリの着物で光沢がある
　　　　　　　　

これを最初に着て行った場所はよく覚えている

着物は同じ物を何度も着ることが少ないので

それぞれの着物に場所のイメージがある

一緒にいた人のことや言われた言葉や季節や自分の気分まで思い出せる

このシャリシャリ着物は

開店してすぐの祇園の松むろさんに着て行った

少し前に花脊に取材に行ったときのカメラマン二人を誘って食事した

なぜ二人かというと

花脊取材に頼んだカメラマンが車を運転できない人だったので

その友人が運転してくれたからだ

あの二人元気にしてはるやろか

松むろさんは移転して自分の建物を構えはった

なら私は?

…

ささやかな贈り物

パートタイマーのエイコさんが

「いらないなら捨ててね」

と何かプレゼントをもってきました

開いてみると

髪にカーラーを巻いた後、毛がとびださないようにするクリップと
　　　　　　　　

紫陽花模様の皿
　　　　　　　　

物が増えるのが大嫌いな私だし

エイコさんとは親しくもないのに

余り物だとしても気にかけてくれたことがありがたくて

捨てないで大事にしようと思いました


昨日の上田選手は結局47位でのフィニッシュとなり

どんなにか落ち込んでいることでしょう

日本の威信、スポンサーの威信

大きなものをしょっていましたから

今日はメインエベントutmbの中継ライブを見ています

なんと選手のナンバーを知らなくても苗字か名前を入力するだけで

その選手の状況が詳しく一ページで表示されます
　　　　　　　　

すごいすごいすごい!


明日の料理塾は

予定していた灰色餡の材料の皮むき小豆が届かず

変更してタルトレット作ります
　　　　　　　　

週間ショップ

神楽坂には

ウィークリー貸店舗がいくつかある
　　　　　　　　

ほかの街でもその傾向があるのだろうか

店舗を持てない行商のような商売をする人がいて

商売をやめたけど店舗だけ残った人がいて

ここは以前金物屋だったのが店じまいして
　　　　　　　　

暫らくウィークリー貸店舗にしていたけど

おしゃれな自転車やになった

ここは以前新聞販売店だったのが
　　　　　　　　

週間貸ギャラリーになり

今は店舗を持てないパティシエールが三日間だけ菓子を売っている

飲食の開業は本当にお金がかかりますものね

と同情半分でココナツのロシェを買った
　　　　　　　　



さあ昨日の続き
　　　　　　　　

またモンブランの新しいレースが始まった
　　　　　　　　

CCC　100キロレース

現在日本の上田プリンスは二位

モンブラン週間

今週は世界一のトレイルレースである

ウルトラ・トレイル・デュ・モンブランが催される

場所はフランスのシャモニー・モンブランを拠点として

フランス、イタリア、スイスとモンブランの周りをぐるっと回る

正確には距離とコースが色々の五種類のレースが行われ

そのうちの一つはもう始まっている

メインエベントの170キロレースUTMB本番は金曜の午後五時半(日本の土曜の早朝)に始まる

今年は日本から有名選手かゾロリと参加するので

何か熱気が違う

今最も注目される日本のトレイル界のプリンス上田瑠偉は100キロレースに出る

日本のトレイルの先駆者石川弘樹は10年ぶりにUTMBに出る

そしてキング鏑木毅は今、自身が初出場した大会で59歳で優勝したマルコオルモ(現在６７歳)に会いに行っている

以前日本のレースの速報での楽しみ方を書いたが

モンブランは違う!

なんとゴールからパソコンにLIVE映像がずっと送信されているのだ
　　　　　　　　

大きな画面にすればこんな感じ
　　　　　　　　

道の奥からシヤンシヤンと熊鈴を響かせて次々とゴールしてくる選手を

フランス語の解説者が興奮気味に伝える

ワー楽しいなー

でも来年は応援ランナーが出るので

これは見ない

現地まで行きまっさ

しかし行くには、休暇とお金とフランス語が要る

お金とフランス語は息子に丸投げして

私は休暇だけ考えたいなあ

単衣の黄八丈

やっと涼しくなって

しめしめ

だけどこのまますんなり秋にならないところがうーん

まだ袖をとおしたことのない

ひとえの黄八丈(ひょっとして久米島紬だったかも)

九月になったら試します

こんな感じ?
　　　　　　　　

いやもっとくっきりとこんな感じ?
　　　　　　　　

なんかほかにもっとありそうだけど

こうして考える時間が楽しい

山芋の花

きれいだなー
　　　　　　　　

と電車に乗り遅れるのに思わず写真を撮ってしまいました

こんなに姿の良い植物があるのに

なぜ花屋の花を買うのでしょう

それはたまらなく深みのある野良猫がこの世にいるのに

名前をすぐにいえそうな正統品種の犬猫をお店で買うようなものでしょうね

私には理解できませんが

山芋は雌雄異株

これは花茎が上向きに立っているから雄株のようです
　　　　　　　　

ひとつ忘れたのは山芋の花の香りをかがなかったこと

いい香りなのだそうです

明日も見に行くから

カイデコヨウ

椎茸含め煮

九州の干し椎茸を沢山いただいたので

いや、いただかなくても買ってでも

含め煮を作りたく(たべたく)なりました

ふつうは常備菜のように何日ももたせるものですが

私はパクパクッとたべてしまうので

二日でなくなります

おかず、お弁当、おそうめんなんかに使って消えます

戻し汁、酒、砂糖、しょうゆ、あれば出汁も


そうだ、思い出した

京都の四条河原町に含め煮のおいしい店があった

永楽屋

ひとくち椎茸とかいった

東京にも日本橋に店があるようなので

一度行ってみよう

そばがら枕

○○を買いました

というような報告はなるべくしたくない

というより買いたくない

のにスーパーでそばがら枕を売っていたので

三つ買いました

そばがら枕の寿命は半年から一年と言われます

そばがらがだんだん壊れて粉になるからだそうです

我が家では猫が汚損するのでもっと短いかも

今時はスーパーでうっていたからと飛びつかなくても

ネットで探せば何でもみつかりますが…

以前スーパーで低反発の枕を売り出していたとき、

かなりひかれましたが買いませんでした

やはり天然素材というのが落ち着くのです

ホテルのふわふわ枕も好みではありません
　　　　　　　　

寝具の話をするのは下着の話をするようなものかな

あまり深く考えまい

一枚だけのエプロン

エプロンを使うことがなく

料理塾でも使わないので

習う側もはじめは気合を入れてエプロン持ってきていたのが

段々しなくなった

私は昔みたいによそゆきの服を着ないので

エプロンを洗濯するなら服を洗濯すればいいと

んなもん面倒臭い派

でも一枚だけもっているのは

以前保育園でアルバイトした時

仕方なく買った

ではなく、園長が見るに見かねて

「これあげます」

とくれたもの

このような胸当てとスカート部分に継ぎ目がないのは今ではふつうだが

昔は縫ってつなげていた

その頃私の通う女子高で制服のエプロンのデザイン募集が行われた

私はデザイン画ではなく実作で応募した

この継ぎ目なしタイプで

結果は優勝

賞品に大きな人形をもらった

それを長いこと押入れに入れてあるとき出したら

ねずみが食い破ったらしく両目からどーっと滝のように綿が飛び出していた

笑う?

とんでもない!

ぎゃーと恐怖の叫び声をあげて袋をかぶせた

お人形さんごめんなさい

フウセンカズラ

うちの前の公園のフェンスに登場した新顔

ヤブカラシの縄張りを減らしてくれるならいいのだけど

北米原産の園芸植物だから

どこかのお宅の種が飛んできたのでしょう

ムクロジ科というのは

モクゲンジの仲間

全然似ていない

本郷の東大の中で初めてオオモクゲンジを見たのでした

さて我が家のカラタチバナ
　　　　　　　　

少し黄味がかってきたと思いません?

枝ももう一本、次期主幹候補が立ち上がっています