おいしい菜

ここ数年
このタイプ菜っ葉の躍進はめざましい

京都の畑菜をはじめ、
博多のおいしい菜
かき菜やうまい菜
色々な名前があります

茎が大根菜みたいに太いけれど蕪の仲間
甘くて苦くてアブラナ科特有の臭みもあって
食欲をそそります

今日は京都とようけ屋さんの35センチ特大おあげと一緒に炊いて
　　　　　　　　　　　　　　　
うーんたまりません

こんな時のおだしはかつおよりいりこ
　　　　　　　　　　　　　　　

いっただっきまーす
　　　　　　　　　　　　　　　

ホザキヤドリギ

用事で恵比寿の坂を歩いていたら
あ、
ホザキヤドリギですね

おととしの12月13日に載せた
アカミノヤドリギを売っていた花屋さんです
　　　　　　　　　　　　　　　

いつも個性的な品揃えなので
前を通る時きょろきょろします

ホザキヤドリギは
今まで載せたヤドリギと違って
常緑じゃなく落葉
　　　　　　　　　　　　　　　

だから冬は実だけが残って黄色が目立ちます
中部地方以北の植物なので
九州では見たことがありません

西日本新聞

私が故郷の在来植物の保全活動を始めたことや
その根元にままごと遊びがあったことなど
新聞が載せてくれました

図書館を作ったり
カフェを開いたりした頃は
新聞や雑誌に何度も載りましたけど
久しぶりです

でも定年退職後にコラムを書いている記者のおっちゃん
色々しでかしてくれよりました

私の植物採集についてくると言ったのに「もっと歩くの?」
と足をひきずって邪魔して植物採集できず

昼ごはんどうするのとついてきて
丸天うどんを私におごらせおった

今は入手困難で値段のつりあがっている拙著をくれというので
高い買い物をして送る羽目になった

そこまでは我慢しても
出来た記事を見ると自分が私の真似してユリカモメにえさをやった話になっている
コラーッ
書き直させました

さらに私の友人やら市役所の人やらに私の知り合いの顔して勝手に会いに行き
書くなと四回言った固有名詞を出して私の活動の邪魔をして
コラーッ

さすがに悪いと思ったのか
福岡市でしか使えないマイナーイベントのチケット数枚を送ってきた

この哀愁とペーソスがもしかして「手」だったら
コラーッ
　　　　　　　　　　　　　　　

紫根染

私が初めて自分で買った着物

翻訳料をもらった時でした

羽二重に染めたものだったので
叔母はまず単衣に仕立てて、次に裏を付けたら
と言ってくれたのですが
単衣ではなかなか着る機会も少なく
早く袖を通したいと思ったので袷に仕立ててもらいました
　　　　　　　　　　　　　　　

日本の女の着物は紫が真髄と思っているので
ひと目で気に入った反物でした

紫根染はムラサキグサの根からとった染料で染める古い染色法
今はもう東北の南部地方にしか残っていません
　　　　　　　　　　　　　　　

実物は写真よりやや紅い色です

ハヤシライス

ようやく空から飯が降ってきたので
ハヤシライスを作る

ご飯　(雪)
ハヤシソース　(白銀公園の土)
牛肉　(枯れた山茶花)
グリンピース　(若いヤツデの実)

カレーライスも作りたかったけど
カレーを取りに行くのが寒くて
今度は天気予報をよく見て
ご飯予報が出たら用意しとこっ

　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　

三角公園

大学の提出課題のうち
レポートの出来不出来は
書いた当人が大体わかって提出する(例外はある)
しかし設計図面は
先生の主観が入る余地が大きいので
戻ってくるまで不安になる

年末に出した大阪アメリカ村の公園設計は
例によって不貞腐れ根性で仕上げた
それでも先生は
"他の学生と趣を異にする印象的な仕上がりとなっています"
"着彩部の色調も巧みです"
と私の一番目指した方向を捉えて下さった
うれしーなー
　　　　　　　　　　　　　　　

他の人は大体
主張の文を枠で囲ったり矢印つけたり
公園の中に高低差をつけたり
植木を色々描いたりする

私は安全第一風通し
　　　　　　　　　　　　　　　
アメリカ色は使わない
で進めた

地面にアメリカ地図は描くけれど
　　　　　　　　　　　　　　　
ベンチは置かずにスツールを
　　　　　　　　　　　　　　　

それらのツボは
コレでんな
　　　　　　　　　　　　　　　

スイートポテト

今月の料理塾の菓子は
スイートポテト

この間安納芋をご紹介しましたが
この菓子には鳴門金時を使います
　　　　　　　　　　　　　　　

蒸してもいいしオーヴンで焼いてもいいけど
私の自慢の萬古焼の土鍋で

材料は
芋、砂糖、バター、生クリーム、
バニラ、ブランディ、卵黄
　　　　　　　　　　　　　　　

下のお皿は
チエコさんがままごと用に買ってくれたアメリカのアンティーク
でも勿体ないから人間様の食事に使っています
　　　　　　　　　　　　　　　

ままごとの料理は
お人形さんの食べ物ですから

柊

12月19日にご報告した柊が
年の瀬にいっぱい花を咲かせました
　　　　　　　　　　　　　　　
ふつうは11月に花をつける

花の準備は大分前からされていたはずだから
巻き付いていたテイカカズラがなくなったから
花を付けたということはないだろうが
カズラがとれたので花を開いたということはありそう
　　　　　　　　　　　　　　　

それでも心配なのは
少し離れたところにある雄木
なにやら札が付いている
　　　　　　　　　　　　　　　
頂の枝が枯れているので抜かれてしまうのかもしれない
抜かなくてもまだ花を咲かせていますよっ
　　　　　　　　　　　　　　　

駄目だ
雌木に美しい実がなるのは雄木あってのこと
ただし雌木も時々両性花をつけるのだとか

気のもめる毎日

都立中央図書館 2.

またまた来ました
有栖川公園
　　　　　　　　　　　　　　　
脇には南部坂があります
　　　　　　　　　　　　　　　

冬は人影も少なくて
　　　　　　　　　　　　　　　
木立の高さがわかります
　　　　　　　　　　　　　　　

滝を過ぎると
　　　　　　　　　　　　　　　
ドラマの撮影の多い休憩所
　　　　　　　　　　　　　　　
今日の目的は
昭和15年刊の『稲畑勝太郎君伝』を調べに

いまはもうこんなきれいな本はなかなか
　　　　　　　　　　　　　　　
見返しは和楽庵の滝を描いたもの
　　　　　　　　　　　　　　　

和楽庵つまり京都の何有荘
　　　　　　　　　　　　　　　

明治初期にフランスに10年も留学した稲畑の別荘でした
南禅寺の別荘の中でも群を抜く広さ
　　　　　　　　　　　　　　　
山のトンネルを抜けたところにお茶室があって
　　　　　　　　　　　　　　　
視界が開けます
　　　　　　　　　　　　　　　
いや、ぼーっとしないでレポート書かなきゃ
　　　　　　　　　　　　　　　
はい外はもう暗くなっていました

ペコちゃん

何をとち狂ったか
このようなものを出して
いや、ままごとと同類だろうって?

違うなあ
ペコちゃんは子供に戻りたい大人のもの
ままごとは大人になりたい子供のもの

きっかけは振袖ペコちゃんというものを抽選でもらえるという時だった
それまでとくにペコちゃん人形を欲しいとは思わなかったのに
カフェが傾いて心が弱っていたんでしょうね

結局振袖ペコちゃんは当らなかったけど
続いてバースデーペコちゃんやシェフペコちゃんが出て
飛びついた
　　　　　　　　　　　　　　　

これらは不二家である程度以上買い物をすれば
ペコちゃんを買う権利が得られる仕組みになっていた
つまり不二家の菓子とペコちゃんの両方に支払いをした
カフェが傾いていたのに
　　　　　　　　　　　　　　　

ペコちゃんはクリスタルまで出た
　　　　　　　　　　　　　　　

次に東京に戻ってからは
プリンのカップが欲しくて
来客に「プリン買ってきてね」と指定した
　　　　　　　　　　　　　　　
中野にはペコちゃんものを高く買い取る店があるけど
そういう意味でのお宝とはとらえていない
(テレビの鑑定団でも美術品を楽しんでいたらおもちゃが出てきてがっかりする
それらは違う系統のものだと思うから)
骨董品として価値が出る前に誰か可愛い女の子にあげたい
　　　　　　　　　　　　　　　
クリスマスにも雛の節句にも登場しないペコちゃん
時々は出してやらないとね