服装

2018-01-18 07:50:29 | お宝
このお皿はチェコさんが結婚祝いにくれたもので

もうこの一枚だけしか残っていません

裏にYamatoと印があり

多分有田焼の陶磁器メーカーのものです

チェコさんとの仲ですから

私の方からこれにしてとリクエストしたものです

これは月刊雑誌「服装」に素敵な皿としていくつか載っていた一つでした

日本の陶磁器メーカーのものなど

外国のブランド品が輸入されるようになってからは平凡な製品になりましたが

私が服装で見た頃は

コース料理を出す代官山の小川軒のスープ皿に

このシリーズが使われていたことを覚えています

そして今ではアンティークとして取引されるようになりました

「服装」は今も残る装苑と並ぶ雑誌でほかに「ドレスメーキング」というのもありました

私にとっては少女時代の「ジュニアそれいゆ」が廃刊になった後

美しいもの創作的なものを探す雑誌が「服装」でした

横山道代の食べ歩き連載を参考に

学生の身分で背伸びして東京のあちこちにでかけたものです

本の最後にはグラビアページの型紙の引き方がついていたので

気に入ったファッションを自分で作って学校に来ていきました

私のウェディングドレスも服装に載っていたページから採用して作りました
        

後年、麻布のレストランで

そのウェディングドレスを着ていたモデルと隣席になり

昔の話なんかお喋りしたことがあります

服装はなくなり、装苑も様変わりしました

自分で布を買って服を作る人は少なくなりました

ああまた昔話