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アニメ及び周辺文化に関する雑感

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2007年度アスカー賞

2008年01月05日 | 雑記
・毎年、1年間で注目した作品や人物に対して勝手に与えてる賞です。
・アスカー賞という名前に特別な意味はありません。
 (以前のはこちら→《2004年度》《2005年度》《2006年度》)

◎TVアニメ部門
 『ひぐらしのなく頃に解』

 バッドエンドを綴った出題編を中心とした前作とは打って変って、解答編にあたる今作は主人公たちの意思によって打ち破られていく運命と、その背後に潜んでいた真相が次第に暴かれていくことで、(原作未プレイ者にとっては)次の展開がとっても気になる、次回が待ち遠しい作品に仕上がってました。それだけにシリーズ中盤の秋頃の事件で放映打ち切りに遭遇した地方の人たちの無念さは痛いほどよくわかります。
 特に『祭囃し編』の序盤はすべての首謀者である鷹野の生い立ちから生み出された激しい執念が描かれることで、それまでの部活メンバーがいきなり事件に巻き込まれるという展開とは一転して、強い意思による対決が描かれていたのが印象的でした。

 次点は『ななついろ☆ドロップス』。お供のペットの方が主人公という、ちょっと変わった魔法少女の物語かと思ったら、終盤でその主人公が魔法の禁忌を破って動かなくなっちゃうという波乱の展開。ここで完全に物語の主役はすももになっちゃうわけだけど、結局のところ2人の物語だったって話。本来はマルチヒロインの作品をすもも1人に絞ったことによる収穫みたいなもの。
 甘酸っぱく切ない恋心を描いてくれた作品でした。

◎劇場版アニメ部門
 『劇場版CLANNAD』

 ま、原作厨には非難ごうごうなんだろうけど、1本の映画として(渚ルートだけだけど)『CLANNAD』の物語を描いたという点では完成度は高いと思います。この作品の持つ映画としてのダイナミズムなんかはけっして京アニのTVシリーズなんかでは味わえないものだし、出崎監督らしいリアリティも素敵です。
 音楽もテーマソング以外は新曲ですが、『だんご大家族』の歌は既製BGMを用いたTVシリーズのしんみりとした曲よりも、賑やかなこっちの方が好きですね。

◎OVA部門
 該当作なし

 ネットでの先行配信で『こはるびより』とか見てみましたが、あんまり興味がわくような作品はありませんでしたね。『Anime-TV』がキッズステーションからカミングスーンTVに引っ越しちゃって地元のCATVでは見られなくなって以来、OVA関係は何が出てるのかもさっぱりわからなくなっちゃったし、これだけTVアニメがあふれかえってたらレンタルショップに行く暇もないし……

◎特撮部門
 該当作なし

 『電王』は列車が走る時にレールが敷かれていくCGは凄いと思うけど、それだけだし、『ULTRASEVEN X』は特撮番組とは認めたくないし、『怪奇大作戦 セカンドファイル』って話もあるけど、これは録画したけどまだ見てないし……

◎劇伴部門
 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』(鷺巣詩郎)

 2、3の新作を除けば旧作の音楽のリメイクに過ぎないんだけど、同じテーマモチーフの曲でも場面ごとにアレンジの違う曲を用意したり、明らかに鑑賞用途を意識したクオリティでの演奏・録音がなされている点では単なる映画のサウンドトラックというより、『宇宙戦艦ヤマト』における『交響組曲』の位置付けに対応するような存在だと言っていいかもしれません。
 オーケストラの演奏も良いけど、ピアノの響きが格別なんですね。

◎主題歌部門
 『ロミオ×ジュリエット』「祈り~You Raise Me Up~」(LENA PARK)

 既製の洋楽のカバーなんだけど、この1年のアニメソングで一番印象に残った曲といえばこれですね。
 大元はアイルランド民謡の「ロンドンデリーの歌」とかいうのが原曲で、それに別の歌詞を付けた「ダニー・ボーイ」をベースに、シークレットガーデンという2人組みのミュージシャンが作ったのが「You Raise Me Up」で、それを日本語訳したのがこの曲とのこと。
 ところで、この作品、サントラ盤は出ないのかと思ったら、なんかようやく発売が決まったみたいですね。

◎ボーカルアルバム部門
 『I've/SHORT CIRCUIT II』

 いわゆる電波ソング系エロゲ主題歌のベスト盤。ボーカルはKOTOKOと詩月カオリがメイン。メジャー系で出てるKOTOKOの曲と比べるとまるで別人と思えるくらい弾けてるのが素敵です。お気に入りは「ねぇ、…しようよっ!」、「Mighty Heart~ある日のケンカ、いつもの恋心~」、「めぃぷるシロップ」あたりかな。

◎主演声優部門
 釘宮理恵(ハヤテのごとく!/三千院ナギ)

 釘宮病という言葉が流行ったぐらい、釘宮理恵一色の1年でしたね。いや、能登はあいかわらずだし、『涼宮ハルヒ』の余韻で平野綾の活躍もあったわけだけど、声優として声が耳に付いたという点では彼女が一番かな。
 ツンデレの代表格のように扱われている彼女ですが、思えば『灼眼のシャナ』の第1期の頃から今の形が出来上がっていたわけで、今年はその延長上の作品が固まってしまったってことでしょうか。
 『りぜるまいん』の頃から比べると、同じロリ系の声でも確かに風格は備わって来てますね。

◎助演声優部門
 伊藤静(ハヤテのごとく!/桂ヒナギク)

 アニメじゃ完全にヒロイン扱いのヒナギクを演じる伊藤静。『灼眼のシャナ』でもシャナの後見人ともいうべきヴィルヘルミナ役を演じていて、釘宮キャラに対するお姉さん的な存在を感じさせています。
 もっとも、初めて名前を覚えたのが『ToHeart2』のタマねえ役なので、個人的にはどっちかというとお姉さんというより姉御肌のイメージがある声優さんです。その路線で行くと、『スカイガールズ』の一条瑛花なんかも忘れられないキャラですね。

◎新人声優部門
 結本ミチル(ななついろ☆ドロップス/秋姫すもも)

 『はぴねす!』の準なんかもやってるから丸っきりの新人さんってわけでもないんですが、知名度的には『ななついろ☆ドロップス』でのメインヒロイン役というのは大きいでしょう。
 すももの初心でぎこちなく切ない恋心をうまく演じてくれたように思います。これからの活躍に期待したいですね。

◎キャラクター部門
 初音ミク

 なんだかんだといって、1年の後半を色々と騒がせてくれたキャラクターです。大昔に伴奏データと歌詞だけ作ったけど身近に歌ってくれる女の子がいないからそのままになってた曲に歌を吹き込んでくれた素敵なボーカリスト。3Dキャラになってネギを振るのは良いけど、足を広げて変な踊りを踊ってる動画はあまり好きくないですね。

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