電脳アニメパス

アニメ及び周辺文化に関する雑感

週刊アニメ定点観察 Vol.513 (3/3)

2007年05月23日 | 週刊アニメ定点観察
期間:06/09/29~06/10/01

◎ケロロ軍曹
 (第129話)
 ケロロ小隊と日向家の優柔不断エネルギーを吸収して成長してるキルル。しかし、夏美たちに付いてる「△」が「×」に変わったと思ったら、不良品じゃない量産型のキルル。不良品のキルルを回収しに来たって話だけど、ついでに量産型でペコポンを侵略するって話。
 土壇場で他人に言われたから侵略やってるのはどうだって……学園ドラマじゃあるまいし、軍人は命令絶対だろ。そんな優柔不断なこと言ってたら本当の戦場じゃ生きていけないぞ。
 しかし、いったいどれだけ強力な優柔不断なんだ?
 それにしても、侵略期限って最終回カウンターじゃなかったのね。

◎BLACK BLOOD BROTHERS
 (第4話)
 予想通り、ジロウに自分の血を吸わせてるミミコ。エッチより快感だってのは本当みたいね。ま、処女だったら最初のエッチは快感どころの話じゃないだろうけど、血を吸われる方は最初から堪能できたみたいね。麻薬みたいに習慣性があって病みつきになるって話か?
 それはそうと、ジロウの中に自分の血が入ってることで共鳴現象が起こってジロウの考えてることがわかるって……いったいどんな物理的原理で起こる現象なんだ?
 コタロウを連れて逃げたクーロン・チャイルド。結局、特区の手前で追いつかれて呆気なくやられてしまうとは、哀れね。

◎シムーン(終)
 (第26話)
 おやま、リモネとドミヌーラがもたらした翠玉のリマージョンで、新たな巫女たちが消えるのと引き換えに世界に恩恵をもたらせてるってか。ま、だからこそシヴュラは尊敬されてたって話ね。
 モリナスはワポーリフの紹介で雇ってもらったところで肉体労働に勤しんでるけど、嶺国の巫女とも付き合いがあるみたいね。しかし、宮国が降伏した途端に礁国と嶺国は冷戦状態って……アメリカとソ連だな。
 パライエッタはロードレアモンの実家の協力を得て戦災孤児のための施設を経営してるみたいだけど、あんまし経営状態はよくないみたいね。
 カイムとアルティは実家で暮らしてるって感じだけど……
 あの時、偉いさんの命令でアーエルたちを追った嶺国のシムーンだけど、巫女たちは朝凪のリマージョンでアーエルたちを見送ってってかい。
 おや、アーエルが「最上の愛」って……リモネとドミヌーラの行った先って宮国の過去じゃなくて嶺国の過去だったんかい。
 戦争が始まったら礁国の兵隊として借り出されるというヴュラフ(ヴューラ)に、それじゃ敵同士になると言ってるフローフ(フロエ)。2人とも男を選択したってか。しかし、その近くの湖に落ちてるアルクス・プリーマだけど、やっぱし降伏条件として沈められたのか?
 結局、アーエルとネヴィリルって翠玉のリマージョンを繰り返してあちこちの世界を飛び回ってるみたいね。リモネが見たのも確かにアーエルたちのシムーンだったって話か。ラストの沈んだアルクス・プリーマの上で踊ってるのはフロエの想像と言うかイメージみたいなものだろうけど……

 しかし、結局何が描きたかったのかよくわからん話ね。単純に戦争を描きたかったのならラスト3話ぐらいは完全に蛇足だし、シムーンとは何かってのを描きたかったのなら、むしろ戦争ばっかり描いてたのが仇で実質的にほとんど何も語られてないって話にもなってくるし……
 ま、壮大な実験作ってところかね。

◎彩雲国物語
 (第22話)
 州牧補佐の鄭悠舜は凶悪犯用の牢屋に立てこもって執務を行ってるって……茶州も大変だね。
 初日から刺客に襲われてる秀麗一行。茶家の連中もご苦労さんだね。しかし、本屋で影月を抱きかかえただけで人攫いに間違えられてる燕青。ま、誰が見ても山賊のような人相だからねぇ。
 旅の途中で熱を出してる香鈴。看病に尽くす秀麗に申し訳ないとばかりに1年前の悪事を白状してるけど、それで見捨てられることを心配してるけど、今さら秀麗が怒り狂って追放するとか思ってたのかねぇ。
 だいたい、香鈴が盛った毒のほとんどは劉輝がひそかに解毒剤を用意して効いてないし、唯一効いた毒は茶太保の計画を知った霄大師が回してきたものだから、罪を被るなら香鈴じゃなくて霄大師の方だろうからねぇ。
 そこにいきなし襲ってきてる茶州の境界、崔里関塞の兵士。言うまでもないけど茶家の差し金で秀麗たちの茶州入りを阻止するために捕らえに来てるんだろうけど、燕青の広げてた地図上ではこの砂恭はまだ貴陽のある王家直轄の紫州だから、おまいら管轄外の横暴だろ。
 ま、数年前までの王位継承権の争いの余波で紫州も辺境は治安維持が機能してないんだろうけど、これじゃ王権の権威もクソも無いわな。

◎おとぎ銃士 赤ずきん
 (第14話)
 森に迷った兄妹の話をしてるおかしな森の木。どう考えてもその兄弟ってヘンゼルとグレーテルだな。
 当時のことを思い出すグレーテルだけど、サンドリヨンに洗脳されたヘンデルには思い出せないみたいね。それでヘンデルの洗脳が解けないか、エルデの鍵のことをフェレナンドに訊いてるグレーテルだけど……
 お菓子の家で赤ずきんたちを待ち構え、フェレナンドと引き換えに兄をサンドリヨンのところから救ってくれと交渉を持ちかけてるグレーテル。しかし、聞く耳持たないりんごが交渉決裂とばかりにさっさと立ち去るという酷い話。それでも諦めきれず、ずっと付いてくるグレーテルがいじらしいね。
 草太と話を付けて取引しようと兄に告げるグレーテルだけど、ヘンゼルは一方的に攻撃を仕掛けてきてグレーテルの計画は失敗。自分だけでもサンドリヨンの元から逃げろという草太に剣を向け、兄のところに戻るグレーテルだけど……
 お気楽三銃士に、お節介焼きの幼馴染からまったく脱却できないりんごに対し、真打の悲劇のヒロイン登場って感じだけど……ま、お兄様ラブラブじゃ草太との進展は期待できないけどねぇ。

◎ふしぎ星の☆ふたご姫 Gyu!
 (第27話)
 エドワルドの目的は学園なかよし計画の阻止って……なんかせせこましい悪役だね。
 それにくじけず、エドワルドを笑わせたら仲良くなれるって漫才を始める晴雨姉妹だけど……そんなしょーもないネタを間違えるか? 学園のみんなが苦笑してるのを笑ったって喜んでるけど、苦笑じゃ意味無いだろ。
 そこを襲ってきたエドワルド。変身できない晴雨姉妹はともかく、シェードもブライトも呆気なくやられるか。しかし、ここでギャグをかましてくれそうなティオって出番が無いなぁ。
「グランドユニバーサルプリンセスが誕生した」
 やけに説明的な台詞だな<学園長。
 エドワルドの怨念を祓って、元の絵に戻ったんだけど……なんか後味が悪そうだな。ま、後に引っ張るって展開だな。

◎ツバサ・クロニクル(第2期)
 (第47話)
 サクラの羽を店の店頭で売ってるのを見掛けた小狼たち。店の主の織羽によると、羽の値段は装飾品を合わせて10万ユール。それを買い取ろうとする小狼だけど、当然文無し。働いて金をためるという小狼に3日だけ売らずに取っておくという織羽。しかし、この世界は不況で仕事が無いって悲惨な話。
 小狼たちが職探しで苦労してる間に即効で仕事を見付けてるサクラ。この世界の桃矢と雪兎の店だけど……王様のビストロって、よくよく王様に縁のある桃矢だな。しかし、即効で店が故障で失業。
 次は自動車レースのドライバーだけど、ビッフルワールドのドラゴンフライレースの経験でレースが出来るって言ってもねぇ……
 残りの仕事はお奨めできないという職安のねーちゃん。そこはカルディナの経営する酒場みたいだけど、客の雰囲気が悪そうだね。いや、問題は客じゃなくて、嫌がらせにやってくるチンピラみたいだけど。
 サクラに手を出そうとするチンピラだけど、その店には用心棒に小狼たちが雇われてたってオチかい。
 結局、1日の稼ぎだけで羽を買い取れたのは良いけど……なんか織羽はサクラを知ってたみたいな素振りだな。ひょっとして、ここってエドニス国か、その中の桜都国みたいな仮想世界のひとつって話じゃないのか?

◎ストロベリー・パニック(終)
 (第26話)
 エトワール選当日はなんか大雪みたいね。で、その中で早朝から一番乗りで席取りしようとしてる千華留たち……暇だね。ま、ル・リムはエントリしてないから他人事ってことかい。
 で、うとうとしかけた絆を叩き起こそうとしてるってのは雪山遭難者ごっこのお約束だけど、本当の雪山遭難者みたいに極寒の中で体力を消耗した後に眠ってしまったら体温が下がって凍え死ぬんだろうけど、これくらいの雪で普通の若者が1、2時間眠ったぐらいじゃ別に何ともならないだろ。そんなこと言ってたら、冬場になったらあちこちでホームレスの凍死者が出てるぞ。
 いよいよ始まるエトワール選。この期に及んでスピカ組より静馬の方を警戒してるみたいな玉青って……。しかし、本選の描写より露骨な回想シーンの方が多いってのはねぇ……。
 問題のダンスを乗り切って、何か下馬評では圧倒的に有利な感じのミアトル組。しかし、結果発表のちょうどその時に飛び込んできて渚砂をさらっていく静馬。おいおい、使い古された『卒業』ネタはやめろよ。
 結局、ミアトル組の脱落でエトワール選はスピカ組に決まりって話。ま、それでどうってことじゃなく、次の日からはいつもの日常に戻るだけなんだろうけど……渚砂と玉青の関係は微妙だろうねぇ。

 元が雑誌連載の投稿企画みたいだから、これっていうきっちりした原作があるわけじゃないだろうから、最初からネタがすべての作品って感じ。だからオチがネタでも問題にするようなものじゃなく、最初からそんな作品だったって話なんだろうけど……捻りが無いのはなぁ。

◎ふたりはプリキュア Splash Star
 (第34話)
 舞の家でお月見会。ま、天文台のある家だからどっちかというと科学的な天体観測でもやった方が似合ってるんだけど……
 しかし、月見に秋刀魚ってのもどうかと思うけど、パンなんてのはもっと場違いだろうに。
 すすきを探しに出掛けた咲。すすきなんて川辺に行けばいくらでも生えてるだろうに……と思ったけど、そういう川は近くにないのか? 海に近い場所だしね。

《おまけ》
◎ウルトラマンエース(再)
 (第21話)
 天女の夢を見た竜隊長……は良いけど、楽しいのか? 夜の蝶と間違えてないか?
 で、早朝に隊長の自宅にやってきた謎の女。相手をTACの隊長と知っててお手伝いに雇ってくれと言うのだけど、TACの隊長の住所は機密事項だからどうやって知ったのかと疑う竜隊長。いや、コスプレ趣味で身を持ち崩したタダの腐女子のストーカーなんじゃないのか?
 で、どうするかと思ったら、学生風の男に拾われてるけど、その直後から男の家の周辺では温度が下がったり、テレビやラジオの受信状態が悪くなるという異常現象が起こり始めてるけど、北斗と南が調査に行ったら、女に話を鵜呑みにして状況を理解しない男は門前払い。
 TAC基地の計測では地球に降り注ぐ宇宙線がなぜかその場所に集中してるって話なんだけど……日本上空の宇宙線が全部無くなったって……そりゃどういう宇宙線じゃい。
 女の正体はおとめ座の精って……おいおい、この世界の宇宙には「おとめ座」という実体のある何かの天体があるのか? それはさておき、ヤプールに利用されてたって話ね。で、超獣アプサラスと化してるけど……
 攻撃が効かないアプサラス。宇宙線で出来てるから実体が無いって……だから、それってどんな宇宙線じゃい。で、ヤプールのコントロールを遮断して天女を救ったエースだけど、乙女は白鳥に乗ってこそ似合うからって白鳥座に連れて行くって……だから、この世界の宇宙ってどんな宇宙なんだ?

 前にも(『帰ってきたウルトラマン』だったっけ)で、蟹座から来た蟹怪獣とかわけのわからないものが出て来てたけど、脚本家の頭の構造がどんなのか見てみたいものだね。これじゃ、昨今のゆとり教育による学力低下も言えた話じゃないぞ。

◎ウルトラマンメビウス
 (第26話)
 異次元物質の構造が解明できたからヤプールの侵入を半永久的に阻止するメテオールが開発されるって……なんかヤプールも呆気ないね。あの異様にしぶとかったエースの頃とはえらい違いだな。
 しかし、その切り札のディメンショナル・ディゾルバーをサコミズ隊長がフェニックスネストに持ち帰ろうとしたところに現れたベロクロンだけど……サコミズはやられたけどディメンショナル・ディゾルバーはそのままってのはマヌケね。あ、そうか。サコミズが撃ったのは前回のメテオールで、異次元ゲートは閉じられてしまったのか。
 しかし、GUYSの方もサコミズがいないとフェニックスネストを飛ばせないってか。ま、なんとか飛ばせる手立ては出来たけど、準備が出来る前に現れたベロクロン。おお、ベロクロンのミサイルが板野サーカスしてる。
 ベロクロンに続いて本格侵攻を始めようとしてるヤプール。エースの時にそれをやってればねぇ。ま、ヤプールも少しは賢くなったってところか。しかし、復活したサコミズと浮上したフェニックスネストの放ったディメンショナル・ディゾルバーで異次元ゲートは閉じられ、ヤプールの侵攻は半永久的に阻止されたってか。たった3回でお払い箱とは、ヤプールも哀れね。ま、第24話は劇場版の後って話だから、合わせて4回ってことになるけど。(いうまでもないけど、ラスト近くでエンペラ星人の四天王として再登場してるのは現時点では除いておく)
 TACもメテオールがあればよかったのにね。

◎仮面ライダーカブト
 (第35話)
 天道にゼクター集めはやめろと言ってる謎の男。ハイパーゼクターが懐いてるところを見たら天道よりは上手かい。
 すっかり天道に懐いてる蓮華……と思ったら、影山もかい。相変わらず強い相手に尻尾を振るやつだね……と思ったら、天道に取り入ってザビーゼクターを返してもらおうって魂胆かい。
 一方、剣があればゼクターなんて不要だと悠長な神代。ま、いざとなったらワームの力があるからねぇ。
 いかつい顔で他の客を追い返してる田所。ま、料理の才能を見込んで連れて来たんだろうけど、接客態度がこれじゃねぇ。弟に実家の店を継がさせて正解だったな。で、蓮華と影山のどちらかをひよりの代わりに働かせようとテストするけど、影山はずるして自滅。哀れなやつね。
 立川大吾という男をワームから守れと命令された加賀美。その立川自身もワームだったって話だけど、他のワームから子供を庇って戦い、加賀美に助けてもらえないとわかるとライダーに変身してるってか。
 その立川を倒したらザビーゼクターを取り返してやると麗奈に言われた影山。しかし、シャドウに阻止されてるとは惨めね。それでも立川を追い詰めた影山だけど、立川の言葉に戸惑った隙にシャドウに撃たれ、さらに麗奈の部下のワームにやられてるとは悲惨。ま、そこに矢車が来たお陰で何とか助かったみたいだけど……
 逃げた立川は天道の前に現れて、人間がライダーになってワームを倒してくれないと自分たちネイティブは困るって言ってるんだけど、どうやらひよりもそのネイティブとかいうやつみたいね。
 ネイティブってのはひよりみたいに誰にも擬態しないまま人間の姿で生まれてきたワームってことか?
 そこに現れた麗奈たち。生身でワームに飛び蹴りしてる蓮華。何かただ蹴ってるだけのライダーキックより本物っぽいね。でも、全然役には立ってないけど……


P.S.
 いよいよ次回からは秋の新番組ラッシュ。とりあえず努力目標としては、端折るだけ端折って見る番組を減らすこと。すでにリアルタイムに8ヶ月近く遅れてるからねぇ。

週刊アニメ定点観察 Vol.513 (2/3)

2007年05月23日 | 週刊アニメ定点観察
期間:06/09/26~06/09/28

◎ちょこッとSister
 (第12話)
 なんか無事に婚約者とのよりを戻してる綾乃。それを聞いて落胆状態のはるま。それを見ていつものようにバイトを持ちかけてる珠美先輩だけど……投薬の臨床実験のバイトって、なんかやばそうだね。ま、実際問題として人体に危険が無いという前提で効果の確認のためにするんだけど、それが実証されてるってわけでもないからねぇ。
 はるまが失恋したと真琴に聞き、ちょうどやってたドラマ番組の展開を真に受けて綾乃に手紙を書いてるちょこ。その手紙を渡されたって綾乃に呼び止められてるはるま。その場はちょこの誤解だって取り繕ってるけど、本音を知られて恥ずかしいはるまはちょこに八つ当たりする展開。
 ちょこの絵日記を読んでるはるま。そうか、三日坊主ってそんなに恐ろしい病気だったのか。
 で、綾乃は花屋を閉めて引っ越していってしまいましたってか。

◎ひぐらしのなく頃に(終)
 (第26話)
 分校の周囲に異臭がするって、エアコンの無い職員室で窓を閉め切ってるシエル……じゃなくて知恵先生。そこにレナからの電話で出掛けていくけど、入れ替わりでやってきたレナが子供たちを人質に分校を占拠。
 電話は知恵先生を分校から誘き出す罠だったって話だけど、いったいどこから電話を掛けたんだ? 当然レナは分校の近くで知恵先生の様子を見てるはずだから、掛けてきたのも近くのはずなんだけど……何しろ携帯電話なんか無い時代だからねぇ。
 ちゃっかりレナの味方のふりをして束縛を逃れてる圭一がなんだかなぁ。
 分校を包囲してる大石に寄生虫テロの調査を迫るレナ。ポリポリと掻いてる首筋からは相変わらずぽとりと落ちてくる蛆虫。
 鷹野のノートを圭一に届けさせてる間に教室にガソリンを撒いてるレナ。どうせ自分は今晩にも首を掻き毟って死ぬだろうから、19時までにやらないと、教室ごと自爆するって話。キッチンタイマーを使った起爆装置も仕掛けてあるって……なんか錯乱状態にしては仕事が細かいね。
 レナからライターを奪い、沙都子の推理で屋根の起爆装置を発見した圭一。ラスト1秒ギリギリで止まったというのはパターンだけど、現実にそんなんじゃ心臓が止まるぞ。しかし、タイマーのスイッチを止めたらおしまいって、呆気ない起爆装置だな。やっぱりコード2本を選択させるのがお約束だろうに。
 そこにやってきたレナ。レナの大鉈対悟史のバット、究極の対決! しかし、こんなところを格闘マンガのノリでやるか。自分が買ったらレナにメイドになれって言ってる圭一だけど、いったいいつの時代じゃいっ!
 結局、対決の最中にレナが間違いに気付いてメデタシメデタシって話なんだけど……おいおい、レナの首筋から出てきてる蛆虫は何だったんだ? それに沙都子の叔父と間宮リナの殺人事件はお咎めなしかい。ま、あんな篭城事件起こして少年院送りにならないのは時代とか田舎だからとかいうところだからだろうけど……
 ラストで大石に呼び出されてる梨花。そういえば富竹と鷹野の事件は何の解決もしてなかったな。で、『ひぐらしのなく頃に解』に続くってかい。

◎ARIA The NATURAL(終)
 (第26話)
 雪化粧のネオ・ヴェネツィア。アクアは遠いなんて言ってながら、なんか頻繁に来てないか?<アイちゃん。2年間で3回ぐらいって、この時代の交通体系がどうなってるのかわからんけど、地球と火星の間を往復するのも大変だと思うけど。合の時と衝の時でも違うだろうし。
 雪で客も来ないだろうと店を閉めて灯里と散歩に出掛けてるアリシア。どんな大人になりたかったかと言う灯里の問いに、いきなし雪を転がし始めてるアリシア。なぜか手伝おうという人が次から次へと現れてるけど……この人も謎だね。
 ホワイトチョコで作ったホワイトココア……なんかバター臭そうな飲み物だな。
 なんか物凄く大仕事になってる雪だるま。さすがはアリシアと言うか、凡人とは根本的に違う人だな。
 小さい頃は妖精になりたかったという灯里。それを聞いてもうすぐ成れるんじゃないかと言うアリシアだけど……いや、灯里は当分無理だろ。
 最終回らしく手堅くまとめてはいるけど、何か普通過ぎる最終回だな。ケットシー辺り出してくるかとも思ってたんだけど、銀河鉄道の話でお役御免だったか。

◎スクールランブル 二学期(終)
 (第26話)
 八雲をそそのかしてる謎の少女。幼い頃を回想する八雲だけど、昔は八雲は天満のこと嫌ってたのか。それにしても、天満の粘土細工のシュールなことよ。確かにこんな姉じゃ毛嫌いするのも当然だな。しかし、本を汚したからって洗濯するか?
 ユーレイちゃんの絵本って父親に買ってもらった大切な思い出の本だったってか。塚本家って天満と八雲の2人しかいないみたいだけど、両親って死んだのか?
 おや、ユーレイちゃんの絵本、天満は新しいのを買い直したってか。
 天満に知り合った時から隠してた正体がバレた播磨。そこに編集から原稿の進行具合の確認の電話が掛かってきたけど、烏丸が事故したからって天満を連れて急行。しかし、その途中で自分が事故に遭ってるとは悲惨ね。
 おいおい、烏丸はジーコに会っただけってか。
 で、新学期。それにしてもずいぶん長い冬休みだったな。しかし、天満は事故の影響で播磨の正体のことは忘れたってか。
 三学期はイギリスへの修学旅行って……最近の高校は良いね。しかし、イギリスで枕投げは出来んだろ。日本みたいな大部屋の旅館なんかないだろうし……
 おいおい、天満が買ってきたと思ったユーレイちゃんの絵本は図書館から持ち出して来たものだってかい。しかし、今さら返されたって図書館も困るだろうねぇ。最後の最後でとんでもないオチを出してくれるな。

◎いぬかみっ!(終)
 (第26話)
 大妖狐の日記を読んでようこをいたぶってる邪星。それに反発し、啓太に最後の期待を託そうとしてるせんだんたちだけど……
 川に流された赤ん坊の啓太を救ったのはカッパや留吉たち。そして助太刀にやってきた変態仲間たち。周囲に木霊する「裸王」コール……嫌な光景だねぇ。
 逆転の切り札である大殺界を破壊しようとしてる邪星。仮名に連れられた啓太がやってくるも、一歩間に合わず。勝ち誇る邪星……と思ったら、そこに復活した啓太が。ようこが一瞬で大殺界ごと地下に縮地に逃げてたってか。
 啓太の復活で勢いづいた現金な犬神たちに最後は嬲り殺しにされてる邪星。こいつも哀れね。で、邪星に妖力を奪われ無力になった赤道斎と大妖狐は仮名に捕まってるってのが惨めだなぁ。
 薫の本当の体が発見されたけど、魂はそこにはあらず。でも、自分たちの契約の指輪が残ってるから薫はまだ生きてるって魂を探しに行こうというせんだんたち。ま、ともはねだけはお留守番みたいだけど……
 しかし、SFやロボットアニメじゃあるまいし、これだけ廃墟になった町をいったいどうやって復興するのかねぇ。ま、新堂ケイの事件で潰れた啓太のアパートが二度と復元されなかったことを考えたら、この廃墟の町もしばらくはそのままなんだろうけど……

◎ZEGAPAIN -ゼーガペイン-(終)
 (第26話)
 実体化して地球に向かってるソゴルだけど、地上の戦況は絶望状態。ガルズオルム側も北極の量子ポータルが無くなったら簡単に戦力の増強も出来ないと思うんだけど、すでに地上だけで自給できるようになってるのか?
 おや、アビス&シンってまだ生きてたのか……と思ったら、舞浜サーバーに侵入してきてたのは実体じゃなかったって話か。
 オケアノスをぶつけてジヘイタスを破壊してるクリス&メイイェン。ぎりぎり生きてた量子ポータルでアルティールは転送されてるけど……フリスベルグは間に合ったのか?
 デフテラコアを北極基幹サーバーにぶつけるなんて無茶な戦法を考え出してるソゴルたち。シズノが準備に向かったところにやってきたアビス。生身の体でソゴルと殴り合うって、やってくれるね。
 デフテラ領域を完全消滅させて地球を奪還したセレブラントたちだけど……
 舞浜のマンションで家族と暮らしてる夢を見てるソゴル。舞浜サーバーの中では家族なんて設定上しかいなかったんだけどねぇ。
 戦闘用のデータが要らなくなったからって2学期以降もあるようになったって話だけど、期間が1年に延びただけで相変わらずループは変わらないってか。記憶を失ったけど、生き残ったシズノ。シマの残した幻体復帰プログラムのバージョンアップでシズノも人間になれるって話だけど、そりゃ人造人間の技術が完成したって話か? ま、今さら肉体復元って言っても有機材料から細胞組織を合成して作り上げるしかないんだから似たようなものだけど。
 半年に1回、ソゴルに食糧を運んでるとか言ってるクリスだけど、発掘した缶詰って……いったい何十年、何百年前のものだ? いくら缶詰でも10年も経ったら食えた物じゃないと思うんだけど……
 ま、アルティールが近くにある限りは幻体データの転送が出来るから、ちょくちょくリョーコも会いに来てるみたいだけど……
 ラストで妊娠状態のリョーコ。ま、すでに人間に戻った後ってことだけど、他に人影がいないのが気になるんだけど、地球上再製したで肉体復元技術は不完全で、リョーコ以外は失敗したとかいうんじゃないだろうな。

◎ザ・サード ~蒼い瞳の少女~
 (第20話)
 通信妨害が少しクリアになったと言ってるボギー。何か思念のようなもので妨害してたのが、その当事者が死に掛けてるというのがイクスの話。なんかローナ・ファウナもすでにくたばりかけてるってか。
 いや、最初から余命が無いと知って反乱を起こしたとかいう話か?
 イクスとパイフウを降ろして、ローナの放った飛行兵器と戦うボギー。なんかこの前から壮絶なCGバトルをやってるな。
 いきなし宙を飛んで飛行兵器を至近距離から撃墜してるボギー。輸送機から飛び降りた時のために用意してたパラシュートがあるからって、地面を砲撃した反動で飛び上がったってか? しかし、どう考えてもパラシュートが機能するだけの高度に飛び上がるのは無理があると思うんだけど……
 いきなり火乃香に自分を撃てと言ってるブルーブレイカー。火乃香はザンカンのことで自分を恨んでるから、フィラ・マリークとの取引で自分を破壊することを報酬としたと思い込んでたってか。AIのくせして複雑な思考をするやつだな。
 火乃香の後を追って施設に入ろうとしたところを襲われてるパイフウたち。火乃香とブルーブレイカーが2人掛かりでようやく突破してるところだから、パイフウ一人じゃ無理だろ。
 てっきり自走歩兵かと思ったら、もう一人のローナ・ファウナ。簡単にパイフウを刺し殺したと思ったら、最後の気力で刺し違え……双子か何かと思ってたら、アンドロイドだったのね。

◎XXXHOLiC
 (第22話)
 侑子の店の前を通り掛って四月一日に声を掛けてる謎の老婦人。この店って、用のある人にしか来れないんじゃなかったのか? 前を通り掛るだけなら関係ないのか?
 侑子が不在でバイトがしばらく休みになったけど、それを知って管狐を持ち歩けと言ってる百目鬼。そして学校の帰りにまた昨日の老婦人に会ってるけど……。ずいぶん以前に子供を亡くしたって話で、これからも会うことを約束してるけど……
 なんか知らず知らずに取り付かれて精力が失われていくって、お決まりのパターンか。ま、老婦人の方には自分が四月一日に害をなしてるって自覚が無いみたいだけど……
 相当に具合が悪くなってから管狐を取りに侑子の店に行ってるけど、そこに掛かってきた侑子からの電話。四月一日が老婦人に会うことはお見通しだったってか。でも、そのまま四月一日は昏倒……なんか、絶体絶命だね。

◎ああっ女神さまっ それぞれの翼(終)
 (第22話)
 いきなりヒルドとベタベタになってる螢一。ベルちゃんは除け者にはされてないけど、ウルドやスクルドと同じ単なる同居人って感じ。
 魔術か何かで螢一を操ってるのかって調べてもその気配はなし……。螢一の過去に干渉して恋人に居座ってたって話ね。で、それを阻止しようとベルちゃんたちも過去に飛ぶも、ヒルドには先回りされてるって展開。
 しかし、本当に過去が書き換えられたんなら、その周囲の認識もその影響を受けるはずだから、ベルちゃんたちがヒルドの企みに気付かないというか、それ以前にお助け女神事務所からの電話を取った螢一が、やってきたベルちゃんに一緒にいて欲しいなんて言うわけないから、その場にベルちゃんはいるわけないんだけどねぇ。
 ま、過去そのものじゃなく螢一の記憶だけを書き換えてるならそれも有りだろうけど……
 何とかして螢一を振り向かせようと螢一の高校に転入するベルちゃん。しかし、ヒルドの邪魔もあるけど、本人の引っ込み思案でなかなかラブレターを螢一に渡せないベルちゃん。
 ヒルドの狙いはベルちゃんの嫉妬心を引き出して、それを使って魔族に引き込もうとしてるのか、それともベルちゃんに自己嫌悪を起こさせて骨抜きにしようとしてるのか、どっちかみたいだけど……
 でも、結局は螢一の方からベルちゃんの存在に気付かれてしまって失敗ってか。で、螢一に博物館にデートに誘われるベルちゃんだけど、それは5年後にって……本当に5年後に戻って博物館に出掛けてるって、ベタなラストだな。

 どうでも良いけど、過去で小学生に転入させられたスクルド。友達に駄菓子屋に誘われて喜んでるだけで、いったい何しに過去に来たのやら……

 ま、原作がいまだに連載中の作品だから物語の完結なんて無いんだけど、前作のラストに比べたら盛り上がりに欠ける最終回だね。いや、螢一とベルちゃんにとっては重要な話なんかしらないけど……
 しかし、22話なんて中途半端な話数で終わるんなら、前作の後で作った2本のOVAでもくっつけて放送すれば良いのにと思うんだけど……

週刊アニメ定点観察 Vol.513 (1/3)

2007年05月23日 | 週刊アニメ定点観察
期間:06/09/25~06/09/25

◎ハチミツとクローバーII(終)
 (第12話)
 花本の「好きだ」宣言に驚きまくってる山田さん。何かものすごくかわいいね。そこにスペインから帰って来た真山。こっちはすでに予想通りって反応だけど……
 雪国を歩いてる森田兄。なんか幸せそうな家族を見てると思ったら、クーデターで追い出した社長かい。なんか親切な人に家を貸してもらったとか言ってたけど、兄が一時の激情に駆られたことを後悔させないために、裏で森田とかが手を回してたのか。
 無事に卒業して盛岡に旅立つ竹本。新幹線にはぐちゃんが見送りに来たけど、餞別が創作料理かい。まさか山田さんと一緒に作ったとか言うんじゃないだろうな。で、何かと思ったら、ハチミツと四葉のクローバーのサンドイッチってか。上手く作品タイトルでまとめたな。
 ま、今回は1クールってこともあるんだけど、前シリーズで竹本がちんたら自分探しの旅に出てたことを思うと、なんかあっという間に終わったね。でも、竹本が修復師になるってのはあの旅が唯一の原点だから、それが終わった後の話だけ1クールでやっても、このシリーズしか見てないやつには意味不明だよな。シリーズを切らずに続けてやらないと話がつながらないんだけど、切らざるを得なかったのは原作が出来上がってなかったからか?

◎ゼロの使い魔(終)
 (第13話)
 シエスタの村を占拠したアルビオン軍の戦艦に対して自ら陣頭に立ってトリステイン軍を進めるアンリエッタだけど……どう考えても竜を主体とするアルビオン軍の相手になる戦力じゃないね。トリステイン軍には竜使いはいないのか?
 日食が始まって元の世界に戻るチャンスだけど、見るに見かねてそこにやってくるサイトのゼロ戦。それに次々に落とされてるアルビオンの竜だけど……こっちもなんか戦力が少ないね。竜使いってこの世界じゃ希少価値なのか? タバサって凄いんだね。
 それにしても、ゼロ戦の弾薬はどうしたんだ? コルベールに作ってもらったのはガソリンだけのはずだから、シエスタの祖父が乗って来た時に残ってた分か? それじゃ2度と補充が利かないな。
 そのゼロ戦に対してアルビオン軍の切り札とばかりに出てくるワルドとフーケ。こっちもろくな人材がいないな。
 「虚無の書」も無しに虚無の魔法を使ってるルイズ……ま、その代わりにデルフリンガーがルイズを操ってるって感じだけど……なんか物凄い原作の改変してるような気がするんだけど、これで続編作って大丈夫なのか?
 呆気なく戦艦が落ち、クロムウェルはギーシュに殴られてお終い。水の精霊の探してた指輪も回収できてメデタシメデタシ……って、呆気無さ過ぎ。だいたい、原作じゃワルドもフーケも前面に出て戦ってたわけじゃないし、クロムウェルも戦況不利でいったん引き下がっただけだし、第一、水の精霊の話はこれの後だからねぇ……。酷過ぎ。
 なんか前半で余計な話をやって時間を潰してしまったから、後半は原作をダイジェストに再編してどうにか話に収拾をつけただけって感じだな。こんなんで続編作られてもねぇ……

◎となグラ!
 (第12話)
 いきなしスケベじゃなくなった勇治。それどころか勉強やスポーツにも目を見張る活躍で、おまけに生徒会長にも立候補してるけど……。
 何かとちょっかいをかけて勇治を挑発するちはやだけど、まったくその手に乗らない勇治。昔の勇治に戻ったと大喜びの香月。でも、それが本当に昔の勇治だったのかと疑問を投げかけてる初音……ま、思い出は美化されるものだからねぇ。
 すぐに反動で衰弱し、活躍どころか疫病神にされてしまう勇治。それでもスケベだけは戻らないけど……まるでラムがいなくなった後の諸星あたるだな。
 そんなところへ父親からの電話。また引越しで転校ってか。まだ確定してないからと内緒にする勇治だけど、まりえを脅迫して聞き出してる初音……いつものボケボケ振りから考えられないぐらい恐ろしいねーちゃんだな。
 昔、勇治に渡し損ねた手紙を開けてみる香月。そこにはえっちなことするなとの文言が……本当は昔から勇治はスケベだったって話ね。それを香月が勝手に美化して思い込んでただけってか。
 それにしても、ここまで衰弱しながら香月の勝手な思い込みの自分を演じようとしてる勇治の真摯なことよ。この作品、勇治が真面目で香月しか見てないから全然ラブコメ的な展開にならないんだよな。で、それで一番割を食ってるのが本来なら三角関係になるはずのちはやか。

◎N・H・Kにようこそ!
 (第12話)
 先輩と出掛ける佐藤だけど、駅には何か暗い連中が集まってて、先輩もそいつらと一緒にオフ会に参加するとか言う話。目的も知らずになんか騙されて連れて来られたみたいな佐藤だけど……
 その中の一人、峰岸とかいうおっさんの持ってるクルーザーで個人所有の無人島に向かうんだけど、その途中、何度彼氏に電話してもつながらないと、もう要らないからと携帯を捨ててる先輩。いや、携帯と言うより、ありゃ初代の京ぽんだな。
 どうにか仕事を切り上げた先輩の彼氏。先輩の部屋へ行ってベッドの脇の本を見付けるけど、栞が挟まれていたページには「曽根崎心中」のタイトル。単に近松門左衛門のファンだったんじゃないか?……なんて発想はせず、今度はパソコンのチェック。先輩の出入りしてる掲示板を見てオフ会に気付いてるけど……。掲示板の発言を見ても佐藤って先輩に良いように利用されてるだけだな。
 無人島にやってきたオフ会一行。一人だけはしゃいでる佐藤をよそに、みんなとても海に遊びに来たとも思えないような様子。佐藤がまともに見えるって……世も末だね。それでも佐藤がキャンプファイヤーの準備を始めたらみんな手伝いだしてるけど……このオフの目的って人生を終わらす前に最後に楽しみたいってかい。いや、下手に楽しんだら未練が残って死ねないぞ。
 一方、コミケ初日に寝坊してる山崎。こいつも甘いね。で、そこにやってきた岬から佐藤の外出を教えられ、先輩と一緒なら出掛けることもありえるって言ってるけど、それを聞いた先輩の彼氏からオフ会のことを教えられるって展開。
 しかし、この彼氏。よくこれだけ短期間で佐藤のアパートを調べ上げたものだな。ま、掲示板に書いてるくらいだから普段から佐藤のことが話題に出てたのかもしれないけど……。

◎Angel Heart(終)
 (第50話)
 もうワクチンはとっくに完成したとクリスマスに日本にやってきた楊。いきなし香瑩を他人の結婚式に連れ出してるけど、それは昔、楊が育てていた戦災孤児で、日本に養子に来てからは香がいろいろと援助してた娘の結婚式って話。自分が結婚する時は香に花嫁姿を見せたかったと言ってたから、楊が香瑩を連れて来たってか。
 式が終わって、香のウェディングドレスを見れなかったことを悔やんでるリョウ。香に渡すことが出来なかったというエンゲージリングを香瑩へのクリスマスプレゼントとして贈ってるけど……それを見て自分が買った指輪を渡し損ねてる信宏、無残ね。
 シリーズ中盤ぐらいまでは香の出番がやけに多かったんだけど、終盤近くになってさっぱり無くなってたたから、最終回になって久しぶりの香絡みの話でまとめたって感じだな。『シティハンター』はどっちかというと事件やアクションの描写の方がメインだったけど、この作品は香を中心とした人間関係の方がメインって感じで作品の雰囲気が全然違うんだけど、それなりには良かったかな。

◎ラブゲッCHU ~ミラクル声優白書~(終)
 (第25話)
 大原城の前庭って城下町になってるんかい。それも太秦映画村みたいなテーマパークってわけでもなく、使用人の忍者とメイドの休憩施設って……金持ちの考えることはよくわからんね。
 天音を訪ねて来た桃子たちだけど、屋敷の中には偽きよかがゾロゾロ。ま、真相は天音付きのメイドを増やそうときよかのそっくりさんを集めてただけって話だけど……オチの宇宙人きよかは意味不明だな。

 昔の武蔵野館のアルバムを見付けた桃子。しかし、どの時代の写真にも今と同じ年恰好の管理人さんが……って、これ、一刻館の昔の写真に写ってる四谷さんの話そのまんまじゃないかい。
 ま、さすがに速攻でネタ晴らしはしてるけど……
 それが八百比丘尼ではないかって話になってるのはいいけど、今度本科のレッスンでやる演劇の演目って……こいつらデビューする前の話かい。で、なんか都合よく管理人さんが出掛けたという近所の神社には八百比丘尼の伝説が……
 管理人さんの部屋に入って日記を見付ける桃子はいいけど、何か机の上の本って、おでんの本ばっかりだな。おでんオタクなのか? で、なんか1行だけの日記が続いてるのがいいけど、中に人魚を食ったという記述も。
 ま、神社と同じ敷地にある寺に死んだ恋人の供養に行ってただけって話だけど、なんかその恋人って取ってつけたような設定なのがねぇ……。まだ死んだのが旦那で未亡人だって方がベタで良いだろうに。

◎桜蘭高校ホスト部
 (第25話)
 金持ちの子女ばっかりだからって学園祭は業者を手配して企画力を競うって……庶民とは無縁な世界だな。
 ホスト部に客としてやってきた環の父親の理事長。ハルヒも初めて見るって、特待生関係は校長が単独でやってるのか。ま、ここの特待生制度は校長が余興でやってるみたいだから、理事長代理が学園の経営と天秤に掛けて苦労してるどこぞの撫子学園とは違うのね。
 そこにやってきてホスト部をくだらないと言って鏡也を殴ってる鏡也の父親。何か碇ゲンドウみたいなやつだな。
 さらに環の祖母がやってきてフランスから連れて来たエクレールとかいうねーちゃんをエスコートしろと言ってるけど、それ以前にこのババア、環が庶子だからって疎んでるみたいね。
 鏡也が殴られたことで環を揺さぶってるエクレール。その様子を見て嫉妬してるハルヒだけど、祖母に逆らえない環はハルヒを追えず、ついにはエクレールとの婚約とホスト部の解散を宣言してるけど……
 ま、エクレールのホスト部がままごと云々って言葉を真に受けたわけでもないだろうけど、環にとって母親の生殺与奪を握られてる祖母の方針には逆らえないってところか。

◎僕等がいた
 (第13話)
 矢野と別れた七美だけど、矢野に押し倒されたからとか、なんか相当な噂が流れてるみたいね。
 矢野は相変わらずもてまくってるみたいだけど、本人は七美に未練がある感じ。合コンに出掛けて、来てた女に七美の浴衣姿の待ちうけ画像を削除された途端に血相を変えてるって……わかりやすいね。
 しかし、平気で他人の画像を削除するって、どんな女じゃい。おまけに矢野ならお泊りでも良いって……軽い女だな。
 七美も七美で矢野を忘れられないのか、やたら竹内に付きまとってるんだけど、竹内にしたら蛇の飼い殺しみたいなものだな。
 文化祭のあんどん製作で燃えてる七美。クラス委員もご苦労さんだね。で、ネタが出て来なくて困ってるところにネズミーランドを提案する矢野だけど……いや、ネスミーランドとか勝手に作ったら、文化祭の出し物程度でも版権にうるさいぞ。
 放課後、矢野に宣戦布告して七美を誘おうとしてる竹内。さて……

◎うたわれるもの(終)
 (第26話)
 ディーとハクオロの決戦。ハクオロの回想で研究所の人間たちを不死にしてやるってスライムに変えてる光景があるんだけど、何かサードインパクトの発動で人間たちがLCLに還っていく光景みたいだな。
 ディーを吸収し、ウルトリィに自分を封印しろと言うハクオロ。カミュってミコトの魂が乗り移ってたのね。
 一同に別れを告げて去っていくハクオロ……はいいけど、いったいいつの間にオボロが後継者になってたんだ? ま、クロウが以前から若大将って呼んでたから、ずっと前からそうだったのかも知れんけど。それに、ベナウィに後を継げって言ったって、絶対に固辞するだろうからねぇ。
 ラスト、旅に出るオボロだけど……なんかユズハって死んだみたいね。ま、元から不治の病で紫水晶を調合して延命してただけって感じだったけど……神って言ってもハクオロって結局はアルルゥ一人しか命を救えてないのね。

週刊アニメ定点観察 Vol.512 (3/3)

2007年05月03日 | 週刊アニメ定点観察
期間:06/09/23~06/09/24

◎彩雲国物語
 (第21話)
 絳攸に茶太保の事件で自分に毒を盛ったのが香鈴だったと聞かされる秀麗。それを聞いても香鈴に会うかと問われてるけど……
 燕青に乞われて香鈴と会う秀麗。いまだに秀麗を紅貴妃と呼んで畏まってる香鈴。自分が仕える茶太保の未亡人の英姫が茶家の動乱で監禁されたから何とかしてほしいという嘆願に来たと言う香鈴だけど、秀麗に毒を盛ったことは触れずじまい。ま、面と向かって打ち明けるのは勇気が要るからねぇ。
 進士式もサボって姿を消していたのに、今になって現れた龍蓮。秀麗と影月を連れて宮廷に出ると言う幽霊退治を企ててるけど……試験期間に会ってたと龍蓮とすっかり打ち解けてる劉輝。とりあえず龍蓮には国王として認められてるみたいね。
 彩雲国を作った8人の仙人、彩八仙の話をしてる秀麗。それぞれ8つの色は王家と他の七家の始祖で、七家はそれぞれ七州を治めてたって話か。茶家と茶州の関係がそうなら、紅家の本拠地は紅州だってことだな。
 見知らぬ男が龍蓮に知人のように話した後、影月に語りかけてるけど、秀麗が正体を問い質そうとしたら消滅……彩八仙は国のためには力を貸してくれるとか言ってたけど……その正体は茶太保の幽霊かい。でも、幽霊騒ぎの原因がこいつとはとても思えんのだけどねぇ……
 幽霊退治はやめたと秀麗たちを帰した後、劉輝にいつか2人の手助けをしてやるように何かを手渡されてる龍蓮。この自由人がどこまで当てになるのかは知らんけど……
 深夜に帰って来た秀麗に待ってる人がいると弟の玖琅を紹介する邵可。これからは紅家を挙げて秀麗を支援するという玖琅に、何か狐に包まれたって表情の秀麗。ま、苗字が紅だから自分が紅家の末端の人間ぐらいには思ってたんだろうけど、父親も宮廷官吏とはいえ府庫勤めの閑職みたいなもの(これは裏の仕事との兼ね合いだけど)だし、文字通りの貧乏暮らしを続けてたから、まさか紅家の直系の家柄だとは思ってもなかったんだろうねぇ。
 でも、これで黎深(吏部尚書)もちゃんと秀麗に向かって自分が叔父だと名乗れるんだろうね。

◎おとぎ銃士 赤ずきん
 (第13話)
 巨大な蛾のナイトメアリアンに苦戦してる赤ずきん。戦いながらふもとの村まで押されてしまったのだけど……
 ナイトメアリアンを見た村人たちは逃げようともせず、サラマンドラ様とかいう守り神に奇妙な祈りを捧げ始めてるだけ。それを仕切ってるのがなぜか村長だという女の子。カテジナとかいう、男2人を振り回して戦争を攪乱してたどこぞのロボットアニメのダークヒロインのような名前だけど……
 蛾の鱗粉でダメージを受けつつも何とか撃退した赤ずきんだけど、村人はサラマンドラ様のお陰だとばかりに、赤ずきんの功績は無視。おまけにダメージで倒れた赤ずきんをサラマンドラ様を信じない罰だと誹謗する有様。
 そこにやってきたグレーテル。村人の偶像崇拝を嘲笑って攻撃を仕掛けるけど、当然ながらサラマンドラ様は助けてくれず。役に立たない信仰は捨て去ろうという村人たちを何とか説得しようというカテジナだけど、ま、耳は貸さんわな。
 失意のカテジナに、自分はサラマンドラ様の伝説を信じるという草太。でも、それはサラマンドラ様を当てにするということではないと……いかにももっともらしい話だけど、それって宗教が哲学的に発展したエルデの社会なら普通に言える話だけど、どう見ても中世以前の文明程度しかないファンタヴェーレで通用する理屈じゃないと思うぞ。
 苦戦する白雪といばらたちを助けにやってくる病み上がりの赤ずきん。カテジナのサラマンドラのへの祈りが奇跡となって赤ずきんを助け、ナイトメアリアンを撃退。村人は自分たちの自分勝手な信仰を改めようとしてるけど、それはどうでもいい話。
 その光景を見て一番ショックを受けてるのがグレーテル。ま、負けたからショックだってわけでは無いだろうから、諦めずに信じれば奇跡が起こるということを目の当たりにしたことだろうねぇ。本当は自分も奇跡を信じたいけど、何か諦めてしまってるってことがあるのか?

◎ふしぎ星の☆ふたご姫 Gyu!
 (第26話)
 ピュピュとキュキュのハーフバースデーを企画する晴雨姉妹。ま、誕生日の半年後のお祝いをするのは良いけど、ハーフバースデーというのは言葉の使い方としてはおかしいと思うぞ。ハーフアニバーサリーあたりだろうねぇ。ま、晴雨姉妹の語学力の産物に文句を言っても仕方ないのかも知れないけど……
 一方、闇の力はピュピュとキュキュを襲って恐怖心を植えつけてるみたいだけど……
 ついに本体の絵を表したエドワルドに、ユニバーサルプリンセスに変身して立ち向かう晴雨姉妹だけど、恐怖に脅えたピュピュとキュキュが逃げ出して変身が解け、天使たちはそのままエドワルドに取り込まれてしまうという展開。
 別に自分の正体が危うくなったという状況でもないのに、これまで隠れてた姿を現してるエドワルドだけど、よほど勝利に確信を抱いたのか? しかし、こいつの目的は影から学園を支配することだろうに、表に堂々と出てきて大丈夫か?

◎BLOOD+(終)
 (第50話)
 カイの説得で生きることを選んだ小夜だけど、そこにオプションDによる米軍の攻撃が。おまけに死に損ないのアンシェルがディーヴァのガキを奪いに現れて来てるってか。結局はハジに小夜の剣でトドメを刺されてるけど……ハジは道連れかい。
 市街のど真ん中にクレーターが出来てるニューヨークだけど、テロの仕業にしてるってのがアメリカらしいというか……ひょっとして同時テロもこの手の自作自演だったんじゃないのか?
 何かアルジャーノが連行される場所にいた記者がネイサンに似てるんだけど、気のせいか?
 ルルゥって本当に沖縄まで来たのか。ま、ジュリアが小夜に付きっ切りで沖縄に来てる関係上、ルルゥも一緒にいたほうがいいんだろうけど……せっかくの沖縄も昼間に出歩けないんじゃねぇ。
 オモロの再開祝いにゾロゾロ人が来てるけど、香里が見たらいったいどういう関係の集団なのかわからんだろうな。デヴィッドやルイスならジョージの友人とかで通用するだろうけど、ジェエルやルルゥはねぇ……
 宴会の途中、眠りの時が来た小夜。そのままカイにつれられて例の宮城家の墓地に向かってるけど……あんなとこで20年も眠るんかい。
 ラスト、ディーヴァのガキをつれて墓地にやってきてるカイ。別に小夜が目覚めるとか言うんじゃなくて、定期的にやってきて様子を見てるってことだろうけど、そこに一輪の薔薇。ハジが置いていたってか。ま、結晶化するアンシェルに捕まれたぐらいで死ぬわけないだろうけどね。

◎ツバサ・クロニクル(第2期)
 (第46話)
 小狼たちを案内するキィシム。前の事件の後でキィシムが領主の息子に仕返ししようとしてたら、再び羽根が現れ、それを手にした息子が力を手に入れてキィシムの世界の住人を操ってたってか。懲りないやつだね。
 鏡を持ってないから秘術の使えない春香たちを残して二人で殴りこむ小狼と黒鋼。ま、この世界の住人って言ってもキィシムみたいに高度の秘術が使えるわけでもないから、所詮は雑魚の寄せ集めね。
 春香の母親とは何度も対決して、最後は最高の秘術に敗れたというキィシム。その秘術を知りたがる春香に、それは術者として自分が考えることだって話だけど……
 2つの世界は裏表みたいな関係だからって、春香の鏡を持ってこっちの世界にやってきたサクラたち。何か安直ね。
 その鏡を手にして人間に不信感を持つ住民たちの前に出た春香。しかし、秘術は使わずに鏡を置いてお互いの理解を解き始めてるって……。ま、こいつらは羽根の力で操られてたわけではなかったけどね。春香の母親がキィシムを負かせたという最高の秘術も、同じようなものだったって話だけど……
 小狼たちに追い詰められた領主の息子。所詮は小者ってことで哀れだね。

◎ストロベリー・パニック
 (第25話)
 エトワール選へのエントリ締切日を翌日に控えて、ミアトルではダンスだけが出来ずに苦闘してる渚砂。
 一方、スピカ側は天音の記憶喪失のまま、夜になっても天音と光莉が帰って来ないので心配した夜々と詩音がいちご舎の玄関先で夜通し待ってるんだけど……その2人のために毛布を持って現れ、一緒に天音たちを待つ要。この前までと一転して良い役取ってるな、このねーちゃん。
 しかし、いちご舎だとふだんなら渚砂たちも絡んでくるのに、今回はスピカだけで固めてるな。変に三校合同の寄宿舎なんて作るから、こういうときに不自然になってくるんだけど……
 光莉と一夜を過ごしてる間に記憶を取り戻した天音。なんか落馬事故以前よりも積極的になったような気がするけど……
 締め切り当日になってもダンスが仕上がらない渚砂。これが最初で最後だとばかりに静馬が直接手を取って手ほどきしようとするけど、そのとたんに見違えるように踊れるようになってる渚砂……なんか結末見えてるような話だね。
 で、ミアトルの全校生徒の前で万を期して出馬宣言する玉青と渚砂。いよいよ、翌日がエトワール選の本番だけど……
 どうでもいいけど、今回、ル・リムの連中が完全に蚊帳の外で出番無しってのが……

◎ふたりはプリキュア Splash Star
 (第33話)
 あ~あ。また行き着くところマッチョな敵に終わったってところか。やってること1作目から変わらんね。

《おまけ》
◎ウルトラマンエース(再)
 (第20話)
 北極星に向かって偵察中に空を飛ぶ船を見た北斗。TACのメンバーは話を信じず、北斗が疲れてるとばかりに休暇を取らされてるけど……
 休暇をいいことに問題の船を調べる北斗だけど、そこに現れたのは東光太郎……じゃなくて、篠田一郎と名乗る男。どうでもいいけど、5000トンもの巨大な客船を個人で所有してる青年って、いったい何者だ?
 北斗が船が飛んだ形跡に気付いたとたんにいきなし超獣ベニストラを出してるヤプール。いったい何を考えてるのかわからんね。
 町の被害を防ぐために超獣を海に追い出すという北斗に反発してる東……じゃなくて篠田。TACの攻撃を受けて海に追われる超獣。船を出そうと係留してる鎖をダイナマイトで爆破しようとしてる篠田。いや、船にダイナマイトを隠し持ってるなんて物騒なやつだね。こいつ、まさか全学連のテロリストじゃないだろうな。
 そんなことは無関係のように超獣が近付いたら宙に浮かんでる客船。別に鎖が切れたわけでもないんだけど、どうなってるのかよくわからんね。だいたい、超獣が客船を飛ばしてたのは良いけど、ヤプールはそれでいったい何をしようとしてたんだ?
 のこぎりで鎖を切って船を逃がしてる篠田。自分で動かさない限り待っていても船は動かないってわけのわからんことを言って大学に戻ると言ってるけど……こいつもヤプール並みに意味不明なやつだな。

◎ウルトラマンメビウス
 (第25話)
 ヤプールによって復活した超獣ドリゴリー。何か探し物をしてるのかと思ったら、あっさり異次元に帰って行ったけど……。その後で何か蛾の羽のようなものを見つけてるジョージ。
 対ヤプール用のメテオールを持ってフェニックスネストにやってきた異次元物理学の権威、フジサワ博士。それを聞いて慌ててるサコミズ隊長だけど……コーヒーの臭いが嫌いだってかい。
 意味深にミライを見詰めてるけど、こいつも正体を知ってるのか? 補佐官を見るなりエビスって呼んでるあたり、以前のメテオール紛失の一件はGUYSの上層部にはバレてるみたいね。なぜかジョージと引かれ合って、分厚い本を渡してるけど「読んで良いと言うまで読むな」って、何か露骨に罠っぽい感じ。
 メテオールの設定中にいきなし巨大な蛾に襲われ、体内に入り込まれたフジサワ博士。ジョージが持ち込んだ羽から実体化したのかとも思ったんだけど、別にそういうわけではないみたいね。
 水に触れると爆発するというメテオールを持ってプールに放り込もうとしてるのは良いけど、ドリゴリーは33年前のプログラムそのままに動いてるから、フェニックスネストの所在地にあったはずの妖星ゴラン爆破用ミサイルを破壊しようとしてたって……さすがはお間抜けヤプール、やることが違うねぇ。
 しかし、33年前の事件って、確かにメトロン星人Jr.はミサイル破壊を目的にしてたんだけど、ドリゴリーってたまたま同じ時期にヤプールが放っただけの怪獣だったんじゃないのか? そもそもヤプールの目的って地球侵略であって地球の破壊じゃないだろ。ゴランの衝突で地球が壊れたら意味ないじゃないか。
 しかし、メテオールはニセモノで、すべてはドリゴリーを騙して誘き出そうとするフジサワ博士の策略だったってか。正体を現してメビウスと戦うドリゴリー。不利になって異次元に逃げ込もうとしたらメテオールで出口を塞がれて墜落とは哀れね。
 ところで、苦手なのは海で、泳げないわけではないと判明したジョージだけど、ダイビングが趣味のフジサワ博士に海底散歩のデートに誘われてるとは、いとおかし。

◎仮面ライダーカブト
 (第34話)
 矢車と天道の対決は、影山が天道に泣きついて水入り。ゼクターを失った影山は三島からもシャドウからもお払い箱ってか。哀れだな。ま、かつて矢車が味わった境遇だけどね。
 浪費癖を直すために庶民の暮らしを学ぼうとしてる神代はいいけど、庶民の服を買おうとして作業員を指差したと思ったら、小学生が通り掛ったおかげでガキの服を買わされてるとはマヌケ。
 渋谷での出来事って、例の鉄仮面とひよりが接触した反動で2人とも異次元に飛ばされ、その巻き添えで天道たちは三島のいた海に飛ばされたってか。セリフで説明しないとさっぱりわからないってところが映像センス抜群だな。
 三島を呼び出し、自分の持つゼクターとハイパーゼクターを交換しろという天道だけど、取引に応じない三島。しかし、7年間干し飯しか食ってなかった蓮華が天道の料理に篭絡されて三島のところからハイパーゼクターを奪いだしてるって展開。
 三島とシャドウに追い詰められた蓮華。その前に現れて横取りしようとしてる麗奈。そして天道が現れて三つ巴の戦いかと思ったら……加賀美が潜んでたのが謎。三島に押されて転落する蓮華。ハイパーゼクターよりも蓮華を助ける天道だけど、その隙にハイパーゼクターは麗奈の手に。しかし、ケースを開けたとたんに三島が爆破してハイパーゼクターは消滅。
 しかし、なぜかハイパーゼクターは天道の手に。それは未来で再び作られたハイパーゼクターが時間を越えてやってきたってか。で、今まで出て来たハイパーカブトって、あれは未来の天道だったってか。こうなったらもう三島ごときが何を企んだって無駄って話だな。
 戦いの後で蓮華のそばに落ちてきたのって三島の眼鏡だと思うけど、あれは何なんだ? 三島がやられたようには思わないし、蓮華が落ちたときに一緒に落ちたものだったらとっくに(ハイパーゼクターが破壊される前に)地面に落ちてるはず。なんか爆破イベントは後から挿入された話で、元々は蓮華救出から先頭終了まで一回のクロックアップの中のことってイメージで撮影したとか言うんじゃないだろうな。杜撰だな。

週刊アニメ定点観察 Vol.512 (2/3)

2007年05月03日 | 週刊アニメ定点観察
期間:06/09/19~06/09/22

◎つよきす Cool×Sweet(終)
 (第12話)
 何かいきなりOPにセリフや効果音を入れまくってるんだけど、普通に見たら物凄く間抜けね。
 乙女の差し金で素奈緒を連れ戻しにやってきたレオ。そこに同じ目的でやってきた静香にデート扱いされてるとは、いとおかし。
 レオに強引に引っ張られた素奈緒だけど、学校に着くや否やいきなし次期生徒会長を賭けた弁論大会に引っ張り出されてるとは災難ね。立候補届けはエリカが勝手に自分が推薦人になって出してるし……
 何を喋ったらいいか戸惑う素奈緒に、どうせお芝居しかできないくせにと挑発してるエリカ。開き直って自分が転校してきて以来のことを一人芝居で演じる素奈緒。特に乙女やエリカの役はなかなかだね。
 結局、熱演が認められて弁論大会に勝ってしまった素奈緒。自分は生徒会長になんかなるつもりはないと言うけど、自分が生徒会総会長になって生徒会長の素奈緒を扱き使うつもりだから許さないって言ってるエリカって……

 エンディング後のラスト。レオとキスしようとしてるところをギャラリーに冷やかされて中止……というのはよくあるけど、その後に「カット!」。要するに『つよきす Cool×Sweet』は『つよきす』のキャラたちが素奈緒を主人公として作ってた映画だったって
オチね。道理で主人公がレオでも乙女でもなかったはずね。
 もっとも、原作ファンからの不評に対する単なる言い訳って気がしないでもないけど……
 とりあえず、記念撮影の準備で躓いて思わずキスってオマケ付きだけど……

◎ARIA The NATURAL
 (第25話)
 おや、穀潰し3人組のゴンドラ、灯里のが一番立派なのね。ま、零細企業のARIAカンパニーのことだから、いつでも営業用に使えるようにとのことで、姫屋とオレンジプラネットのは練習専用のゴンドラってところか。
 アイちゃんから返事が無いと心配してる灯里。そういえばいつも最後にアイちゃんからの返事があるのに、前回のラストは無かったよな。ま、普通な感じで終わってたから、そういう時もあるってことかと思ってたんだけど、今回の伏線だったのか。
 レデントーレには来るとか言ってたからそのうち連絡があるだろうってことだけど、去年のレデントーレの話になって、寝てたと言ってるアリス。レデントーレは夜通しの祭だけど、次の日も普通に学校があったんじゃ仕方が無いわな。
 3大妖精が揃ってると思ったら、灯里たちで屋形船を切り盛りしてレデントーレの招待役をやれって話。屋形船はプリマじゃなくても良いのか。
 招待客は郵便屋さんに、暁、ウッディー、アルに3大妖精。そして伝説のウンディーネ、グランマ。最後はアイちゃんだけど、結局最後まで連絡が取れずに姿も見せず。時間だからって船を出したところに走ってくるって……。この時代、地球と火星の間の行き来にどれくらい時間が掛かるかわからないけど、どう考えてもメールのやり取りの方が瞬時に終わるから、時間が無かったとは言わせんぞ。それとも、地球と火星の間にどこでもドアとか、瞬間物質移送装置でもあるのか?
 驚かせようと思ってたって……人騒がせな。
 それにしても、ネオ・ヴェネツィアに屋形船って……風情の無い連中だね。それにしても、こいつらよく板間に座れるな。みんな日本人なのか?

◎スクールランブル 二学期
 (第25話)
 原稿がリアル過ぎるって描き直しを食らった播磨。しかし、アシスタントにやってきたのは八雲じゃなくて、天満。ま、八雲の差し金みたいだけど……どうでもいいけど、現実問題として天満がアシスタントに使えるのか? なんか原稿が台無しにされそうな気がしないでもないけど。
 ユーレイちゃんとおたまちゃん……なんか八雲には大事な絵本みたいだけど。で、いきなり八雲を焚き付けてる謎の少女。さて……

◎いぬかみっ!
 (第25話)
 憑依していた赤道斎から姿を現した邪星……薫の絶望を食って勝ち誇ってるのが凶悪だね。そして、啓太への希望をなでしこに語ったまま消滅する薫。ま、本体の肉体は残ってるんだから魂さえ残ってれば復活できるだろうけど……
 それを見て絶望してるなでしこや犬神たちを見て喜んでる邪星だけど……
 大殺界があれば薫を復活させられると檄を飛ばすせんだんだけど、それを聞いて大殺界を奪っていく邪星。何とか奪い返そうとするせんだんたちだけど、邪星の前に次々とやられるだけ。もはや打つ手なしかと思ったら……絶望してたなでしこが本気になって復活。邪星の攻撃もなでしこの前には無力って……さすがにようこが唯一恐れてた相手だね。
 楽に死なせないとばかりに邪星をいたぶるなでしこだけど、薫に化けた邪星の計略で逆転を許してしまうとは、こいつも甘いね。
 仮名と現場に向かってた赤ん坊の啓太だけど、振り落とされて谷に転落とは悲惨ね。

◎ウィッチブレイド(終)
 (第24話)
 大挙襲来するアイウェポン……はいいけど、もうちょっとまともに戦闘シーンを描かないのかねぇ。
 この状況でウィッチブレイドを狙ってくるまりあだけど、こいつらも口ほどには動いてないね。すべてを一度に抹殺するために東京タワーに呼び集めてる雅音はいいけど、そんなとこ選んだら梨穂子が来るだろ。ま、東京タワー周辺は水没してて歩いて近付けないのがラッキーだったな。
 マッドサイエンティストさながらに町に出て、助手に見放された挙句、アイウェポンの下敷きにされて爆死してる西田主任、哀れね。
 真っ先に飛び出してやられてるあおい。まりあを馬鹿にして殺されてるあさぎ……こいつらも救いようが無いな。で、「力は手段であって目的ではない」とあさぎに馬鹿にされてたまりあだけど、最後は雅音に麗奈の面影を感じてやられてるって……結局は母親を求めてたって話だけど、自分で麗奈を殺しておいて今さらそれはねぇ。
 最後に光に包まれながら、ウィッチブレイドとアイウェポンとともに消滅する雅音……はいいけど、肝心なところが黒バックのエンディングの間ってのは酷過ぎ。

 格好のドンパチアクションの見せ場ってシチュエーションの最終回なんだけど、なんなんだ、このまともなアクションシーンの欠片もない顛末は。戦闘はシチュエーション的に見せてるだけ。導示のラボのアイウェポンは自爆してる状況が背景的に描かれてるだけで、暴走アイウェポンと戦ってる光景は無いし。それはまりあたちも同じ。雅音だって冒頭でイメージ的にストップモーションで出てただけだし……暴走アイウェポンって画面的には海から上陸して町を走って東京タワーに張り付いてただけね。これじゃ人的被害は踏み殺された西田主任だけだな。
 まりあたちとの戦いは、とりあえず戦いらしきものは描かれてるけど、とても最終決戦的な盛り上がりも無けりゃ、絵的に動いてもいない。これじゃ、シリーズ前半の雅音と麗奈の戦いとか、後半の雅音がパワーアップした辺りの戦いとかの方がよっぽど派手で丁寧に描かれてる感じ。
 はっきり言って期待倒れの最終回でしかないねぇ。

 ところで、アイウェポンや姉妹たちのことをおおっぴらに報道されてしまってるけど、この始末、どうつけるんだろうねぇ。ま、ナソエフは古水がとっくに死んでて、まりあも西田主任も死んだから、責任はすべてそいつらに負わせるにしても組織としては解体だろうなぁ。導示は和銅にすべて押し付けて蜥蜴の尻尾切りってところ。政府とのつながりが強いから企業としては潰せないだろうし……
 さて、あの後、鷹山は梨穂子に自分が父親だと名乗ったんだろうか?

◎ZEGAPAIN -ゼーガペイン-
 (第25話)
 傍でルーシェンたちが激しい戦いをしてるに関わらず、平和な日常の舞浜の光景。その中で何とか対策を考えてるセレブラントたちだけど……
 オケアノスが沈んだからリザレクションシステムは持ち帰れないけど、データだけならゼーガペインで地球に持ち帰れるって話だけど、地球の工場で組み立てたところでジヘイタスにある舞浜サーバーの連中には恩恵は受けられないって話。しかも、セレブラントにとっては未知の技術が多いから、その解析だけで何年も掛かるってか。
 ルーシェンたちのところに駆けつけたソゴルだけど、一歩及ばずガルダは爆散。フリスベルグはオケアノスの中で、クリスたちは舞浜サーバーの中だから戦えるのはアルティールだけってか。
 いきなし舞浜サーバーの中に放り込まれたルーシェンとメイウー。そして侵入してくるアビス&シンの量子兵器。おや、オケアノスってまだ沈んでなくて、ナーガに乗っ取られてたってか。凶悪だね。そしてナーガはアルティールも送り込んでるけど、同時に雑魚メカもゾロゾロって……酷いな。
 しかし、どうでもいいけど、外からゼーガペインのパイロットがわかるのか?
 一方、地球のデフテラ領域は増大して地球の半分以上を覆いつくしてるし……なんか絶体絶命だね。
 おやま、シズノって人間の幻体じゃなくてナーガの作った人工AIの実験体だったってかい。で、カワグチたちの投げた石がなんかアンチゼーガにダメージ与えて、舞浜サーバーから逃げようとしたアビス&シンはソゴルに追撃されて呆気なく撃墜……こいつらも哀れね。
 舞浜サーバーのメモリを何とか小型圧縮化してゼーガペインで持ち帰ることが出来るようになったけど、その作業には生身の人間が必要だって……本来はロボットのやる仕事だけどって、何か話しの都合の良いようにジヘイタスが壊れてるな。いつの間に舞浜サーバーの外があんな惨状になってたんだ?
 結局、ソゴルが1人、リザレクションシステムで復活して地球に戻ることに。で、リョーコは舞浜サーバーに残したままウィザードにはシズノのが。ま、リョーコは幻体の破損が大きいから今のアルティールにいた状態で舞浜サーバーに残ってた方が良いって話かもしれないし、どうせイェルの自分は地球に戻って人類が復活してもそのままだから、せめてそのときまではソゴルと一緒にいたいと思ったのかも知れないけど。
 しかし、当然だろうけど、生身の人間と幻体は手を触れ合うことが出来ないのね。で、残ったフリスベルグに乗ってるクリスとメイイェン。しかし、こいつらどうやって自力でオケアノスにあるフリスベルグまでたどり着いたんだ? 転送システムはすべてナーガに押さえられてたはずだと思うけど……

◎ザ・サード ~蒼い瞳の少女~
 (第19話)
 火乃香がPSPで出て、輸送機がボギーを放出するまでの状況描写がけっこう細かいね。これでAパートまるまる潰してるか。しかし、なんか露骨にCGが多いな。イクスとパイフウは暇そうだし……
 なんか浄眼機を拉致した後はろくな要求を行ってないんじゃないかと指摘されてるローナ・ファウナ。どうも本当は浄眼機の拉致そのものが目的だったってことか?
 当然だろうけど、突入してくる相手の正体を図りかねてるローナ・ファウナ。ザ・サードが強硬手段を取ったにしては戦力が無きに等しいし、だからって傭兵にしても無謀過ぎるからね。
 絶妙のコンビになりつつある火乃香とブルーブレイカーだけど、ザンカンのことを忘れたわけでもないだろうけど。それにしてもパイフウ、てっきり砂上戦車に乗ったまま迎撃してのかと思ったら、降りて戦ってたのね。ボギーの方も走ってるのに、追いつけってのは無茶だな。

◎XXXHOLiC
 (第21話)
 侑子に休みを貰ってる四月一日だけど、バイトに有給休暇ってあるのか? ま、四月一日の場合はアヤカシから逃れるための代償で働いてるわけだから、そのアヤカシの災難が無いことが有給ってことだろうけど……
 松阪牛を持って勝手に上がりこんでる百目木。すき焼きを作れって話だけど、割り下なんて邪道な物は要らないってのは当然だよね。しかし、四月一日と百目木が張り合ってるけど、割り下入れた上に砂糖と醤油で味付けしたりしたら、味がメチャクチャだろうねぇ。ご愁傷様。
 新しい靴は夜に下ろすなとか言ってたから、その路線で食ってすぐ寝たら牛になるって話かい。
 翌日、侑子の店に泊まって夜に爪を切ってる四月一日だけど……すでに両親がいないから親の死に目も何も無いってか。しかし、夜中に巨大なハサミに襲われてるのを侑子に救われてるけど……四月一日の体質だと迷信に取り付かれるってこともあるのかい。
 さらに翌日、茶柱が立って倉庫でマンガを見付けてる四月一日だけど……『マカロニほうれん荘』の最終巻ってそんなに嬉しいのか? 『マカロニ』の第9巻ってもう完全に鴨川つばめが壊れてしまってるから、読んでてあんまり面白くないんだけどねぇ。(ま、まだ『マカロニ2』よりはマシだけど)

◎ああっ女神さまっ それぞれの翼
 (第21話)
 免許の再交付を受けて天上界から帰ってきたベルちゃんだけど、マーラーに魔族の免許に摩り替えられていたとは悲惨。本人が天上に帰ろうとすると対魔族用の結界で帰れず。ウルドとスクルドが代理で取りに行くけど、手続きに1ヶ月って……
 魔族の強制力が働いてベルちゃんの周囲には不幸の連続。いきなし帰ってきた和尚に他力本願寺を追われていくところなし。雨に濡れて螢一が倒れ、マーラーの甘言に落ちて悪事を始めるベルちゃん。しかし、悪事と言っても信号無視に、コンビニで立ち読み、掲示板の落書き……そんなので螢一の具合が良くなるか?
 結局、女神免許はペイオースの協力で無事に復活。しかし、今度はヒルドが直々に螢一にちょっかい掛けにでてくるか。

◎ケロロ軍曹
 (第128話)
 雷に打たれて侵略カウンターが止まったと喜んでるケロロたちだけど、現場のカウンターが止まったところでケロン軍本部でもカウントしてるだろうに、侵略期限が無くなるわけでもないだろうに。
 ……とか思ったら、止まったカウンターの中から究極の最終兵器キルルが。ま、侵略に失敗したら最初から地球を破壊するつもりだったってことだろうけど……地球には他の宇宙人がいっぱい来てるのに、いきなし勝手に破壊したら問題にならないのか?

◎BLACK BLOOD BROTHERS
 (第3話)
 ミミコと別れたコタロウの前に現れた難民吸血鬼のねーちゃんたち。そこにミミコが追い掛けて来て、コンプロマイザーとしての仕事を全うするためにコタロウを連れて行くなら自分も連れて行けって言ってるけど……
 難民の女の子と折り紙で遊んでるコタロウ。自分も出来るって折ったのは紙飛行機……いや、普通は紙飛行機は折り紙の範疇には入れないだろ。でも、ま、女の子も楽しんでるけど……
 その傍らで血が滴ってる光景。船の中でもそうだったけど、これってこの世界の一般の吸血鬼の吸血行為とは違う、何か邪悪な事件なのか?
 一方、ジローを捕らえたカンパニーの鎮圧部隊だけど、難民の中に1人でもクーロン・チャイルドがいる可能性がある限りは難民たちの始末はやめないって話。そこまで堂々と言い張れるくらいクーロン・チャイルドは恐ろしいって話だけど……
 難民のねーちゃんとミミコの話では普通の吸血鬼の吸血行為で人間が吸血鬼になることはないけど、クーロン・チャイルドは吸血行為でどんどん仲間を増やすって話。だから、難民の中にクーロン・チャイルドがいたら今頃、難民のほとんどがクーロン・チャイルドに転化してるはず(だから今のところそんな気配はないから自分たちの中にクーロン・チャイルドはいない)だと言ってるねーちゃん。でも、ミミコは香港の聖戦で生き残ったクーロン・チャイルドがいたら、今頃世界の多くの人間はクーロン・チャイルドになってるはずだけど、そうなっていないのはクーロン・チャイルドが吸血した相手を転化する前に殺してるからだって……。それを聞いて驚いてるねーちゃんだけど……。
 そういえば、船で血を吸われた船員が死んでたけど、あれって血を吸われたから死んだんじゃなくて、血を吸ったクーロン・チャイルドが証拠隠滅のために殺したのか。
 ところで、昼間の鎮圧部隊との乱闘に苦戦してたジローを、血を吸ってたら簡単に勝ててたと言ってるねーちゃん。カンパニーの規則で自分の血を吸わせることは出来ないって答えてるミミコだけど、オールドブラッドに血を吸われるのはセックス以上の快感だって言われて焦ってるのがいとおかし。
 そこに襲撃を掛けて来た鎮圧部隊。それを止めようとするミミコだけど、同じカンパニーでも部署が違えば聞く耳持たずってか。やむを得ず投降しようとする難民のねーちゃんたちだけど、鎮圧部隊の目的はクーロン・チャイルドの疑いのある難民全員の抹殺だから、投降なんて受け入れるわけないわな。
 ねーちゃんたちが銃撃されたと思ったら、バリアが張られて弾丸はストップ。難民の中に潜んでたクーロン・チャイルドの力だって話。で、誰がクーロン・チャイルドかと思ったら、昼間ねーちゃんと一緒にいた男がそうだったってか。しかも難民のほとんどはすでにクーロン・チャイルドに転化して操られてるって状況。
 この状況でコタロウを探すミミコだけど……例の女の子がすでに転化させられてたみたいだから何か絶望的だね。
 で、そこへカンパニーにいる仲間に助けられてやって来たジロー。これで形勢逆転かと思ったら、血を吸ってないから体力も回復できてない上にコタロウを人質に取られて手も足も出ないってところ。本来なら結界が張られていて入れない特区だけど、ミミコが誤って受け入れてしまったから結界が効かないって、そのまま大挙侵入していってるって話。
 ま、状況的には自分のミスでクーロン・チャイルドを特区に入れてしまったミミコだから、クビを覚悟でジローに血を差し出すって展開になるんだろうね。

◎シムーン
 (第25話)
 ユンのいる泉で男女を選択するシヴュラたち。その瞬間、ユンが何かメチャクチャ重い衝撃を受けてたみたいだけど、泉の番人というのも大変な仕事みたいね。オナシアはそれをずっと続けてたってことか。
 そこにオナシアの代わりにユンがいたことをみんな不思議がってたけど、直前にユンに相談を受けてたロードレアモンだけは一目で全てを察知してた感じだな。
 泉に行った後はそのまま解散かと思ったけど、またアルクスプリーマに戻るのか。
 一方、泉に行かずに残ってたアーエルとネヴィリルだけど、占領軍はそれを許さずに二人を捕らえて強引に泉に行かせようとしてるんだけど……なんでそんなムキになるのかと思ったら、そう言えば泉に行ったらシムーンに乗れなくなるんだったね。どういう仕組みかよくわからないけど……
 アーエルたちの救出のために反乱を起こす元シヴュラたちだけど、艦長やグラギエフともども取り押さえられてる破目に。それでも2人に泉に行く宣言をさせるってことでみんなの前に連れてこさせたのだけど……いきなし、飛び込んできたシムーン。嶺国の巫女たちが艦長の頼みで手を貸したってか。こいつら以前からネヴィリルや宮国の巫女には敬意を表していたからねぇ。
 で、そのシムーンで2人が脱出って話を1話使ってやってるんだけど……これがシリーズの中盤で、その先に戦局の大逆転があるとかいう話ならともかく、今さら負け戦はどうにもならないだろうに、何か蛇足を継ぎ足してるだけって気がするんだけどねぇ。

週刊アニメ定点観察 Vol.512 (1/3)

2007年05月03日 | 週刊アニメ定点観察
期間:06/09/18~06/09/18

◎ゼロの使い魔
 (第12話)
 ルイズの着替え中に部屋に戻ってきた才人。いつもは平気で才人に着替えを手伝わせてるくせして、なぜか恥ずかしがってるルイズだけど……パンツのゴムが切れて落ちてるとは、いとおかし。しかし、不意に切れたんならともかく、穿く前に切れててわからないのか?
 帰省するというシエスタに竜の話を聞いて付いていく才人だけど、例によってキュルケやタバサ、ギーシュも一緒。で、別途、ルイズもコルベールの助手として竜探しにやってきてるけど……
 ま、竜がゼロ戦だったってのは原作通りの話だからどうということはないんだけど、原作通りじゃないのはアンリエッタの手紙が奪われたこと。その手紙の内容が知られてゲルマニアからアンリエッタとの縁談を破棄されてるんだけど……。原作では同盟国であるゲルマニアが躊躇してるうちにトリステインが単独でアルビオンを撃退して政略結婚の意味が無くなったからこっちから婚約を破棄したんだよな。
 コックピットに座るな否やゼロ戦の操縦方法が頭に浮かんでくる才人。ガンダールヴの能力って便利だね。どういう仕組みか理解不能だけど……
 そして、さっそくトリステインに宣戦布告してきた新生アルビオン。ま、この世界の戦争だから国家総力戦というわけではないだろうけど、ついさっきまでアルビオンの内戦で苦労してたような連中が休むことなくトリステインに攻めて来るって……いったいどれだけ国力が余ってるんだ?

◎となグラ!
 (第11話)
 なんだかんだと言って、勇治への初恋は大事にしてるのね<香月。
 みんな揃って浴衣で花火大会……はいいけど、宿題の追い込みの最中ってのはお約束だね。それにしても、二学期までは教師じゃないって宿題を手伝うか<小五郎。
 万能ボケボケねーちゃん、金魚掬いでも無敵かい。
 小五郎に抱き止められてる香月を勇治が見付けるシーン、いったん勇治の視点から描いた後でその前に遡って香月の視点から描いてるんだけど、ちょっとわかり難いよな。最初から同時進行で描くとか、明示的に回想シーンとわかるようにしてから香月のルートを描くかしとくものだよね。
 香月の初恋の相手は小五郎だと思ってた勇治は、そのまま不機嫌に立ち去っていくけど、銭湯まで付いていって誤解を解こうとしてる小五郎。このにーちゃん、けっこう几帳面なタイプなのね。

◎N・H・Kにようこそ!
 (第11話)
 結局、佐藤のシナリオが全然だから夏コミは体験版で済ますって……ま、よくある話だね。
 一見、普通に社会人生活を送ってるように見えてる先輩だけど……このねーちゃん、デンパ系サイトにはまってるのか。しかし、公務員であんな生活送ってたら、そりゃデンパ系にはまるのも仕方ないけど……ジャンキーかい。
 しかし、あんだけ体験版のCD焼いて、売れると思ってるのか?
 仕事で多忙な彼氏と旅行に行けなくなったって、佐藤に一緒に飲もうって掛けてきてる先輩。薬でハイになってるみたいね。
 「天国に一番近い島OFF」って、いまさらニューカレドニアってわけでもないだろうし、まさかネットの集団自殺とかいう話か? 彼氏と破局になったわけでもあるまいに、このねーちゃん情緒不安定過ぎだな。

 山崎:潜在的ヒッキーだけど、取り合えずは普通に社会生活を送ってるオタクによくいるタイプ。
 佐藤:完全なヒッキー。でも、引きこもってるだけで(親への経済的負担を除けば)周囲に迷惑を掛けてるわけでもない良性。
 岬:ヒッキーの強制的治療でデンパ系に捻じ曲がってしまったタイプ。ヒッキーを自分のテリトリーに引き込もうとする迷惑なやつ。ま、一般人には害は無いけど……
 柏先輩:ヒッキーじゃないけど情緒不安定で被害妄想気味。それが現実に他者を巻き込んでいくという点で岬に似てるけど、本人が無自覚で相手を選ばないだけこっちの方が凶悪。

◎Angel Heart
 (第49話)
 不意に現場に現れた占い師のねーちゃん。やってきた犯人に速攻で人質にされて香瑩も信宏も手が出せずって状態。そこに島津がやってくるという最悪のパターン。
 やっぱり運命は変えられないというねーちゃんの言葉を確認すると、犯人から身を挺して島津を庇う信宏。自分が10年後に生きてる運命が変わらないなら、ここで死ぬことは無いって……メチャクチャだな。結局それで島津は助かってるけど……
 しかし、どうでもいいけど、こいつら、こんな普通の警官の前で拳銃持ち歩いてて、銃刀法違反で捕まらないのか? ま、香瑩と信宏は直前に捨てさせられてたし、リョウが発砲したのには気付いてないだろうから、直接、島津の目の前では使ってないのは確かだけどねぇ。
 占い師を辞めて田舎に帰って運命なんかに左右されない恋をするというねーちゃん。最後に香瑩の未来を占おうとして、逆に自分の未来を見るってか。しかし、自分に子供がいるってのがそんなに感動的な光景なのかなぁ。ま、今までろくな恋の相手にめぐりあってなかったんだろうけど……

◎ラブゲッCHU ~ミラクル声優白書~
 (第23話)
 いよいよ夕海との最終決戦。勝った方が実力ナンバーワン声優って……そんなこと言う割にはろくなプロ声優のオーディション参加が無かったような気がするけど。みんな『スケラブ』のカルトクイズで落とされたのか? 声優の実力とは全然関係ないような気がするけど……
 まずは雨宮愛役のアドリブ対決。こういうのは相手にプレッシャーを与えられる先手の方が有利なのか、それとも対応が練れられる後手の方が有利なのか。ま、桃子はもろにプレッシャーを受けた感じみたいだけど。
 思いっきりシリアスに決めた夕海に対して、桃子はギャグ路線か。愛を南の島から来たスケートを知らない田舎者にしたかと思ったら、魔法のスケート靴で変身魔法少女物にしてるかいっ! おまけに全部夢オチって……凝り過ぎて観客が付いていけないぞ。全部合わせてアドリブで演技してた水斗が凄いな。

 (第24話)
 あれから半年はいいけど、どうみても10年以上は経ってるぐらいにキャラクターのデザイン変わってないか? アタリは『スケラブ2』の製作が忙しくて泊まり込みが多くて擦れ違いの日々ってか。
 しかし、そのアタリは祐理花とデートみたいだけど……
「最近はシスシスやめて声優をやってるんですね」と中学生に言われてる桃子。元々声優だったって言い返せないのか。
 アタリとのことで何か忘れてるのじゃないかと管理人に言われて、天音たちに聞き回ってる桃子だけど、さっぱりわからず。ま、結局はそういうことは無かったみたいだったけど。
 結局、オーディションの結果は与那嶺愛と天瀬愛のダブルキャストだってかい。しかし、いきなり江戸川に食いかかってる新人マネージャーの女の子が良いね。

 え? 最終回じゃなかったの?
 それはそうと、シリーズの初期には頻繁に出てた桃子の大声ネタ、途中からさっぱりなくなってるんだけど、あれも黒歴史にされたのか?

◎桜蘭高校ホスト部
 (第24話)
 鏡夜がホスト部に入った経緯の話。コタツって単に庶民文化ブームの一環かと思ったら、帰国子女の環が憧れてた日本文化なのか。しかし、家族団欒の説明はいいけど、テレビに映ってる番組がゴーストでボケてるのが細かいね。でも、そのテレビ、電源どこから取ってるんだ?
 鏡夜のお姉さんのボケボケっぷりがなかなか。このボケぶりはお姉ちゃんか。しかし、鳳家ほどの金持ちのお嬢様だと家の躾が厳しいからこんなボケねーちゃんはいないだろ、ふつう。
 いきなり京都に行きたいという環だけど、奈良の大仏と五稜郭とシーサーとナマハゲって、いったいどこから仕入れた京都の知識なんだ?
 環に振り回されっぱなしの鏡也。三男坊ゆえに努力しても報われない自分と、自堕落なボンボンの環を比べて嫉妬してるけど、兄を超える努力をしてないのは自分だと指摘されて降参か。
 なんか環に興味を持ったというより、自分のことを見透かされてる感じがしてホスト部に付き合ってるって感じだなぁ。

◎僕等がいた
 (第12話)
 さすがに山本とやったと言われてショックを隠せない七美。別に今の話じゃ無いんだけどねぇ……
 矢野が七美の家に言ったら、母親が「今、風呂に入ってるから」と居留守。せめて「もう寝た」と言えという七美のツッコミはともかく、風呂ぐらいなら待つって言うわな。結局、母親に諭されて花束だけ預けて帰ってるけど……
 相変わらず七美の相談役をさせられてる竹内。ご苦労さんね。
 ま、矢野が過去を開き直るわけじゃなく、やり直せるならやり直したいと願ってたことを思い出した七美が許してるって展開なんだけど……仲直りに手に触れようとしたら虫がゾロゾロでパニック。奈々は虫が苦手だったってことを思い出してる矢野だけど……結局のところ、矢野って七美が奈々と似てるところに魅かれてたってのは事実だろうね。
 そんな矢野に再び近付こうとしてる山本だけど……なんか泥沼だな。

◎コヨーテ ラグタイムショー(終)
 (第12話)
 ギガバンクスの金は全部くれてやるとの提案にも耳を貸さず、ミスターとの決着を迫るマルチアーノ。ま、マルチアーノにとってもギガバンクスを目指したのは金が目当てではなく、自分の中のあるものに決着を付けるためだったってことね。
 要するにミスターにしろ、ブルースにしろ、コヨーテたちの生き様はマルチアーノにとっては憧れでもあったのだけど、ギルドの一員という立場から逃れられない自分にとっては、妬ましい目障りな存在だったってこと。そして本当はブルースを愛していたのだけど、自分は子供を産めない体だからそれを成就させることが出来なかったって……
 なんか(視聴者に)同情を引こうって(脚本家の)意図がミエミエのセリフなんだけど、単に八つ当たりしてるしてるだけじゃないのか。
 ミスターの答えはコヨーテとは気ままに生きて酒を酌み交わす仲間だって話。たとえギルドのメンバーであっても本人の心意気次第で十分にコヨーテになれるって話だな。マルチアーノにとってはそんなこと建前だけにしか聴こえないんだろうけど……
 ビショップとスワンプの到着で何とかマルチアーノを振り切ったミスターだけど、そこに大統領から聞き出した光子爆弾の所在を知らせるアンジェリカからの通信が。しかし、大統領の弱みを握って脅せるアンジェリカって……ま、裏でギルドとつるんで不正をやってたってことだろうけど。
 ギリギリで光子爆弾の起爆を止めたミスターたちを1人で追ってくるマルチアーノ。結局、ミスターとの対決で乗機ごと爆散してお終い。12姉妹(-1)はギガバンクスのところでビショップたちに派手に攻撃されてたから直撃してなくても洞窟ごと生き埋め(アンドロイドに生き埋めも何も無いだろうけど)になってたのかと思ったら、マルチアーノがやられた後に地上で全員揃ってたってか。しかし、こいつらこれからどうするんだろうね。

 『フタコイ オルタナティブ』で注目を集めた ufotable の初のオリジナル作品って話だけど、『フタコイ オルタナティブ』もこれも、その後の『まなびストレート!』も、ネットでの評価はあまり高く無いんだけど、それって視聴者が勝手な期待をしてその通りにならなかったからって逆ギレしてるだけじゃないのかなぁ。
 『まなびストレート!』はまだちゃんと見てないけど、『フタコイ オルタナティブ』もこの『コヨーテ ラグタイムショー』も、普通に見てたら変にオタクウケに走ってるわけでもなく、かといって一般受けを狙った薄い作品でもなく、そこそこマニアックに楽しめる佳作だと思うんだけど……
 ま、確かに1話2話の戦闘アクションと比べたら、その後の戦闘シーンはお飾り程度のものなんだけど逆に1話2話のテンポで話を進められたら物語がわからなくなるんだよね。そりゃ見た目派手なのはいいけど、それはそれでどうせ話がわからないとか批判山盛りになるんだろうし。
 ま、アンジェリカの扱いが中途半端って気がするし、12姉妹もメイとエイプリル以外はよくわからない連中だったし、そんな点で物足りなさは感じるけど、物語の作りとしてはギガバンクスの話1本でちょうど1クールを上手く使いきったって感じがするね。

◎うたわれるもの
 (第25話)
 カミュの中には始祖が眠っていたというウルトリィ。決意を固めたハクオロは自分に何かあったらオボロに後を継げと言ってるけど……
 まるで赤ん坊のように幼児退行化してるクーヤ。悲惨だね。
 カミュを連れ戻しにオンカミヤムカイにやってきたハクオロたちだけど、スライムの大軍を出迎えてるカミュ。なんか成長したというか、雰囲気変わったね。
 カミュが逃げ込んだ先にあったのはハクオロが幻覚に見てた研究棟。ハクオロは氷の中から蘇生させられてアイスマンと呼ばれ、人工生命を生み出す研究に利用されてたってか。で、研究の中断で再び凍結されることが決まったからと、担当の研究者に逃がされたって話なんだけど……一緒にいたミコトがエルルゥたちの先祖だってか。
 しかし、ハクオロってその人工生命の研究が始まる前からどこかで氷付けになってたって話か? 別に実験の途中で冷凍保存されてたってだけの話ではなさそうだけど、そしたら本来のハクオロの正体というのはさらに謎だね。
 ハクオロとディーは本来は同じ存在なんだけど、考え方が違うから互いに認められない相手だって話。ニウェやクンネカムンを操って戦争を仕掛けてたのは、人々が戦いを通して進歩していくのを導くためってか。今回は手駒が無くなったから手を引くと言うディーだけど、因縁を断ち切るとばかりに戦いを挑むハクオロ。エルルゥとの契約は破棄したけど、それでアルルゥの命が尽きたりすることは無いのか?

◎ちょこッとSister
 (第11話)
 温泉旅行で綾乃を見掛けて気になって楽しめないはるま。
 滝の上から飛び込むような素振りの綾乃を見掛けて駆け付けてるけど……単に婚約指輪を捨てようとしてただけね。で、結局、余計なお節介で綾乃を思い止まらせて、元婚約者とよりを戻す手助けをしてるとは、墓穴の好きなやつだな。
 傷心のあまり探しに来たちょこを抱きしめてるはるまだけど、それを目撃してる管理人さん。傍目から見たら絶対に何か誤解するだろうな。
 土産物屋でなんかエロいアイテムばかり目を付けてるちょこ。「管理人さんが前に好きだと言ってたものに似てる」って、その手のアイテムを見せてるけど、そんなのよく店頭に置いてあるね。しかし、慌ててる管理人さんも何か慌てるようなことを言ったのか?
 仕事から帰ってくるや否やちょこから旅行のことを喋り捲られてグレてる真琴、いとおかし。

◎ハチミツとクローバーII(終)
 (第12話)
(自宅の方にバックアップが無かったから、次回にパス)

◎ひぐらしのなく頃に
 (第25話)
 鷹野のことで大石に連絡を入れてるレナ。大石によると鷹野の推定死亡時刻は綿流しの前の晩で、綿流しの日にレナたちと会った時にはすでに死んでたはずだというのだけど……。で、園崎家がレナを必死で探してるという話。レナはオヤシロサマ信仰を復活させようとしてる連中が最近テロを起こそうとしてると言ってるけど……
 警察の調べではレナを探してるのは園崎茜の懐刀の葛西で、レナは家の金を持ち逃げしたまま家出中だという話、
 一方、間宮リナと沙都子の叔父の殺人が発覚するかと心配してる圭一だけど、死体は園崎家で処分したから心配要らないという魅音。で、失踪中のレナを保護するために園崎家のものに探させてるって話だけど……。園崎家がレナを探してるのは鷹野メモの回収が目的なのか、レナの保護が目的なのか、どっちなんだ?
 で、スクラップ置き場の秘密基地に潜んでるレナだけど、首筋を掻いたら血とともに蟲が落ちてきてるって……すでにレナは寄生虫の感染者だってか。
 そこにレナを探しにやってきた圭一だけど、ちょうどレナは隠れ場所を変えるところだったけど、死体が埋めた場所に無かったことに不信感を抱いてるってか。寄生虫の正体は地球侵略を狙う宇宙人で、寄生して宿主を操ってるんだけど、たまにそのことに気付く宿主が現れたら、口封じに殺してるってか。
 そして大石に調べさせたという圭一が雛見沢にやってくる前の悪事を暴露してるレナ。モデルガンで幼児ばかり狙ってて、地元では大事件になったってか。圭一の父親が金持ちだから示談金を積んで適当に処理をして、逃げるように雛見沢にやってきたってか。
 翌日、魅音たちに自分の過去を打ち明けてる圭一。仲間なら隠し事はいけないという圭一に、知られたら困ることを隠せない仲間なら要らないという魅音。梨花も隠したい秘密と隠してはいけないこととは違うと言ってるけど……

 いきなし、圭一の脳裏に浮かんでくる《鬼隠し編》の光景。自分がレナと魅音を殺したって悔やんでるけど……。圭一がそれを覚えていたということを理解し、それを許すと言ってる梨花。なんか世界のすべてを見切ってる感じだな……というか、梨花にはオヤシロサマ自身が宿ってるってか。
 で、やっぱしこの《罪滅し編》って《鬼隠し編》とは圭一とレナの役割を入れ替えただけの表裏一体の話なのか。
 園崎家に殴りこんでる大石。なんかヤクザの殴り込みだね。で、葛西が鷹野のスクラップ帳一式を持ち出してきてるけど、その中身は「冥界と現世の激突」だとか「地底人」だとか、トンデモ本だかオカルト本のような妄想としか思えない内容……。レナが持ってるのも単にレナが本当だと信じただけのトンデモ説なのか、それとも本物を嘘だと思わせるためにこの一式をでっち上げたのか……
 富竹と鷹野の事件は園崎家は関与してないという園崎茜。こっちもヤクザの姐さんそのものだけど……魅音が一緒にいるのは、あくまでも園崎家の当主の代行は魅音であって、母親の茜はその後見人にしか過ぎないって話かね。ま、確かに園崎家が2人を始末したんなら死体が簡単に出てくるわけは無いわな。