電脳アニメパス

アニメ及び周辺文化に関する雑感

週刊アニメ定点観察 Vol.525 (1/3)

2009年01月23日 | 週刊アニメ定点観察
期間:06/12/18~06/12/20

◎乙女はお姉さまに恋してる
 (第11話)
 幼少の頃、瑞穂ちゃんに助けられた夢を見てるまりや。しかし、夢で瑞穂ちゃんは貴子を助けて自分は見捨てられる結末に……
 瑞穂ちゃんを避けまくってるまりやだけど、風邪で倒れてしまう破目に。寝込んでるまりやのところにやってきて、無理やり脱がせて汗を拭いてやる瑞穂ちゃん。ま、相手がまりやだし、すっかり思考回路が女の子になってるから瑞穂ちゃん自身は何にも思ってないんだろうけど、まりやにしたら意識しまくりだわな。
 全快した途端、強引に瑞穂ちゃんに男装させてデートに連れ出してるまりや。ようやく自分の気持ちに素直になれたってところだけど……
 帰って来たら怪しげな男たちにさらわれそうになってる貴子が。とっさに誘拐犯に立ち向かう瑞穂ちゃんだけど、相手が斬りつけてきたナイフで作り物の胸がざっくり。それを貴子に見られてしまってさあ大変……ってところだけど。

◎N・H・Kにようこそ!(終)
 (第24話)
 岬を追いかけ、深夜の絶壁にたどり着いた佐藤。ここって東尋坊あたりがモデルなのか? 前回の様子だと東京から北西の方向だから北陸のどこかだと思うけど。
 岬の自殺を止めたまではカッコ良かった佐藤なんだけど、そこでNHK陰謀論を振りかざして特攻死を選ぶってか。ま、転落防止ネットのおかげで死ねなかったんだけど……本気で死ぬつもりならそこからでも飛び降りられるだろ。ま、たいていの自殺者はそこで思い留まるから意味がある設備なんだろうけど……
 山崎は北海道で見合い結婚、先輩は新居で無事出産とそれぞれ健全な生活に向かってるみたいだろうけど、佐藤と岬は相変わらずか。ま、佐藤はバイト生活を続けてるし、岬も希望を取り戻して大検を目指してるって話だから、少しは前向きに進んでるのかしらないけど……

◎僕等がいた
 (第25話)
 矢野が七美に母親と東京に行くってことを伝えるまでの流れを断片的に繋げまくっただけの話だな。ま、躊躇や逡巡ってのはわかるけど、話が断片的過ぎて時間の切換えが早過ぎ。いや、前回辺りでとっくに決着付いてるのかと思ってたけど、無闇に焦らしまくってるな。

◎らぶドル ~Lovely Idol~(終)
 (第12話)
 いよいよ3期生のイベント当日。ま、この期に及んで事件があるわけでもなく、本番までを淡々と描いてるだけだね。かといってイベント本番を詳細にやったりもしてないから、最終回のクセに盛り上がるところが全然無いという酷い話。1期生、2期生も日渡あやが司会やってた以外は1カットだけ集合で顔が映ってただけだし……
 EDの触りが本編のアンコールとシンクロしてるんだけど、冒頭以外は通常の絵のままだし……最後の最後で思いっきり冷めさせる最終回だな。

◎ちょこッとSister(終)
 (第24話)
 番外編のクリスマスって感じだな。冒頭から出てるやさぐれたねーちゃん。何者かと思ってたら、去年のクリスマスにちょこを運んできたサンタのねーちゃんってか。
 ちょこのプレゼントを写メールにしてどこかに送ってる真琴……と思ったら、相手はオダエリちゃんか。しかし、どこかのモデルさんはともかく、アイドルってクリスマスイブは仕事が無いのか?
 エピローグはサブキャラ大放出だけど、あまりにサブキャラすぎて知らないのが多かったりするけど……

◎Pumpkin Scissors
 (第12話)
 アリスがさらわれたことを嗅ぎつけたのか、また陸情3課に取材に来てる記者のにーちゃん。前回殺されたおっさんの事件に陸情3課が絡んでると思ってるみたいだけど……伍長のドアノッカーのことを持ち出されたら大尉も警戒するわな。
 そこに帰って来たアリス。さっそく記者を追い返すけど、例のインビジブル・ナインについての原稿のことを勘付かれて、先回りして入手されてしまうって展開。で、現行をデスクに持ち込んだ記者だけど、裏付けを取って来いと言われて出掛けた間にどこかに通報されてるって……ま、セシルの兄が殺されてる時点でマスコミ関係も押さえられてるだろうからね。
 アリスが記者を差し向けたと思ってたセシルだけど、そこに再び現れた記者。アリスが安易な発表の危険性を説くけど、聞く耳持たずってか。
 結局、記者自身も原稿を記者に売ったセシルの兄の友人たちもみんな殺され、原稿はどこかに消失してしまったって展開。自分の知らない間に紛失したという編集長の話は信じがたいけど、ま、当人が見ない振りしてる間に組織の連中が処分したってことだろうねぇ。
 悔しさを胸に決意を語るアリスだけど、セシルは世の中すべてが信じられなくなったって感じだな。

◎金色のコルダ ~Primo Passo~
 (第11話)
 天羽さんの家で香穂子と冬海さんとでお泊りの打ち上げ。ま、天羽さんが取材がてらに強引に誘ったってところなんだろうね。香穂子に「香穂先輩と呼んで良いですか?」と言って自爆してる冬海さんがなかなかね。
 第2セレクションの結果は土浦が1番で香穂子が2番。普通科組が上位を独占してるから音楽家の連中はあんまり快くないだろうね。ま、コンクールに選ばれなかった上級生の不満が音楽家の1年に向けられてるみたいだけど……
 柚木が屋上で『アルビノーニのアダージョ』を吹いてるところに遭遇した香穂子。いきなり「おまえはウザイ」って言われてるけど、いつもの親切な先輩の顔ってのは余所行きの猫を被った姿だってか。

◎ネギま!?
 (第12話)
 冒頭で刹那と木乃香の馴れ初め話をやってるから本編もそっち方面の展開かと思ったら……そういえば夕映が仮契約(キス)を拒んで逃げ出したって話だったっけ。
 しかし、夕映さん、逃げる逃げる。これが乙女の純情ってやつだね。ま、年頃の女の子だからキスに興味がないわけでもないし、ネギが嫌いなわけでもない。でも、いざ直面したら恥ずかしいし、何より本屋ちゃんの手前もあるし……
 いや、もうあれだけパートナーがいるんだから今さら夕映1人が本屋ちゃんに義理立てしても意味無いような気がするけど。でも、楓の追跡を振り払ってるのは凄いね。
 一方、学園中を夕映を追って探し回るネギたちだけど、さすがにこれだけ派手に夕映を追っ掛けてたら何かあると勘付かれるのも当然なわけで……。しかし、千雨のネットアイドル発覚があまりについで過ぎなのがもったいない気が。いくらでも話が作れそうなネタなのにね。(その辺は旧作でやってるといえばやってるんだけど)
 最後は意を決して自分からネギのところに飛び込んでキスをする夕映。これでどうにか仮契約完了……と思ったら、騒ぎで集まってきた他のクラスメイトたちの衆人環視の中っていう羞恥プレイ……じゃなくて、モツ&シチミの眼前で明白にネギの正体がばれたことが露見。たちまちネギはチュパカブラにされてしまいましたってか。おまけに例のスタークリスタル絡みで一同まとめて暗黒空間に飲み込まれてるという、ドタバタギャグから一転して絶体絶命の大ピンチという展開。ま、唯一の救いはその前に高畑先生と黒薔薇男爵が暗黒空間に飲み込まれてたみたいってところか。ま、エヴァ(と茶々丸)の居場所も気になるけど……

◎奏光のストレイン
 (第9話)
 ラルフの妹だという正体が発覚してしまったセーラ。ラルフを兄の仇だと狙ってるロッティは怒り狂ってブラック状態。なんかおもいっきしトラウマを刺激したというか、逆鱗に触れた感じだね。
 艦長たちの尋問を受けるセーラだけど肝心なところを黙ったままだからラルフのスパイだという疑念は晴れない様子。しかも、ラルフの襲撃をセーラの奪還が目的だと誤解してるみたいだから、練習艦リベルタッドは補修も済まないうちにグォール空間補給廠からも追い立てられる始末とは悲惨ね。ま、次の目的地は正規軍の駐屯施設だからそこまでたどり着ければ安泰だってことみたいだけど……
 艦内で孤立するセーラ……歩兵科でイジメを受けてたときよりも悲惨だな。そこへ銃を向けて現れたロッティ。すべての元凶がセーラだとばかりに責め立てようとするけど、ようやく涙ながらに自分の決意を語るセーラ。妹の自分がラルフを殺してすべてを終わりにするって……
 いつの間にか銃を下ろしていたロッティや、その様子をモニターしていた艦長たちはいいけど、他のクルーの誤解ってのは解けるのかねぇ。

◎夜明け前より瑠璃色な Crescent Love(終)
 (第12話)
 手を握ってライオネスの前に現れたフィーナと達哉。高野が装置を切り替えてその様子を月と地球全体に中継してるんだけど……切り替える前から地球のテレビにその映像が流れていたのは気のせいか?
 ライオネスに月と地球の和平を説く二人。それに心を動かされ始めるライオネス。しかし、いきなしユルゲンが反乱を起こし、平民出の国王になんか従えないと、協定違反の最終兵器を明らかにした上で地球との全面戦争を宣言。しかし、その様子がすべて全世界に筒抜けだったのが運の尽き。広間を包囲したカレンの部隊によって反乱は鎮圧。マヌケな最後ね……と思ったら、最後の足掻きでフィーナを射殺。しかし、倒れたのはフィーナを庇った達哉……
 尊い犠牲によって月と地球は真の和平への道を歩み始めました……って感動の終わりになるのかと思ったら、いきなし異星人の宇宙船がやってきて、怪しげなビームで達哉は蘇生って、いったいどんなトンデモアニメなんだ? で、現れたのが達哉の父親。異星人の遺跡を調査してたら異星人に拉致されてたってか。
 月と地球の和平のはずが、知らないうちに異星人と和平を結ぶ話になってるし……これ、まさか原作もこういう話だったんじゃないだろうな?

 何はともあれ、数年後、フィーナと達哉は無事に結婚してメデタシメデタシ……は良いんだけど、普通なら感動の回想シーンが(作画面で)痛々しい画像の連続になってるのが悲惨過ぎね。ま、一応キャベツは見られる映像にはなってたけど、キャベツだけ直したところでどうにもならんだろ。これ、DVDだともうちょっとマシになってるのかねぇ。